農業 の付いた活動報告
こんにちは.けんゆーです.第8回目の活動報告を行いたいと思います.=======すみません!宣伝になります==========以前の活動報告から3週間くらいの日数が経過してしまいました.実は,文字ベースの報告から,画像・動画ベースの報告にシフトしていき,各種SNSを通じて毎日発信をしているところであります.・Youtubeでは日々の活動報告を上げています.どのような野菜を植えていて,どのように成長していっているのか,ほぼ毎日,1~3分ほどの短い動画ですが報告をしております.https://www.youtube.com/watch?v=w97x7E6qsPcぜひ,チャンネルも登録していただけると幸いなところです.(この動画を編集してくれているのは,宮後健太郎くんというクラウドファンディングを支援していただいている僕の後輩です.最近では野菜もフルーツも一緒に作っているという感が出てきて嬉しいのです.)・インスタグラムをされている方は,こちらから入れます.・ブログはこちらから!兼ホームページ,兼ECです.(尚,まだ売れるものはありません.)=======宣伝でした!ありがとうございます=========宣伝を読んでいただいてありがとうございます.さてさて,12月も突入し,だいぶ肌寒くなってきたと感じますが,皆さまはお元気でしょうか.沖縄も肌寒くなり,最近は,長袖を着用していますが,まだ厚手の羽織ものには手を出さずやっていける気温です.体調管理も気をつけてくださいね!ということで,今回は「太陽に従い生活をすることで自律神経くんが整った」というテーマで書いていきたいと思います.実は,農作業を初めて,40日くらいが経過したのですが,「ものすごく体調が良い」のですよね!一般的には3Kとか,5Kとか言われている仕事ですが,いやいや,そんなことは無いのです.身をもって主張させていただきたいのです.あっ,ちなみに,5Kというのは,・きつい・汚い・かっこ悪い・給料低い・結婚できないの「か行」から始まる上のこれらですね.農業を始めとした第一次産業によく使用されます.しかし,実際に農作業を毎日やってみると,ものすごく「気持ちよい」のですよ.おいらの自律神経くんもそういってます.おかげできちんと自律できたと.先ずは自律神経くんについてさくっと書いていきたいと思います.自律神経くんというのは,漢字のごとく,自律的に活動し,我々人間の体を支えてくれる大事な大事なやつらなのです.我々の意思とは反して臓器や血管系などをうまく動かしているのです.自律神経くんという他人呼びは,あながち間違っていないのですね.自分の中ありますが,彼は独立して動いているのです.彼のおかげで,我々の体温が36~7度程度に保たれ,呼吸も整い,夜は眠くなり,集中したい時にはガッと頑張れるのですね.自律神経くんには感謝です.我々の身体は多細胞でできているので,生きているいろんな彼らとも共存していかないとダメなのですね.過酷な環境で身体を酷使すると,もちろん自律神経くんというのは狂ってしまって,自分らの意思に反して体調というものは壊れてしまうのです.あまり深く書きすぎると,ボロが出てしまうので,ここら辺で自律神経くんの詳しい内容は割愛しますが,農業をしているとなぜ気持ちい良いのか?なぜ自律神経くんが整うのか?ということを深掘りしていきます.基本的に自律神経くんが上手く機能できるためには,我々は以下のことを守るべきです.・十分な睡眠・適度な運動・偏食せず食べる・ストレスを抱えないこれです.この基本的な要素を守るのは,現代人としてかなり難しい場合もありますが,「農作業は太陽に従うので自然と守りやすい」のですね.以前はずっとパソコンの前で作業をしていたので昼夜逆転,寝不足気味,飯も運動も気にしないという非人間的活動をしていましたが,これ,,,やばいですね.(今更気づいてしまったのです.)太陽が昇ると共に活動し,朝7時から15時まで作業をするという毎日です.適度な運動と,早寝早起きが習慣化して,身体がすこぶる調子が良いのです.あと,なんか疲れにくくなったような気がします.いや,確実に疲れにくくなってますね.健康で身体を思いっきり動かせるのって,何よりも嬉しいことだと思うので,これからもしっかり寝て,食べて,動くということをやっていこうと思ったのです.あと,寝るのも,食べるのも,動くのもかなり贅沢なことですからね!皆さまも,お身体にはお気をつけて下さいね!しつこいようですが,4コマ漫画描きました.新規就農相談に行きました!話は変わりますが,就農のための新規就農相談会に行きました.色々な農家さんたちと会ってお話をしました.日本の農業がなぜ国際競争力がないのか?ということを常々,皆さんも思っていると感じますが,その根源的なものがそこの新規就農にあると思いました.日本の土は恵まれています.日本の農業に対する支援・補助金は手厚く優遇されています.しかし,それを管理している場所・仕組み,体制,全てが古過ぎます.手厚い支援と肥沃な土のおかげでなんとかやっていけるので,工夫する理由があまりないのです.例えば,ネット販売に関していうと,個人でインターネットで売れる人はかなり希少な人材だという印象です.もちろん,個人で売れている人はいます.SNSにも力を入れて営業・販売しています.しかしまだまだ少ないのです.僕もそれを推し進めたいと話したら,ほとんど無理だと言われました.JAや直売店とかで,売れる野菜や果物のニーズを聞いて,それを先ずは作りなさい,作る品種は2〜3種で!とのことを言われました.今まで新規就農してきた人はみんなそうしていると,そしてその2~3品種に絞り,農大やどこかの農家で技術で学んでこい!と,半年,一年は修行してこいと.お前には技術はないのだからと.(初対面でしたがかなりキツめに言われました)正直,びっくりしましたが,新規就農者でなかなか革新的なやり方が出てこない理由はそこかと深く感じました.フィルタリング機能が掛かっているのですね.チャンスすぎる業界ですね.小さい圃場でスピード感を出すには,「多品目栽培,オンライン学習,SNSマーケティング,ネット販売 +α 」であると思っているので,おいらは新規就農相談センタの人らのやり方には従わず,今日も改善しながらで頑張ります.やりたいようにやってみます.ではー!
こんにちは.けんゆーです.7回目の活動報告を行いたいと思います.先日(2019.11.18)の沖縄は,午後から結構な雨が降りました.けんゆー観測史上,初の雨ですね.ありがたいです雨が降ると仕事が捗るということは,5回目の報告書に書きましたので,そちらをご覧くださいませ!(農業は,雨が降ると仕事が捗るのです.)さてさて,一昨日(2019.11.17)はマルシェと言われるものに出品させていただきました!最近,市民権を得たような気がする「マルシェ」という言葉は「市場」という意味です.もともとはフランス語ですね.マルシェの簡単なイメージは,フリーマーケットでしょうか.かつて「フリマ」と言われていた言葉が「マルシェ」になったような気もします.なんちゃらマルシェで果物や創作パンなどを買って食べた際には,「セボーン(美味しー)」や「トレビアーン(素晴らしー)」などと言っておいたら,よりそれっぽくなるのでオススメです.話がフランス語に引っ張られましたが,マルシェに出品した時に感じたことや,経験したことなどを活動報告とさせていただきます!Sango マルシェSangoさんが企画したこちらのマルシェに飛び入りで参加させてもらいました!実は,チラシを見たのがマルシェ前日16日の夜8時くらいで,全くもって自分を知らない方々でしたが,担当のソブエ・ユリさんに電話をして直談判,出店の許可をいただきました!出店の仕方も,フルーツの見せ方も全く分かりませんでしたが,勢いと熱意をかけ,状況を説明し,快諾をいただけました!ビギナーズラックなのです.徹夜でマルシェの出し方・商品の用意・準備などをドタバタで行い,根気で仕上げました!笑(前日は農作業を夕方6時までやっていたのでフラフラしてましたが,,,なんとか!!)研究論文を書いているときのあの締め切りに追われる日々のおかげで徹夜の底力が付いてます!笑あーでもない,こーでもないと,身内間で作戦を練りながら,ポップや会場での売り出し方を議論してはドン・キホーテに走りました.朝5時まで空いているのは助かります.笑ビギナーズラックですね.(使いたいだけ...)現場の様子など↑現場の写真です.日当たりがよくトレビアンな一日になりました!Sangoファームさんの畑の前でやるマルシェは最高でした.↑接客中はこれの10倍笑顔で頑張っていました!笑夜中作ったポップです.ちゃっかり,自分の宣伝もしております.マルシェで出品したメンバーさんたち!↑素敵な出会いをありがとうございました.↑東村にて森のパン工房 Sangoを運営されているまりえさん.スターフルーツ食べていただいて,ありがとうございます!↑フルーツを二つもお買い上げしていただき,母とかなり仲良くなっておりました!ありがとうございます.セボーンのようでした!農業をやると決めた当初から,生産と販売に同じくらい力を入れて活動をしていかないといけない!ということは常に頭にありました.つまり,作り方を工夫することと,売り方を考えることですね.お百姓さんは毎日夏休みみたいなものですが,作りっぱなしでは,夏休みの自由研究です.自分が作ったものを対価を払って人に買ってもらわなければいけません.そのため,作ると売るを同時進行で行う!そして,どちらも改善してより良いものを作り,より良い方法で売る!ということをしないとダメなのです.今回のマルシェでは,スターフルーツ1袋(1個か2個)で100円で販売しました.39袋,持ってきたものほとんどすべてが売れました.Sangoさんの集客のおかげさまです.そして,市場のおかげさまさまなのです.喜び楽しみを担保しつつ収益最大化の工夫が足りないし,自分はまだまだ認知度が低いのです.それでも売れたのは,スターフルーツの認知度が低いためです.物珍しいのはスターフルーツだけにしたいところです.また,始めから1つ100円という安売りに逃げて,精神的安定を図っていたのかもしれません.楽しいことも多くあって,つながりも増えたと感じましたが,まだまだ自分は甘いです.甘いのは作っているスターフルーツだけにしたいところです.つまり,「ブランディング力」の大事さを深く痛感しました.あまり反省ばかり書いていると,日が暮れる量になってしまうので,ここらでマルシェで感じた面白さを書いてみたいと思います.マルシェで感じたface to faceの面白さは,野生のメダカを見つけた感じ!対面販売での面白さ,つまりface to faceの面白さを実感しましたが,今日はそこで感じた面白さをおいらなりに言語化していきたいと思います.わーいわーい(言語化能力が乏しい).インターネットが発達して便利になってきた世の中でありますが,この便利さは,Electronic Commerce (EC),Live Commerce を通してより一層便利になっていきます.情報や物流コストも,日進月歩のテクノロジやあらゆる仕組みの最適化によって,かなり低コストになりました.そしてこの先,まだまだそうなります.今では私たちの頭の中の知識ですら共有財産なのです.このような現代社会における野菜やフルーツの売買というものの新しい価値創出というものは,一周回って face to face にあったりするのかなと感じました.そこではお金とモノの移動だけではなく,喜びや楽しみという感情の上で売買できる高濃度の思い出・経験,仕事をしているようで実は遊んでいるような不思議な感覚です.発達しすぎた便利なEC形式の売買や室内設計が最適化されたスーパーマーケットには無い「新しい」形式の売買です.実はこれは昔から「フリマ」としてあることなのですが,現代ではかなり珍しいのです.珍しいから新しいと感じ,そして価値を感じるからわざわざ足を運びたくなるのです.人間は新しいものが好きな生き物なのですね.新しいモノや出会い,新しい感覚がそこにはあると思うのです.これは例えると「野生のメダカ」を見つけたときみたいな感覚です.メダカは特に高価なものではないのですが,いま,そこでメダカを見つけたということに価値があったりするのです.心が動きます.子供だったら持って帰ります.別にこれはメダカでなくてもカブトムシでも良いのです.ふらっと広場で開催されているマルシェで買う葉野菜は新しい価値なのですね.それはスーパーで買うものと同じものかもしれないのですが,やっぱり何か違うのです.そしてついついマルシェで何か買ってしまうのは,子供がメダカを拾ってくる感覚と似ていると思いませんか?懐かしくも新しい価値ですね.まとめます.生産者と消費者が直接やりとりをするという機会は,もっと多くなっても良いと感じますが,それだとやっぱり上手く経済が回りません.というかここまで大きく発展した現代社会を支えることができないと感じます.多くの人の食が崩れます.慣行農法を取り入れているすべて農家さんが手売りで消費者に野菜を渡すなんてものすごく非効率だし,これは有機・自然農法を実践している方も同じです.しかしながら,生産者と消費者のface to faceに,「野生のメダカ的価値がある」と感じるのも確かです.この世の中,やり方はいくらでもあると思います.新しいフルーツや野菜作り・販売方法を考え,自分なりの行動に返していきます.1日1日を無駄にせず,今日も頑張りますです!ではー!また次回!(本当は多品目少量栽培について書いていきたかったのですが,また今度です!)
おはようございます.けんゆーです.6回目の活動報告を行います.11月も中旬になりましたね.沖縄では圃場(ほじょう)以外の場所では,相変わらず半袖で生活をしていますが,皆様はいかがお過ごしでしょうか.冷え込んでいると思うので,お身体にお気をつけください.さてさて,おいらは徐々に農作業もこなれてきたと思います.畑も畑っぽくなってきまして,管理が非常に大変になってきました.活動報告が中5日空いてしまって申し訳ありません.ここで,皆さんのお口に野菜が運ばれる際,少しでも美味しさを感じさせるために,大変さをシェアしておきたいと思います.畑を耕し,土を作り,マルチを張り,野菜の苗を植える.という作業の繰り返しの傍,水やりや,植える野菜についての勉強,フルーツ栽培の勉強,剪定,毛虫との格闘,フルーツのプチ出荷,情報の発信活動(SNS),動画撮影,そして大きくなったトマト達の支柱を作っていたりと,鬼作業です.おかげでインスタグラムのフォロワーが300人近く増えました.猫の手も借りたいところですが,おいらが声をかけられる実家の猫2匹は16歳になりましたので,人間換算で例えるところの80歳になります.そんなところから,猫の手すらも借りられない現状です.実は,沖縄に来て,一番初めに植えたトマトは,千果(ちか)とアイコという,名前も可愛い2種類のミニトマトなのですが,次の日あたりに植えたフルティカという名前のトマトに背が抜かれました.↑フルティカという中玉トマトです.フルティカは,中玉トマトの中でも非常に糖度が高くて,リコピンを豊富に含みます.リコピンというのは,抗酸化作用があるので美容に良いと言われていますね.沖縄の強い紫外線を浴びて農作業をするおいらにぴったりのトマトなのです.植えた野菜達が大きくなる姿をみているとほっこりしますね.中々の見応えです.かつては草だらけだった場所に,畝(うね)があり,そこに野菜達が規則正しく並ぶ列を見ていると,なんとなく,全体集会の校長先生になったようですが,実際は彼ら(野菜)に水を運ぶというパシリ業をしている毎日なのです.しかし,それはそれで,ほっこりします.植えた野菜の種類をご報告実は,かなりの種類の野菜を植えています.・トマト3種類・ズッキーニ2種類・レタス・キャベツ・人参・小松菜(条(すじ)撒き)・ほうれん草(条(すじ)撒き)・ブロッコリー・茎ブロッコリー・カリフラワー・茎カリフラワー・ロマネスコ・玉ねぎ・ニンニク・スイートバジル・パセリ・セロリ・春菊すでに21種類!!!まだまだ畝は半分以上余っているので,さらに倍になると予想しています.とりあえず色々と多品目の野菜を試してます.ここで,小松菜とほうれん草,人参の3種類は条撒きという方法で種を撒きました.条撒きというのは,畝に苗を定植するものではなく,畝に直線的に作った溝に種をパラパラーとまいていきます.後は土を被せておしまいです.4日くらいたったら,芽が出てきました.↑小松菜です.大きい土の間から顔を出してますね.↑ほうれん草です.細長くて可愛いですね.間引きが必要ですが,またそのくらいになったらご報告します.そして今回は,スーパーではあまり並ばない「ロマネスコ」についてちょっと取り上げます.タイトルの回収です.フラクタルってなんぞや!?ってなっていた方,遅くなってごめんなさい.ロマネスコとは,イタリアのお野菜ですね.カリフラワーの一種という紹介がされることが多い野菜です.日本では馴染みがないかもしれませんが,ヨーロッパではかなり頻繁に食卓に並び,パスタやスープなどに使われています.また,ロマネスコの構造はかなり面白いのです.自己相似という言葉をご存知ですか.ちょっとかっこよくいうとフラクタルと言います.かっこいいので,タイトルに使いました.自己相似というのは,拡大しても拡大しても同じ形が見えてくるものですね.つまり,全体と部分が同じ構造になっていることで,「シェルピンスキーのギャスケット」などが有名ですね.pythonというプログラミング言語を使って,「シェルピンスキーのギャスケット」を一度作ったことがありますので,お時間のあるひとはこちらへ→(セルオートマトンでシェルピンスキーのギャスケットを作る)ちゃっかりブログの宣伝をしておきました.自己相似は海岸線の例の方がわかりやすかったですかね?笑何はともあれ,ロマネスコに神秘を感じる瞬間です.ほんとは,「多品目栽培についての生存戦略」というカッコいいタイトルで記事を書きたかったのですが,また次回にお預けです.ではー!おまけ!おまけです.色々と,お野菜の苗や写真を貼っていきますー!↑左側はブロッコリー,右側がパセリ,セロリ,スイートバジル,春菊です.↑玉ねぎとニンニクですー!↑小松菜です.↑ほうれん草です.赤い種なのです.↑人参の種は赤くないのですよ!シャカシャカしてます.↑ブロッコリーの定植後ですね.左側のネットが貼ってあるとことは,人参を条撒きしてます.人参はたっぷりと水が必要らしいので,乾燥しないようにネットで覆ってます.↑人参はたくさん水がいるのですね.