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最後までご声援宜しくお願いします!またご支援宜しくお願いします!
今回の活動報告は、僕が代表を務める「学生団体For "J" Football」の活動をご報告させていただきたいと思います。
「学生からシャペコエンセへ」
〜シャペコエンセへメッセージを〜
昨年12月に立ち上がった学生団体For “J” Football のもと、2016年11月28日に飛行機事故によって多くの選手が亡くなられたブラジルのシャペコエンセというサッカーチームへ、サッカーをしている日本人学生、社会人の方からメッセージを送るというプロジェクトを始めました。そして、計約60名の方にご協力頂き、2017年2月28日にシャペコエンセへメッセージを届けることができました!
全国大会、卒業間近という中メッセージを届けることに協力し色紙でメッセージをくれた京都橘高校サッカー部3年の皆さん、関西を拠点に活動している我々の活動に賛同し色紙にメッセージを寄せ書きして下さった千葉県のフットサルチームAMISTAD津田沼の皆さん、本当に有難うございました!!!
飛行機事故にあったブラジルのシャペコエンセ。この事故は世界のサッカー界を震撼させる悲しい出来事となりました。彼らはサッカーに人生をかけ、プロになり子どもの頃からの夢を叶えた方々です。そのような彼らが、夢を追い続け選手として試合に挑むための移動中に飛行機事故で命を落とすということはあまりにも残酷だと思いました。そう考えると非常に心が痛みました。皆さんは「サッカーができる幸せ」「夢を追える幸せ」を考えたことはあるでしょうか。これらが絶たれることは想像できないと思います。なぜなら、本当にこの気持ちが分かるのは、その絶たれた者のみが感じることができると思うからです。
日本で1990年代に生まれた私たちは、生まれた当初から「Jリーグが存在し、またサッカーがしたければボールがある。」という環境で育ってきました。
我々世代はその環境を当然のように感じていると思います。そのような中、今一度、この事故を通して我々は「サッカーができる幸せ」「夢を追える幸せ」について考えるべきだと思いました。サッカーに成長させられ、これからの社会を支える我々は、彼らが死をもって残してくれた「当たり前のように夢を追え、サッカーができることは幸せなことなのだ」という次世代へのメッセージに我々は自分たちの成長をもって応えなくてはならないと思いました。そこで、シャペコエンセへ追悼の意を持ちメッセージを送り、これからの人生でこの活動に参加したということを心の片隅に残して「当たり前」という幸せを忘れないで欲しいと思い、日本でサッカーをしている学生を対象にこの活動を行いました。
またJリーグが発展し日本にサッカーが普及された要因としてブラジル人選手の貢献という点は非常に大きなものです。我々のサッカーができるという環境を整えてくれたのはブラジル人選手のおかげでもあります。日本とブラジルでは言語、文化は大きくことなります。しかし、サッカーを大切に思う人々がいるという大きな共通点があります。我々の「サッカーができる幸せ」をブラジルという国から与えてもらいました。そのブラジルでの悲劇は、サッカーを愛する日本人として悲痛に思えることです。
今シーズン、シャペコエンセは苦境に立たされるかと思います。しかし、チームを再建し日本にシャペコエンセの良いニュースが舞い込んでくることを心より願っています。