2021/05/29 15:20

支援者の皆様、この度はご支援いただきまして本当にありがとうございます。
また、本プロジェクトを閲覧頂いた皆様、ありがとうございます。

初めまして。セリを担当しております河合と申します。宜しくお願い致します。

本日の活動レポートでは、5月24日に岐阜市で行われた飛騨牛のセリで、非常に良質な飛騨牛が出品されていましたのでご報告させていただきます。

この日は53頭の飛騨牛が出品されており、そのうち5等級は37頭、4等級は16頭という内訳でした。さらに5等級のうちの雌牛が14頭、雄牛は22頭でいつもより雌牛の出品頭数は少し多かったです。

そして今回のセリで見つけた非常に良質な飛騨牛というのが
BMS No.11(BMS・・・サシの入り具合を数値で表したもので最高値はNo.12)の5等級雌牛です。

最上部の画像をご覧ください。サシが見えている部分は内モモという部位で、サシが良く入っているのが分かると思います。この内モモという部位は比較的赤身が多く、肉色も若干濃いめの部位なのですが、この飛騨牛はサシも多く肉色も綺麗な鮮紅色をしており、ふっくらして張りもありますし非常に良質な飛騨牛です。

実は今回ご紹介させて頂いた飛騨牛の雌牛を育てて下さった生産者の方というのが、なんと地元の高校生の皆さんなんです!現在岐阜県内の一部の農業高校では和牛の飼育を行っている高校がいくつかあるのですが、この飛騨牛はそのうちの1校が育てたんです。すごいですよね。

こうしてセリで高校生の皆さんが大切に育てて下さった飛騨牛を見ると魂の震える思いです。水やエサだけでなく、丁寧な清掃、牛にストレスを与えない工夫など、年中無休でお世話するのは本当に大変だと思います。今高校や大学などで和牛をはじめ、豚や鶏を飼育している学生の方々のうち、将来畜産業界の道を歩む方が何名になるか分かりませんが、その方達が明るい未来を描けるように、弊社としても出来る限りの事を考え実行していきたいと思っております。

本プロジェクトにご支援頂いた方には今回ご紹介させていただいたような良質な飛騨牛をお届けしたいと思っております。

引き続き本プロジェクトを宜しくお願い致します。