こんにちは、BEAM初代代表の北と申します。
BEAMのページをご覧頂きありがとうございます。
この度、団体としてクラウドファンディングをさせて頂くことになりました。
少しでも長く現地の学校を運営させ、子ども達が意欲的に勉学に励み、たくさんの友達が作れるような環境を提供したいと思っています。
「子どもたちの、夢を見る可能性を創ってあげたい」
約10年前に、色々なきっかけやタイミングが重なり、BEAMという団体を設立しました。
国際協力には関心があり、NPO法人や国連機関などでボランティア活動に参加させて頂いたり、自分なりに国際協力についてたくさん勉強もしました。そして私が出した答えが、貧困の根本的な原因は、十分な教育を受けられていないことではないか、ということでした。
当時は大学生だったので、自分にお金があるわけでもなく、教育分野の知識も、人に何かを教えた経験もない中で、どうやって教育という分野に貢献できるか、しかも国際協力という形で貢献できるかを考えました。
インドはビハール州という地を支援することに決めた理由は、識字率が低かったことです。
実際に現地にも視察に行きました。データ上では識字率が低いという事実はありましたが、本当に教育というもののニーズがあるかどうか、そもそも現地の人たちは教育の場を求めているのかを確認したかったからです。
現地では、たくさんの方々に話を聞きました。
教育を受けないまま大人になった人達は、文字の読み書きができずに仕事に就けない事実を知りました。汚い川の水を飲むことで病気になったり、それが原因で亡くなったりしているのに、汚い川の水を飲んではいけないという教育を受けていないせいで、若くして亡くなる子ども達が多くいる事実を知りました。
根本的な原因が教育にあるという考えが、自分の中で確信に変わった瞬間でした。
また、子ども達ともいろんな話をしました。
子ども達に「将来の夢は何?」と聞いみたところ、みんなが同じ職業に就きたいということが分かりました。というよりは、みんながその職業しか知らなかった、その職業に就く以外の選択肢を持っていないかったのです。
たった1度しかない人生なのに、選択肢がない人生は、当時の私には少し辛い現実だったことを覚えています。率直に、「子どもたちの、夢を見る可能性を創ってあげたい」と思いました。そして私たちは、教育が受けられる環境を提供すべく、まずは学校建設という形で支援することに決めました。
学校が開校して10年目となります。
その間に多くの方々のご協力とご支援、ご指導を頂き、子どもたちが夢の選択肢を持ちつつあります。この先5年10年と学校の運営を継続させ、教育から貧困が解決できた村としてのロールモデルとなり、未だに教育が受けられない国々の手本として教育が世界中で普及することを目標としています。
今までにご協力頂いた方々の想いや、現地の方々からの愛情をたくさん受けたBEAM Schoolを、私たちは維持できるように尽力したいと思っています。
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