【一枚革で織りなすコンパクト財布】ユーザビリティを徹底的に追求した機能美

日本に比べてヨーロッパの職人は確固たる地位がございます。特にドイツはマイスター制度と言うものがあり芸術家と同等の扱いを受けます。時計職人も主にヨーロッパ文化が色濃いのでマイスター制度がありました。イタリアは、オーダーメイドの服の仕立てが盛んな国で仕立て職人は多くのユーザーの信頼を得ております。現在の日本では、どちらかと言うと職人よりデザイナーの方が重要視されていると思います。僕が思うに、デザインから一貫して製作まで手掛ける職人が少ないからではないでしょうか。自ら作れる人がデザインすれば、素材に精通していたり技術的な問題にも対応する事が出来ると思います。ヨーロッパは、一貫して一人で作れる人が多いそうなので職人の地位も諸外国より高いのでないでしょうか。僕はこの先もデザインだけするのではなく、製作もやり続ける事がより良い商品が生まれる事を信じております。最後までお読み頂きありがとうございました。ご支援頂ければ幸いでございます。

【イタリアンレザーの素晴らしさ】僕がイタリアンレザーに拘る理由はずばり「カラー」でございます。微妙な中間色をズバ抜けたセンスで染め上げるイタリアの職人には脱帽致します。革に留まらず車のデザイン、そしてカラーリングは他の国には真似出来ない独自の美的感覚を感じます。もちろん鞣しの技法も一級品なので選ばざるを得ませんね。そんな素晴らしいミネルバボックスを是非ご堪能ください。最後までお読み頂きありがとうございました。是非ご支援頂ければ幸いでございます。

【アーバンウォレットと名付けた想い】皆様もご存知の通り「アーバン」とは、都会的や都市という意味がございます。財布を命名する時に最後まで、裏路地という意味のBack alley wallet バックアリーウォレットと悩みましたが響きのシンプルなアーバンウォレットに決めました。小さいお財布ですので、隅々まで収納しないと収まらないので何だか東京の街並みに似ているなぁと思ったのがきっかけです。東京は世界屈指の人口密度と近代的なビル群、迷路のような上下鉄道、首都を網羅する幹線道路。溢れ出しそうな数々を抱え込む街東京、まさにこの財布そのものだと思いました。生まれ育った街でもあり、デザインも都会的でスタイリッシュなのでこの命名には満足しております。ご支援様は、是非アーバンライフをお楽しみください。最後までお読み頂きありがとうございました。是非ご支援頂ければ幸いでございます。

今回のプロジェクトは、幾つかのレギュレーションを設けました。プロジェクトページでもふれていましたが、まず「一枚革」で設計する事、次に「縫わない」事、そして「低価格」にする事。これらの事項は全て繋がっております。クラウドファンディングの性質上、短期間に大量に生産しなければならないので一人で作れる数がすぐに限界に達します。より多くの方に、提供出来るように初めからそれらを意識して設計しました。僕自身一枚革の財布はいつかやってみたい題材でした、いざ設計してみると思いの外難しかったです。特に折り返した際のボタンの位置が決まらずボタンの位置の修正だけで何個も試作を作りました。物作りは常に挑戦し続ける事が大切と実感する商品になりました。今はアーバンウォレットを使っております。何より小さい事は、手ぶらで出掛ける僕にとってとても使い勝手が良いです。「自分で使いたくなる製品を作る」当たり前のようで忘れてはいけない大事な事ですね。最後までお読み頂きありがとうございました。是非ご支援頂ければ幸いでございます。