昨日(2020年2月6日(木))は、夕刻に尼崎市内で開催された「尼崎ソーシャルドリンクス」(https://www.amagasaki-socialdrinks.net/ )に参加してきました。
尼崎ソーシャルドリンクスは、2012年から尼崎で不定期に開催されているイベントです。サイトにも「尼崎ソーシャル・ドリンクスは尼崎に社会起業家や社会事業家を招いてお話を聞きながら交流する、そんなゆるい集まりです。」と、書かれいるように、気さくに、気軽に、町や社会の課題に関心のある人とつながれる場です。住職も、初期からのファンとして、可能な限り参加しています。そこで多くの人と知り合うことができました。
今回は、不登校・発達障害の子どものまなびがテーマで、40名定員をすこしオーバーするくらいの人があつまっていました。
音楽教室の活動を通じて、発達障害など特性のあるお子さんたちのまなびを提供する武藤さん、学習塾の活動を通じて課題のあるお子さんたちのまなびに向き合われる高谷さん、臨床心理士として、まだ課題や対応が十分でないころから発達障害の子どもたちの教育方法を考え、脳神経の分野にも精通されるようになられた村中さん、お三方のお話をうかがいました。
行政関係のおエライ方や、地域の一市民まで、フラットにそれぞれの活動や関心について意見交換できる楽しい場です。
今回、交流の時間にできる限り、「カリー寺基金」の紹介をさせてもらってきました。やはりまだまだ知っていただいていない方が多いようで直接お話して、関心を示していただけるということがたくさんありました。
また、お話してうれしいなぁとおもうことが、「10万円があったら…」と、かなり自由なアイデアを考え出してくれたり、あるいは、「なにしよう・・・なにがでるかな」と思考を始めてくれたり、そんなことがたびたびあったことでした。(行政の幹部クラスの方も、そんな風にアイデアをめぐらせてくれていました)
そうなのです。使いたい人だけではなくて、この「10万円」というお金が使えるとしたら…と、この基金が刺激になって、アイデアや企画を考えだそうとしてくれる、というのも望んでいたことの一つなのです。
「アマにスパイスを」というキャッチコピーがチラシに掲げられていますが、この基金が刺激となって、「なにをしようか」という思考をめぐらせるきっかけになる。この企画があることによって、そういったアイデアを創発することができたなら、大変うれしいし、我々は、やってよかったなと思えると思います。
ソーシャルドリンクスでは、会の最後に、カリー寺基金について、マイクを持って紹介する時間をいただきました。貴重な時間を割いていただいたこと、各別のご配慮をくださった運営の能島さん、桝谷さんのお二人に感謝です。ありがとうございます。