はじめに
飯田橋で20年間会計事務所をやっております、公認会計士・税理士です。
障害を持つ方や引きこもりの方々に必要なのは将来への夢であり、就労機会の提供です。
しかし、一般的に障害を持つ方、引きこもりの方は就労経験に乏しく、就労するためのスキル不足が最初の壁となるのです。
その壁を突破するために、経理というスキルを身に付けてもらいたい、OJTの場を設けたいと考えております。
このプロジェクトで実現したいこと
障害を持つ方、引きこもりの方が、社会に参加したい、就労したいという希望を強くお持ちであることをまずご理解いただきたいと思います。
現在、就労移行支援機関に対する補助金など、障害を持つ方に対する行政の支援はありますが、残念ながら座学中心であることがほとんどです。
経理のスキルを身に付けるためには、OJTを行うことが必要です。
経理業務(特に記帳)に特化して、職業訓練の場を作りたいと考えております。
プロジェクトをやろうと思った理由
障害者や引きこもりというと、仕事が果たしてできるのか?品質管理は大丈夫なのか?という疑念、不安感もお持ちかもしれません。
確かに職業訓練には一般の方よりもはるかに時間も手間もかかることが多いです。
しかし、ひとたび、一定レベルを超えてくると、素晴らしい集中力と根気強さで経理マン、自由な職業人として自立できる方も出てきます。
特にご家族が就労機会を求めています。
障害者の人数は既に総人口の7.8%にも達しており、年々増加しております。
人手不足の中で、この人材の有効活用を模索することこそ、わが国の閉そく感を打破する解決策になることは間違いありません。
その応援を微力ながらさせていただいております。
これまでの活動とこの事業のメリット
会計事務所として、事務所内でのOJT・活動がべースですが、徐々にテレワーク体制もできております。
ただ、経理業務の基礎となる領収書の整理や元帳作成のための記帳代行の業務量がまだまだ足りません。
この事業のメリット彼らの生活基盤を確立してあげられるだけの業務と資金支援を希望しております。
この事業は私どものみならず、障碍者、施設、支援事業者様皆にメリットのる4方皆得という奇跡のビジネススキームです。
(記帳代行業を受ける私ども)
通常 障害者雇用
人件費 時給1,000円以上 時給で概ね200から300円程度
特徴 飽きっぽい 非常に根気強く粘り強く取り組む
スキル習得 人によるが平均 一般には習得に時間を要する。
コストの推移 下記グラフの茶色曲線 下記グラフの緑色曲線
売上の推移 下記グラフの青色曲線
契約直後は会計ソフトの購入や教育訓練などでコストがどうしても先出しなります。
上記のグラフのように最初の赤字幅が障碍者雇用は人件費が安いため小さくなります。
作業も慣れるにしたがって下がっていきますが、売上をコストが下回るのには2年程度はかかります。
しかし、障害者雇用のほうが損益分岐点に達するのも早いです。
したがって、障害者雇用のほうが私どもにとっては負担が小さくなり、さらに報酬前払となれば、事業拡大が自由にできるようになります。
それこそ、株式上場も夢ではなくなります。
(障碍者)
手に職を付けると言う意味で経理業務は他の事業をやるにしても役立つ知識、ノウハウです。
最初のイニシャルの人件費が低いことで一般人より参入が容易になります。
(障害者施設)
就労支援プログラムのメニューが増え、就労機会の拡大になることから、施設利用者が増えます
したがって、施設の売上もそれにスライドして増えることが見込まれます。
(依頼者)申請や各種補助金の申請も長年行っており、精通していると自負しております。
記帳代行業務を行う障碍者の人件費が通常の1/3くらいになるので、固定費を加えても月額3万円の報酬ならば固定費が1万円+変動費2万円程度であるが、変動費が半分の1万円程度には抑えられるので、月額報酬が2万円くらいになります。さらに10万円くらいの報酬ならば、固定費が2万円、変動費が8万円くらいになるので、変動費が半分の4万円に程度になれば、合計6万円程度におさえられます。
実施スケジュール
既に事業は細々とながらスタートしており、障害者の方々が職業訓練の題材となる業務を希望しております。
2020年3月末 クラウドファンディング重点期間終了
4月 短時間動画制作完了
5月 見積積算サイト構築
6月 管理者を含めた品質管理体制の整備最後に
資金の使い道
インフラ整備(パソコン購入費)、ソフト代(会計ソフトのライセンス購入費)に使用いたします。
パソコン購入費 200,000円
ソフト代 200,000円
リターンについて
すべて応援いただいた方にはサンクスメールをお送りいたします。
(1)3,000円
在庫数 制限なし
発送予定 2020年4月
(2)10,000円
◆レシート領収書などのファイリングツール
在庫数 制限なし
発送予定 2020年4月
(3)その他の場合
下記のサービスご提供を購入金額の3割相当額をリターンいたします。
- ①記帳代行業務(弥生会計限定)は基本料金10,000円+1仕訳50円で換算
- ②補助金・助成金の申請書作成1件(採択される保証はないです。10万円として換算)
- https://www.youtube.com/watch?v=oPqAAhznnDw
- ③経営革新計画を申請書作成(申請可能な事業内容であることが条件。30万円として換算)
- 代表者が認定支援機関にもなっております。
- ④障碍者、引きこもりの経理業務の教育訓練を1名様にテレワークで1年間(50万円として換算)
- ⑤④の方にさらに就労支援のための簡単な仕事の依頼をプラス(最初はチェック、修正が大変なので、プラス50万円として換算)
在庫数 100件まで限定
発送予定 2020年4月
実施スケジュール
既に事業は細々とながらスタートしており、障害者の方々が職業訓練の題材となる業務を希望しております。
向こう3カ月間のうちに、さらに短時間動画の制作による業務案内(制作費用30万円+月額運営費10万円)や、業務の見積もりをネット上で行えるサイト構築(制作費用40万円+月額運営費5万円)をしていきたいと願っております。
2020年3月末 クラウドファンディング重点期間終了
4月 短時間動画制作完了
5月 見積積算サイト構築
6月 管理者を含めた品質管理体制の整備
最後に
彼らは非常に根気強く真面目に仕事に取り組みます。
確かに職業訓練、経理業務のOJTには一般の方よりもはるかに時間も手間もかかることが多いです。
しかし、ひとたび、一定レベルを超えてくると、素晴らしい集中力と根気強さで経理マン、自由な職業人として自立できる方も出てきます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るたまにはブログも見てください。
2019/12/22 12:12https://ameblo.jp/keiri-costdown もっと見る
熊沢元農水事務次官の子息殺人の報道を見て
2019/12/14 08:09熊沢元農水事務次官による子息殺害事件が報道されていますが、あれ見て他人事とは思えませんでした。私は別居しているので直接の影響はありませんが、かなり状況は酷似しています。私がこの分野の業務に取り組んでいるのもそれが大きなきっかけになっています。引きこもりの息子に何とか生きていく道を見せたい。https://www.fnn.jp/posts/00049402HDK/201912121927_livenewsit_HDK 事件は特異なことでしょうが、状況は決して特異ではありません。手に職を与えることこそが彼らを解放し救い出せる唯一の道だと思います。 もっと見る
助成金申請などもやります。
2019/12/08 18:14こちらは東京都の助成金です。今年はテレワークの推進と女性の社会進出を促すための雇用環境整備が助成対象の大きなテーマ。うちは記帳代行だけではありません。こうした助成金、補助金の申請なども長年手掛けております。中には最初は補助金受給のお客様でしたが、いつのまにか申請書作成をお手伝いいただくようになった方もいらっしゃいます。やはり、タダでもらえて返済の必要のない助成金・補助金は美味しいんです。普段から記帳代行などの経理業務をやっていると、状況がわかっているので、ご提案もしやすいですね。 もっと見る
サンデーモーニングでも熊沢元農水事務次官の引きこもり息子殺害事件を特集。 やはり、彼らを救い出すには手に職を与え、徐々にスキルアップ、自己啓発を促すことです。 経理は時代遅れのスキルに見えますが、奥深いし、ビジネスやるには必要な知識でもあります。 単純な作業の繰り返しな面もあるけど、とにかく最初から少しでも稼ぎに繋がり、さらなるステップアップもできるという特殊な職域です。 私がこの世界に飛び込んだのも、高齢化社会が明確な中、独立もできて高齢でもある程度仕事はできるし、何より設備もさほどいらず手に職を付けられるからです。 経理は今はどこも人手不足で関与先からも紹介してくれと要請されています。 次の職業フロンティアはここにあると考えています。
障碍者や引きこもりに必要なのは同情ではありません。食べていくためのスキル習得と仕事の提供です。外国人就労者ももちろん、今の人手不足の時代には必要です。ですが、その前に障害者たちにももっと目を向けてください。なお、私の個人事務所はもちろん経営革新等支援機関として登録しております。https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/nintei/#jigyousha
実は私自身が2年前にステージ4の癌サバイバーです。 当時は自分の寿命もこれで御終いかという気持ちにもなりかけましたが必死に気力で生き残り、ストイックにリハビリに取り組んできました。 神から与えられた命という感謝の気持ちが強いです。 また、一人息子は別れた伴侶の元、引きこもり、不登校です。 最近になって経理の分野に進んで手に職を付けたいと言うようになりました。 AIが出てこようが、手に職をまず身に着けること、それをべースに仕事を展開していくことこそが重要なのだと思います。 経理処理はいずれは自動化(私は不可能だと思っていますが)するにせよ、それをどう生かしどう使うかは人間でしかありえません。 そのためにも素養を身に着けることこそが重要なんだと考えております。