クラウドファンディングを12月3日に開始して2週間、この短期間に目標金額の達成が目の前まで来ていることに、とても驚いています。
ご支援いただいた皆様、そしてコレから支援をしようと思ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。個々にメッセージをお返しするのが筋かと思っています。時間が出来た時に改めてご挨拶させて頂きます。
画像に写っているゴージャスキュートなグレー白の長毛君はノネコNO102『雅楽(うた)君』です。このクラウドファンディングのトップページ4枚目の「シャー」顔で写っている子です。
今年11月頃から奄美大島の捕獲収容メールの数が急激に増え、申請者達には毎日のように1週間で処分されてしまう猫達の画像が送られてきました。そして私達『あまみのねこひっこし応援団!』の譲渡認定者、数名だけでの個人の預かりに限界を感じ、もう、「殺処分を喰い止められないかもしれない」と言う不安がよぎりました。しかしその思いは一瞬だけ...私達はすがる思いで沢山の方達に声をかけ、一時預かりを申し出てくれた仲間が出来ました。
本当に救世主です。現に今も奄美大島の猫の救世主が活躍してくれています。今日はその救世主の中の一人(土井さん)を例えてお話しさせていただきます。
うた君は捕獲されて1週間後に空輸で羽田に着きました。羽田に迎えに行きそのまま病院に連れて行き健康チェックや手術等出来る事は全て行ってから土井さんのご自宅にお連れしました。その時のうた君です。初めは怖くて震えて、不安で横になって寝る事も出来なかったうた君
3週間かかって、急に安心したのか預かりの土井さんにスリスリゴロゴロになりました元々健康状態も良く、手足だけが汚れていたうた君はきっと餌やりさんがいたに違いない。奄美大島の飼い猫条例が出来てマイクロチップの入っていない子は飼い猫として認められません。この子はどこで捕獲されたのかも情報が公開されません。飼い主さんは探しにきたのでしょうか?それとも居なくなってしまわれたのでしょうか?全て謎です。
安心しきったうた君を見るととても切ない気持ちになります。ただ今わかっている事は、この管理計画が見直されず終わらない限り同じ事が繰り返されていくのは間違いないです
コレから猫カフェがオープンします。うた君の様な境遇の子達を幸せに繋いでいける場所をと考えたプロジェクト。そこに賛同して同じ気持ちになってくださる人達がこんなにいた。まだ達成していませんが、すごくすごく勇気とパワーを頂いております。
そしてお陰さまで拡散をしてくださったたくさんの方達のお陰で、この現実を、そして水面下で頑張っている救世主がいることを伝える場を与えてくださったことに感謝いたします。
まだ1ヶ月残っていますので引き続き報告入れさせていただきます。どうか、オープンまで1ヶ月以上ありますが、お見守り下さいませ。