□□川端えい子 自己紹介□□
1960年東京生まれ。
22歳。幼稚園教諭を経て結婚。4児の母となり育児中から生協活動、親子劇場、家庭文庫、自主保育など社会との接点が欲しくて子連れでできることは何でも参加。
30歳。生活クラブの事業を請け負うワーカーズコレクティブを設立し副代表として活動。
35歳。離婚。生活クラブ生協の契約職員として研修施設運営の仕事に携わる。
39歳。起業。フェアトレードとアジア雑貨の店「風楽」を千葉県酒々井町にオープン。アジアを旅しながら買い付けに行き、現地で買ってきたものを店のほか、ギャラリーなどで展示販売。店で毎月コンサートやイベントを開催。
42歳。厨房付きの店舗付き住宅に移転。
自然食レストラン部門を立ち上げる。ギャラリーを貸し出したり、毎月、コンサートや講座などイベントにも力を入れる。平行しながら有機農家の取材に行ったり、「ぐるっとちば」にレシピを連載したり、読売新聞に毎月二本、タウンウォッチのコラムを連載するなど、副業でライター活動に携わる。
49歳。故郷を持たない私は田舎に憧れ、自分で育てた野菜で料理が作りたい・・・そんな思いから郊外に古民家を探し、修復した後、移転。古民家空間風楽としスタート。週末だけのオーガニックカフェとして営業しながら、食や健康に関する講座や映画会、ワークショップ、料理教室など毎月、6〜8本のイベントを企画。古民家を訪れた人は年間で千人近くになる。
59歳。2019年11月。風楽という名前で活動を始めた20年目の節目として成田初の市民主体の野外イベント「成田オーガニックフェスタ」を企画。実行委員長となり様々な方から協力を得て大成功をおさめる。
波乱万丈ではありましたが、ありがたいことにやりたいことは次々に形になっていくという幸せな人生を送ってきました。
趣味は旅、読書、カメラ、筆で文字を書くこと、料理、ネコともふもふすること。
起きたことは全て自分で選んだこと。だから自分で選んだことには責任を持って生きる。
そしていつも自分の人生の主人公で在りたいと思って生きてきました。
好きな言葉「濁りなき心の水に棲む月は波も砕けて光とぞなる」「おいしく たのしく ありがたく」。
□□ご挨拶□□
風楽という名前で志事を始めて20年。東京生まれで故郷のない私は田舎暮らしと古民家に憧れ、10年前、長らく空き家だった築400年を古民家を見つけました。
見つけた瞬間、空き家かどうかもわからないのにここで店をやりたい!と思いました。持ち主を見つけて交渉し借りられることになり、延100人のボランティアの方に手伝っていただき改修。この古民家改修には毎日、感謝と感動のドラマがあり、自分の今後の生き方を示唆された貴重な体験となりました。
そんな中で、オーガニックカフェ&イベントスペース古民家空間風楽が誕生しました。
美味しいご飯がいつも真ん中にあって、訪れた人の笑顔が溢れていました。誰もがほっとする場、懐かしい場所、出会いの場・・・そんな空間で楽しいイベントを企画しながら、一生お役にたてる志事をしたいと思っていました。この10年間、企画したイベントは数知れず。参加した人同士がいつのまにか友達になってしまう和気藹々とした楽しい時間でした。
ところが先の台風15号は千葉を直撃。古民家の屋根が大きく損傷してしまいました。修復には思っている以上にお金がかかり、大家さんも断念。10年間の楽しい思い出が詰まった大好きな古民家から離れることはとても辛く寂しいことでした。が、古民家が解体されるのも時間の問題となり、迷った末、大切な場所である古民家から立退き、新しい場所でゼロから拠点作りを始めることにしました。
そこに至るまで様々な場所を見て歩き、借りるか購入するか、今年の秋はずっと迷いましたが、ようやく成田市郊外で庭の広い小さな平屋の家を見つけました。今度は古民家ではありませんが、のどかな場所にありました。ただやはりリフォームは必要な物件でした。そこを購入し、みなさまにご支援いただきながら、これからの活動拠点にしていこうとようやく気持ちが定まりました。
折しも新しい年が明けたら私は還暦。
ずっと走り続けてきた人生でしたが、これからは空間が小さくなった分、食と心と体をテーマに、より密度の濃い、より充実した内容の講座などをじっくり丁寧に開催したり、多目的で使える場所にしていきたいと思っています。
そして時間を決めて定期的にカフェをオープンする今までのスタイルではなく、空間をあえて「飲食店」と限定せず、シェアキッチンやレンタルスペースとして、自由に使っていただけるような場創りをしたいと思うようになりました。お客様のご利用状況に合わせて、空いている時は、ご予約で数量限定のオーガニックカフェをオープンできたらと思っています。
□□新しい拠点への思い□□
風楽のイベントではいつもランチ付きで開催してきました。
食や健康をテーマに様々な講座が終わって、みんなで食べるオーガニックのご飯は何より楽しい時間でした。これからも講座やイベントに合わせて安心安全の体に優しい玄米ご飯を作り続けていきたいです。
ただキッチンをカフェのためだけに使うのではなく、自分でご飯を作ってみたいという方、カフェを開きたいという方、料理を教えてみたいという方たちに自由に解放できるシェアキッチンのスタイルにしたいと思っています。
美味しいご飯をみんなで食べれば誰もが元気になれる。
そんな場所で私一人が調理するのではなく、誰でもシェフになれるような開かれたシェアキッチンでありたいなと思っています。
そして美味しいものを囲んで夜通しおしゃべりしてのんびり過ごしたい。
そんな方達のために、庭には蔵と小さな離れがあるので、いずれは、それらも改装して、再利用できるギャラリーと宿泊のできるスペースにしたいと思っています。
もし体が疲れて休養がしたいという方、心が落ち着かないのでゆっくりしたいという方のために、ご希望があれば自然療法のお手当などをしながら滋養のあるお食事をご用意したいです。
自然の中で、静養しながらのんびり滞在していただけたらと思っています。
また建物内にマッサージベッドとテーブルを置いたヒーリングルームを併設します。
私自身も施術や鑑定に使いますが、他の方にもシェアという形でヒーリングやボティワーク、鑑定などに利用いただけるよう解放したいと思っています。
□□風楽のこだわり□□
風楽のご飯を地元の有機農家さんからお野菜を分けていただき、有機、無農薬で作られた野菜と玄米で作っています。有機大豆で味噌や醤油を仕込み、調味料も本醸造のものを使用。できる限り国産の素材を使い安心安全をお届けしてきました。今回のキッチンでもオーガニックをベースに、素材選びには吟味したいし、使っていただく方にも素材選びのアドバイスや仕入れ先なども協力していきたいです。
またこの一年、会場を借りて、毎月一回、オーガニックのこども食堂を開催してきましたが、落ち着いたら、周辺のこどもたちやお年寄りなどにお金を払わなくても(またはドネーーションで)自由にご飯を食べていただける「地域食堂」を新しい拠点でやりたいと思っています。
あのボンジョビが「soul kichen」を設立し、貧しい人やホームレスに無料でご飯をふるまうレストランを経営しているように、その基本理念である「delicious is hope」は風楽にとっても根底に流れる思いです。美味しく・楽しく・ありたがく。
美味しいものを食べると元気になり、それが生きる勇気につながっていく・・・気持ちのいいエネルギーの元で作られた食べ物は、体にもよいエネルギーを与えてくれるはず・・・。
食べ物に対して感謝の気持ちを忘れずに、そんな活動もできるコミュニティとして育てていきたいと思っています。
□□リターンについて□□
1万円→風楽のランチ券1枚・お手紙
5万円→オープニングパーティご招待・お手紙
+丸一日・風楽のスペース利用券
+風楽のランチ券2枚
10万円→オープニングパーティご招待・お手紙
+丸一日・風楽のスペース利用券二回分
+風楽のランチ券4枚
20万円→オープニングパーティペアご招待・お手紙
+丸一日・風楽のスペース利用券二回分
+風楽のランチ券10枚
+ご希望の方にはCS60の施術(1時間)二回
□□プロジェクトで実現したいこと□□
新しく購入した成田市佐野という農村地帯にある和風住宅のキッチンや室内を改修し、シェアしながら自由に使えるキッチンやヒーリングルーム、誰もが集えるイベントスペースを作り、「食は命」をお伝えしながら楽しめる場として活用していきます。そのために母屋、離れ、蔵、納屋などを改修する資金が必要です。
□□資金の使い道・計画□
キッチンの流し台費用:20万円
キッチン中央の調理台:10万円
キッチンフロアの補強とリフォーム:10万円
壁紙交換:10万円
トイレリフォーム:5万円
看板・外壁補修:5万円
蔵と納屋補修費用:50万円
離れの改修費用:50万円
備品購入:20万円
オープニングパーティ費用:10万円
母屋その他のリフォーム10万円
手数料:55万円
その他:リターン費用、庭の整備、備品など45万円
□□スケジュール□□
11月末:成田市佐野に庭付き一軒家を購入
12月:物件引渡し・片付け・掃除
母屋とキッチンの改修計画〜改修、リフォーム
1月:改修、リフォーム、大室の古民家1月末で営業終了
2月:母屋リフォーム完成・2月末〜3月引越予定
3月離れ・蔵の改修
4月:オープニングパーティ
*蔵と離れの改修はもう少し時間がかかるかもしれません。
□□最後に□□
できたら引越は私の還暦の誕生日前後にできたらと思っています。
人生60年、波乱万丈ながらこれでようやく一回り。
いつのまにか孫も生まれおばあちゃんになってしまいました。
風楽という名前の店を始めてからこれで4回目の移転になります。
酒々井、宗吾霊堂前、大室の古民家、そして成田市佐野という農村地帯の一軒家。
大室の古民家に比べたら半分くらいの大きさですが、晩年に過ごすにはちょうどいい広さなのかもしれません。
おそらく人生最後の引越?になるかと思います。
還暦からの新しいスタート。
天職と言ってもいいほど、私は食の志事、そして食を中心にしたイベントの企画運営が大好きでした。
そしてそれが本当に楽しくて、お金はなくても心豊かに生きてこられました。
なので今回も物件の購入資金がなく、息子が住んでいる古いマンションを手放して資金を作りました。購入したら、もう手元にはほとんど改修資金がありません。でもあと10年はこの志事を続けたいので初めてクラウドファウンドを利用することにしました。集まった金額の多い少ないに関わらずプロジェクトを遂行するALL in方式で行います。
ご支援いただいた資金に対してリターンは少ないかもしれませんが、モノではなく風楽のごはんや体験していただけることとしてお返ししたいと思っています。そして拠点が完成したら、風楽に来てくださる方たちに向けて今まで以上に充実した内容の講座や食に関するワークショップなどを企画していきたいと思っています。
味噌、醤油、鰹節・・・素晴らしい発酵調味料と米を中心とした和食の素晴らしさをお伝えしながら、心も体も健康で生きるられるよう、様々な情報を発信できる形の自由な学びの場として田舎ののんびりとした場所に新しい拠点を作り、みなさんと一緒に育てていきたいと思っています。
食は命。
私たちの体は私たちの食べたもので作られています。
美味しいご飯をみんなで作って食べるって最高の幸せですね。
形があって形のないもの。
使い手によって様々な形に変化することのできる自由な空間。
楽しいワークショップや講演会など、様々な情報や体験ができるスペースをご用意しながら、地域を耕し、食を通して様々な生き方を見直すことができる情報発信の場を創っていくことが、これまでの活動の延長線上にある私自身のライフワークだと思っています。
この地球が最後まで美しい緑の星として輝き続けられるように。
一生かけて小さな種を蒔き続けて生きたいと思っていますのでどうぞご支援を宜しくお願いします。
古民家空間風楽 代表 川端えい子
最新の活動報告
もっと見るお家の正式契約終了!
2019/12/27 21:04新拠点となるお家を正式に契約をしてきました。これで晴れて自分の場所として活用することができます。こちらはお座敷です。お座敷は比較的綺麗ですが、水回りがほぼ全滅です。水回りのリフォームは業者さんにお願いするとして、こちらはクロスの上からペンキを塗ったり柿渋を塗ったり、珪藻土を玄関正面に塗ったり自力でできることは自分たちでやっていくつもりです。前の方のお荷物や重機などを片付けるだけでも業者さんが一ヶ月ほどかかりました。私も正直、荷物の量にはびっくりしました。それだけ残していったものが多いということなのでしょう。蔵の中にも古い家具がびっしりで広いお家だったら私も置きたいものがいくつかありましたが、タンスと机だけを使わせていただくことにしました。今年の年末年始休みは修復作業どっぷりです。 もっと見る
無事にオープンできた場合、提供する食事に主要栄養価(推定値で結構です)表記はなさるおつもりですか?