おかげさまでウェブサイトを制作・運営するための目標額を達成しました。
暖かいご支援と励ましのお言葉ありがとうございました。たくさんの人に応援していただいていることが分かったことが次の一歩を踏みす勇気になりました。
募集終了期限までまだ日数があります。
そこで、西田町の子ども達がふるさとを学ぶための資金を作ることをネクストゴールに設定しました!
これからも応援よろしくお願いします!
はじめに
みなさま、はじめまして!
I♡NISHITA(あいらぶにした)プロジェクト代表の、渡辺千紘(ちひろ)です。
私は、郡山商業高校1年生で、福島県初の小中一貫校、西田学園義務教育学校の第一期卒業生です。
そして、1240年続く神社『鹿嶋大神宮』の一人娘です。小さい頃から神社で遊び、祖母や地域の人に、ふるさとの昔話を聞いて育ちました。私は自分の住むこの町が大好きです。
▲真ん中が小学生の頃の私です
なぜ、このプロジェクトをしようと思ったか
16歳になったばかりの私が、クラウドファンディングを始めることになったわけを、これからお話ししたいと思います。
私の住む西田町では過疎化と少子高齢化が進み、中学2年生のときには、通っていた西田中学校が閉校し、小中一貫の西田学園に統合されました。教育環境はとてもよくなりましたが、6つあった学校が1つになったことで、地域と子どもとの関わりが薄くなっていきました。どういうことかというと、今までそれぞれの小学校で聞いていた昔話や、郷土を学ぶ学習で行っていた神社やお寺に行かなくなってしまったのです。このままでは、子どもたちが地域を知り、地域への愛着を深める機会がどんどんと減ってしまいます。
▲鹿島大神宮の秋の例大祭
実際に、中学卒業のタイミングで、私の同級生が3名、西田町から外へ出ていってしまいました。高校を卒業するタイミングにはもっと多くの人がいなくなってしまうのでは…… と危機感を持つようになりました。そこから興味を持って色々と調べる内に、このまま何もしなければ、地域から人はどんどんいなくなってしまうこと、お店の後継者がおらず、将来への展望が描けないお店がたくさんあることも知りました。
私は、大人になっても、大好きな西田町で神社の仕事をしていきたいと思っています。神社や西田町の魅力をたくさんの人に知ってもらうためにどうしたらよいかを学ぶため、実業高校である郡山商業高校へ進学することにしました。
そして、大好きな西田町を、いきいきと幸せを感じながら住み続けることができるふるさとにするために、2019年に、 I♡NISHITAプロジェクトをスタートしました。
I♡NISHITAプロジェクトで何をするか
私は西田町が大好きです。でも、以前に「どこが好き?」と聞かれたとき、答えられませんでした。「どこが好きか分からないけれど西田町が好き」よりも、「西田町の○○なところが好き!」と自慢できるような人を増やそう! そして、大人になっても西田町にかかわりつづけてほしい。それがI♡NISHITAプロジェクトの目的です。
具体的には、高校生が、(1)ウェブサイト運営 (2)イベント運営 の2つを行います。
(1)ウェブサイト運営
西田町のことを好きになり、見た人が、それを残したい・伝えたいと思うような町の魅力を発信するウェブサイト「I♡NISHITA」を制作します。サイトの中身は、高校生である私達が、実際に町の中を取材し、編集・ライティングをします
制作したウェブサイトは、
・西田町唯一の小中学校である西田学園で、子どもたちが調べ学習などに活用される予定です。子どもたちが西田町のいいところを知るきっかけとなるでしょう。
・西田学園のWebサイトとリンクします。そうすることで、いろいろな人がI♡NISHITAのWebサイトにアクセスしやすくなります。
<WEBサイトにはこんな内容を載せます!>
西田の・・・
・素敵な人インタビュー
・昔話
・伝統芸能
・おいしいもの
・景色
・伝統工芸
・昔の暮らし
・西田町に昔から住む人の話
・社寺
・歴史
▲インタビュー
▲おいち茶屋のダッタンソフト
(2)イベント運営
I♡NISHITAウェブサイトと連動して、「西田町のことがわかる」「西田町の外の人が西田町に来るきっかけになる」「卒業生が集まれる」ような様々なイベントを企画・運営します。
<考えているイベント案>
・ウェブサイトに書いた昔話を地域の高齢者から聴く朗読イベント。
・木型から作る張り子体験
・太々神楽、三春甚句太鼓、雅楽などの体験イベント。
・西田町クイズ王決定戦
・西田町の伝統行事に、I♡NISHITAブースを作って、みんなで運営するイベント。
▲デコ屋敷の彦治民芸
I♡NISHITAの目標
I♡NISHITAは以下の4つのことを目標に活動します。
(1)西田町のことが好きな子どもを増やす
西田町に人が残ってもらうためには、小さい頃に、西田町の良いところをたくさん知って、ふるさとに残りたいという気持ちを育むことが大切だと思います。そして、最終的には、すべての西田町の人や、西田町の外にいる人にも、西田町の魅力を伝えたいと思います。そのために、最も大切な子どもへのアプローチを通して、西田町が大好きな人を増やします。
具体的には、調べ学習などの時間で、すべての子どもたちが「I♡NISHITA」のサイトを見ることになります。それによって西田町の魅力を知り、西田町のことが好きな子どもは増えます。また、高校生が西田町の情報を発信することで、高校生自身も、あらたな西田町の魅力に気づき、もっと西田町のことが好きになります。
(2)西田町の昔話や景色、伝統芸能を残す。
西田町にしかないもの、他の地域には無い特色(昔話や景色、伝統芸能など)を残すこと、それが、西田町を好きになる理由、残る理由の一つになると思っています。
そのためにはまず、そんな素晴らしいものがあるということを知ることが大切です。I♡NISHITAは西田町の魅力的な人のインタビューや様々な情報を発信し続けることで、人々の概念を徐々に変えていきたいと思います。また、その中から、跡取りのいない伝統工芸を継ぐ人が現れるなどの効果が表れることも期待しています。
▲鹿島大神宮秋の例大祭でのお菓子まき
(3)西田中学校、西田学園の卒業生が集まれる機会をつくる。
できれば、すべての人に、西田町にとどまってもらいたいと思いますが、どうしても、希望する仕事が西田町ではできないなどの理由で、外で働かなくてはいけない人も、一定数は出てきてしまいます。そのように外に出た人にも、地域行事に参加したり、定期的に帰ってくる機会をI♡NISHITAが作ります。そこには住んでいなくても、地域の一員と思えるようになることを目指します。
(4)他の少子高齢化に悩む地域のきっかけとなる。
西田町のことを調べる中で、日本の多くの地域が、同じような悩みを持っていることを知りました。高校生が、自分の住む町の魅力を、ネットを通して発信し、活動するI♡NISHITAの取り組みがうまくいけば、他の地域でも同じ形で悩みを解決できるかもしれません。I♡NISHITAが、そのきっかけになれればと思っています。
これまでの活動
2019年春頃に1人で活動をスタートし、夏に郡山市スモールスタート支援事業に採択されました。夏休み終わり頃に、中学校時代の同級生に声をかけ、20名が集まってBBQを開催しました。その時にI♡NISHITAプロジェクトの話をすると、全員がサポーターになってくれました。その後、他の同級生や担任の先生、地域の方々、西田町少子化対策プロジェクト委員会(会長松崎昭さん)にも協力してもらい、少しずつ、活動の輪が広がってきています。
・西田町民文化祭での活動紹介、アンケート実施
西田町民文化祭で、活動紹介ブースを出すと共に、アンケートを実施し、小学1年生から80代の女性まで46人の方から直接、意見をもらいました。
アンケートでは、「あなたは、西田町がどうなったらHAPPYですか?」というもので、結果は大きく分けて二種類。
1つ目は、「~が欲しい」というもので、「病院がもっと欲しい」「~の店が欲しい」などでした。
2つ目は、「~な町になって欲しい」というもので、「子どもの声が聞こえる町になってほしい」「お年寄りが元気に暮らせる町になって欲しい」などでした。
すべての人のHAPPYを実現することはできないけれど、I♡NISHITAの活動によって、HAPPYにできる人がいるということが分かりました。
▲町民文化祭での活動のようす
・I♡NISHITAキャラクター公募・投票
西田学園などにキャラクターを公募し101件もの応募がありました。選考のため西田町民文化祭で投票を行いました。
西田学園に公募したのは、I♡NISHITAのことを、子ども達に広める目的もありました。
集まった作品のほとんどが子ども達からで、投票にも百人以上の子ども達が来てくれました。
▲キャラクター公募一位作品
・デコ屋敷でのインタビュー
デコ屋敷の「おいち茶屋」「彦治民芸」「恵比寿屋」「大黒屋」「橋本広司民芸」にインタビューし、ホームページの題材を集めました。
インタビューしていて、共通していたのが、「後継者問題」「子どもの声が聞こえる町がいい」などでした。
▲おいち茶屋
資金の使い道
皆様からいただいた支援金は、主に、I♡NISHITAのウェブサイト制作費と運営費に使わせていただきます。
サイトの中身は、高校生である私達が、実際に町の中を取材して周り、編集・ライティングをしますが、サイトのデザイン等は、地域にある会社に協力をしてもらいます。どうしても自分たちではできない部分は作ってもらいますが、教えてもらいながら、私達も作り、運営していきます。
・ウェブサイト制作費 ・・・20万円
・リターン費用 ・・・5.5万円
・クラウドファンディング手数料 ・・・4.5万円
リターンについて
リターンは、「西田町が大好きな人を増やしたい!!」というI♡NISHITAの想いを込めて、考えました。
支援いただいた方には以下のようなリターンをお返しさせていただきます。
<3,000円>
・I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
<5,000円>
・高柴デコ屋敷で使える共通券(500円相当・お届け日から8月31日まで)&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
・西田町セレクトギフト&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
<10,000円>
・高柴デコ屋敷で使える共通券(1000円相当・お届け日から8月31日まで)&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
・西田町セレクトギフト(2個選べます)&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
・鹿島大神宮のお月見雅楽会招待状(2020年10月・20人まで)&鹿島大神宮で雅楽練習チケット(月一回練習あり・2020年10月まで有効)&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
<100,000円>
・田村雅楽会による出張雅楽コンサート体験付き(演奏者3名・県内のみ・令和3年5月まで)&I♡NISHITAステッカー・サンクスレター
【西田町セレクトギフト】のご紹介(この中から一つ、もしくは二つ選んで下さい)
1.高柴デコ屋敷の豆だるまペア
2.本田パン屋のマドレーヌ
3.遊の丘の自家焙煎珈琲豆100gram
4.酒の櫻家の酒粕キャンディー
5.おいち茶屋のダッタンそば茶
実施スケジュール
2020年2月 I♡NISHITAのWEBのサイト制作
2020年3月 I♡NISHITAのWEBサイト公開、オープニングパーティ
2020年4月 新年度の授業から調べ学習などでWEBサイトが活用され始める予定
応援メッセージ
郡山市長 品川 萬里 様
まさに、高校生の高校生による高校生のためのプロジェクト。
めざせ!高校生起業家!君ならできる!
郡山市立西田学園校長 原 真児 様
―若者らしく情報網を活用したフットワークの軽い挑戦です―
私は、3年前、西田町にある西田中学校に赴任しました。西田中学校という名前の最後の年でした。そして現在、西田学園(義務教育学校)という新しい学校で勤務しており、まもなく丸2年が過ぎようとしています。
その間、学区内小学校の閉校と中学校との統合、そして県内初の義務教育学校開校という大きな節目に立ち会うことができました。「アイラブ西田プロジェクト」のメンバー達ももちろん、この歴史的瞬間に一緒に立ち会い、私以上に深く関わってきたといえます。
私が関わったのは、学校の統廃合の部分だけでしたけれど、学校が変わるということは、地域の中のとても多くの要素に影響を与えることに大変驚いたのを今でも覚えています。伝統文化、郷土愛、人口の推移、産業、シティーセールス・・・。
実際、旧小学校区として子どもたちが結束する場面は少なくなったかもしれませんが、逆に地域全体の情報発信力や活性が高まってきた印象も大きく、少なからず新しいうねりを感じるのは私だけでしょうか。
「アイラブ西田プロジェクト」は、この部分に着目しています。学校の変化をきっかけとして、この変化に一緒に立ち会ったメンバーが集まり、地域内の様々な要素に新たな活性を加えようとしています。
客観的には難しいプロジェクトですが、若者らしく情報網を活用したフットワークの軽い挑戦です。
現在、地域では、大人の組織力を活かして少子化対策を始めたとも伺っています。様々な世代が同じベクトルで町を活性化していく・・。
学校がそのきっかけとなれるのであれば、職員一同、この上ない喜びであると感じている今日この頃です。
郡山市教育委員会初任者研修拠点校指導教員 堀内 真人 様 (元高野小学校校長)
♪あーだいちょうな~だいちょうな~
♪安芸の方から七福神が舞い込んだ~
「にしたまち」には、福の神様「七福神」が宿っています。
『恵比寿、大黒、毘沙門、弁天、福禄寿、寿老人、布袋』
「にしたまち」の人、心持ち、地域すべてが福の神様です。
福の神様が宿る「にしたまち」にお越し下さい。
(ひょっとこ、おたふくもお待ちしています。)
「にしたまち」応援団:布袋こと堀内 真人
▲統合前の小学校の学習発表会
郡山商業高等学校長 馬場 裕史 様
このたびのクラウドファンディングの立ち上げ、誠におめでとうございます。西田町のますますの発展に向けて、多くの方の力が必要とされていることがこの活動を通して広く伝わることを願っています。
一人ではできることに限りがあります。しかし、同じ志を特った人が集まれば、それはとても大きなエネルギーを生み出します。自分の生まれ育つた故郷をよりよいものにしていこうとする願いは誰しもが持っています。
しかし、それをどう実現さ世るかが問題です。様々な意見や考えを出すことは重要ですが、最も大切なことは行動を起こすことです。行動を起こさなければ何も始まりません。
このたびの活動では様々な苦労もあると思いますが、皆さんの活動が故郷西田町を発展させていく、素晴らしい活動になることをご期待申し上げます。
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
高校1年生である私が立ち上げたこのプロジェクト。ウェブサイトもクラウドファンディングも、何の知識もなかった私がここまでやってこられたのは、応援、協力してくださった皆様のおかげです。
今回、ウェブサイトやクラウドファンディングのための写真を撮りに行ったり、インタビューをしていくうちに、西田町で生まれ育った私たちでさえ知らなかった西田町の魅力をたくさん見つけました。
今西田町に住んでいる人も、大人になって西田町を出て行ってしまった人も、みんなが自分の育った西田町のたくさんの魅力を知って、
「ふるさとに残りたい!」「戻ってきたい!」
そう思うようなプロジェクトを展開していきます!
みなさん応援よろしくお願いします!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る西田学園に寄付しました!
2020/11/08 07:37I❤NISHITAのクラウドファンディングでいただいた寄付金のうち、目標額をすぎたぶんのお金を西田学園に寄付してきました。西田町の子どもたちが、西田町について知るために使ってもらえたら嬉しいです!西田学園のウェブサイトhttps://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0710129&frame=weblog2020-10-24にアップされています。 もっと見る
今後の活動予定
2020/10/12 20:25【活動報告】I♡NISHITAの今後の活動予定です① I♡NISHITAでやってみたいイベント大募集!2020年11月ごろ、今後I♡NISHITAでやってみたい、やってほしいイベントを募集します②フォトコンテスト開催!2021年夏に、フォトコンテストを開催します。西田町の景色、人、動物、思い出など、たくさんの写真を撮っておいてください詳しくは近くになったらまたお知らせします!③西田町の昔話、文化財発見!2021年秋ごろに西田町の文化財、昔話を募集します! もっと見る
ウェブサイト公開しました!
2020/08/29 08:59https://ilovenishita.jp/8月1日にI♡NISHITAのウェブサイトが公開しました!これからまだまだコンテンツは増やしていきますが、ぜひ見てみてください!公開に合わせて、クイズイベントも開催しました。来年はフォトコンテストなども行います!ぜひ参加してください! もっと見る
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