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逃げることは星の視点から自らを見つめること。生き抜くための逃げBarをつくりたい

鳴り止まない通知音に、組織の坩堝に、立ち行かない社会構造に、疲弊してしまったあなたにこそ来て欲しい「逃げBar」を横浜につくります。見渡す限りを白で埋め尽くし、音楽とオーガニックな食事と、常識をゆるっと解いた様々な仕組みから、自由へ帰っていく、音楽フェスのプロデューサーが手がける新たなBarです。

現在の支援総額

295,500

98%

目標金額は300,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/12/07に募集を開始し、 51人の支援により 295,500円の資金を集め、 2020/01/07に募集を終了しました

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逃げることは星の視点から自らを見つめること。生き抜くための逃げBarをつくりたい

現在の支援総額

295,500

98%達成

終了

目標金額300,000

支援者数51

このプロジェクトは、2019/12/07に募集を開始し、 51人の支援により 295,500円の資金を集め、 2020/01/07に募集を終了しました

鳴り止まない通知音に、組織の坩堝に、立ち行かない社会構造に、疲弊してしまったあなたにこそ来て欲しい「逃げBar」を横浜につくります。見渡す限りを白で埋め尽くし、音楽とオーガニックな食事と、常識をゆるっと解いた様々な仕組みから、自由へ帰っていく、音楽フェスのプロデューサーが手がける新たなBarです。

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この街の吹雪はもう、3年も続いている。晩秋、木枯らし1号が観測された翌日に降雪し、近くの競技場は白に消えた。沢は凍てつき、風音は轟々とうねり、はしゃいでいた子供たちも、庭を駆け回っていた犬たちもすっかり引きこもった。買い物は自動配達ドローン、遊びはVRでデジタルワールド。市外に疎開する人がほとんどで、街はみるみる活気を失っていた。私がこの街に残る意味や想いはないのだけど、移住する意味や想いもなかったので1LDKで完結するこの世界を甘んじて生活している。内にいることが増えたので、情報だけはむしろ吹雪前よりも入ってくるようになった。なぜ1つの街だけ異常気象が続くのか、アメリカの気象兵器実験だ、神の天罰だ、と情報は吹雪のように荒れ、錯綜していたが、テレビやYouTuberが騒ぐには3年という期間は骨太で、災害が続きながらも「あれから3年」なんて言われ方をするほどに、窓の外の世界と液晶の中の世界は離れていた。世間の同情は不要だけど公の支援は必要。今日も私は窓の外の風景を液晶の中へ呟く。「今日の気温は-3℃。相変わらず、一寸先はホワイトアウト。」 ==次回よりパトロン限定公開となります。