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みんなで明日を信じるために。今年も石巻の仮設団地で3.11追悼集会を開きたい

間もなく6回目の3.11(3月11日)がやってきます。 石巻市の仮設大森4団地自治会で「6年目の東日本大震災追悼集会」を開催したいと考えていますが、その運営資金が不足しています。 ぜひ皆様の力を貸してください。

現在の支援総額

58,000

115%

目標金額は50,000円

支援者数

18

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/15に募集を開始し、 18人の支援により 58,000円の資金を集め、 2017/03/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

58,000

115%達成

終了

目標金額50,000

支援者数18

このプロジェクトは、2017/02/15に募集を開始し、 18人の支援により 58,000円の資金を集め、 2017/03/10に募集を終了しました

間もなく6回目の3.11(3月11日)がやってきます。 石巻市の仮設大森4団地自治会で「6年目の東日本大震災追悼集会」を開催したいと考えていますが、その運営資金が不足しています。 ぜひ皆様の力を貸してください。

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■ごあいさつ

はじめまして。

私は、東日本大震災で3000名を超える死者、行方不明者を出した宮城県石巻市にある、仮設大森第4団地の自治会長をしている生出 信明(おいで のぶあき)と申します。

間もなく6回目の3.11(3月11日)がやってきます。
当自治会は、毎年全国のボランティアさんにご協力いただき、追悼集会を行ってきました。
今年も同様に「6年目の東日本大震災追悼集会」を開催したいと考えていますが、現在その運営資金が不足しています。
ぜひ皆様のお力をお貸し下さい。



※昨年、熊本の「NPO法人 九州ラーメン党」の皆さんが炊き出しをしてくださったラーメンです。

■東日本大震災から6年。現在の石巻市の被災者たち

東日本大震災から6年が経とうとしていますが、ここ石巻市の「目に見える再建」は、未だに遅々として進まない現状があります。

私の住む仮設大森団地は第1から第4まであり、第4団地だけで言えば、現在の住民は100名程度です。
しかし、石巻市全体では、5000名を超える被災者たちが今でも仮設団地で暮らしています。復興住宅が完成次第、引っ越しができるのですが、1000世帯分を予定している復興住宅団地は未だ着工すらされていないという状況です。

すべての復興住宅が完成するまで、あと3~4年は必要だと言われています。つまり、少なくともあと3年は、仮設団地で暮らさなければいけない人がいるということです。

仮設団地の窓を開ければ、道路の向かいには数千万円で新築されている一戸建てが見えます。同じ被災者と言っても、資力のある被災者であれば土地を買い、家を新築し、人生再建をすることができます。でも、そんな裕福な人ばかりではありません。無い袖は振れないという被災者だっています。私も復興住宅の完成を「一日千秋の思い」で待っているのですが、まだまだ時間がかかるのが現実です。

仮設団地から引っ越し「第二の人生を再開できる被災者」と、「それを見送る被災者」とに運命が分かれ始めているのが、6年目の特徴と言えます。
引っ越しをしてゆく仲間の「新しい門出」を祝う気持ちと、己の現状を嘆く気持ちとが、複雑に交差する6年目の仮設団地。
引きこもりがさらに増え、生活実態が見えにくくなりつつある仮設団地。
病死や精神を病むなど、改善しなければならない課題も山積するのが、6年目の仮設団地です。  

しかし、だからこそ、仮設団地に居残る被災者たちは「団結」せねばなりません。
お互いに助け合い、励まし合って、孤独な仮設団地暮らしを乗り越えたいと考えているのです。
人は独りでは何もできないものです。人は貧乏には耐えることができても、孤独に耐えることはできません。
引こもりたくなる気持ちも分からないではありませんが、明日を信じて仲間と団結し、仮設団地を盛り上げてゆきたいと思うのです 。

■笑顔あふれる仮設団地に

私達、石巻市の仮設大森第4団地自治会は、自治会活動を活発化させることで、仮設団地での孤独死、衰弱死を防止し、最後の一人が無事に復興住宅団地に引っ越しできるまで見届けたいと考えています。

自治会が活発な団地には活気が生まれるものです。
ポジティブな雰囲気が漂う仮設団地にこそ、ボランティアさんたちも集まってくれます。
ボランティアさんたちが沢山集まる仮設団地には、笑顔が生まれます。
笑顔は、お互いを幸せにします。

仮設団地に笑顔を沢山生み出すためには、積極的なイベント活動の実践が必要だと考えています。
昨年もボランティアさんの力を借りて、3.11の追悼集会、夏祭り、クリスマス会など、団地に暮らす人々が顔を合わせられる集会を数回開催することができましたが、私たちは被災者たちの集まりに過ぎないため、これらを運営するにも、慢性的な資金不足の状態が続いています。

 

■6回目の東日本大震災追悼集会を開催したい

2017年3月11日(土)に、仮設大森第4団地の集会所で6回目の「東日本大震災追悼集会」を開催したいと考えています。
この日は第1~3団地の住民も含め、仮設住宅で引きこもりがちな人々が一堂に会する、貴重な日となります。

6年前のあの日に失われた多くの命に黙とうを捧げ、炊き出しのご飯をみんなでいただき、ボランティアさんによるコンサートや朗読に耳を傾け、自分たちの未来へ目を向ける機会にしたいと思っています。

今回ご支援いただいた資金は、その運営にかかる通信費、運搬費、交通費、文書印刷代、炊き出しの材料費、備品購入費などに当てさせていただきます。

今回、もし残余金が発生した場合は、本年8月に予定している「仮設団地の夏祭り」、年末の「クリスマス会」の必要経費に充当させてください。

ご支援くださった皆様へは、物品のお返しができず大変恐縮ではございますが、心をこめて、お礼状をお送りさせていただきたく考えております。

私達、仮設大森4団地自治会に力を貸してください。
よろしくお願い致します。

自治会長 生出 信明

最新の活動報告

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  • 遅くなりましたが、3月11日(土)に開催した追悼集会の様子をご報告します。 当日は、10:00から追悼集会を開始しました。全国から多くのボランティアさんが参加してくださいました。団地の住人とボランティアさんで、まずは黙とう。その後、詩の朗読、歌や楽器の演奏、どじょうすくいなど、ボランティアさんによる多彩なプログラムで会を進行しました。 (詩の朗読に耳を傾ける仮設団地の住民)(小田原からのボランティアさんの演奏)(山形からのボランティアさんが玉こんにゃくを作ってくださいました)(埼玉からのボランティアさん、本庄の名物「つみっこ」を作ってくださいました)(絵本の読み聞かせをしてくださるボランティアさん)(住民とボランティアさんみんなで楽しく過ごしました)山形県村山市立楯岡中学校の生徒さん、東北大学、成蹊大学、広島大学の学生さんたちも参加してくださり、掃除や炊き出しをはじめ、いろいろとお手伝いをしてくださり大変ありがたかったです。2:46に合わせ、皆でろうそくを手に黙とうを捧げました。皆様からのご支援と、全国からのボランティアさんのおかげで、6回目の追悼集会も無事開催することができました。故人を偲ぶと同時に、団地の皆が集まって楽しい時間を共有し、元気をいただくことができました。ありがとうございました。簡単ではありますが、当日の様子をご報告いたしました。ご支援いただいた皆様へのお礼状は、今後発送いたしますので、今しばらくお待ちください。 この度は、本当にありがとうございました。 もっと見る

  • ご支援くださった皆様へ 3月11日(土) 10:00より、石巻市仮設大森第4団地にて6回目の東日本大震災追悼集会を開催いたしました。 写真は、地震発生の14:46に、皆でろうそくを手に黙とうを捧げたときのものです。 全国からボランティアさんが集まってくださり、皆と一緒にご飯を食べたり、音楽の演奏や詩の朗読に耳を傾けました。 山形の中学生や東京、広島、仙台の大学生の皆さんも、ボランティアとして参加してくださいました。団地の住民は皆、元気をいただきました。 当日の様子は、只今まとめておりますので、近日中にご報告いたします。ご支援、ありがとうございました。 もっと見る

  • プロジェクトを開始して数日のうちに、沢山の方々にご支援いただき、目標金額に達しましたこと、本当にありがたく存じます。 何より、パトロンになっていただいた方々からの温かいお言葉が、大変うれしく、励みになります。ありがとうございます。3月11日の追悼集会を無事執り行い、後日皆様へご報告いたします。まだ数日募集期間がありますので、より多くのご支援をいただいた場合は、8月の夏祭りや12月のクリスマス会開催の資金とさせていただきたく存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

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