皆様、こんにちは。
みんなのしるし の都甲です。
今日はミュージカル「シシ」のキャスト「網元」役の長谷野さんにインタビューしてみます。
個性豊かな「シシ」のキャストの素顔を知って、「シシ」の上演を楽しみにしてくださいね!
青森県むつ市出身。
就職のため宮城県に来てからお芝居を始められたそう。
「真顔のまま突然面白いことを始める系俳優」長谷野さんの素顔に迫っていきたいと思います!
…ちなみに「長谷野」という苗字は大変珍しいお名前らしく、全国で180人程度しかいない名前なのだそうです。
熊本県に約70人、東京・神奈川に20〜30人、あとは宮崎・長崎・岐阜・愛知などに約10名ずつ…
本当に青森から来たんですか、長谷野さん??
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長谷野「むつ市は陸の孤島と呼ばれるところでね。下北半島のところ。
私ね、若い時から自分が「変だ」っていうことはわかってたんだけど(笑)、小さな町だからなんとなく周りに気を使ってしまって、自分をうまく出せなかったの。
で、就職のために宮城に来て、周りに誰も知り合いがいなかったので、友達を作ろうと思って、大河原市にあるえずこホールでやっていた市民劇団に参加したんだよね。」
その後、仙台で演劇のワークショップとかを受けるようになって、その時講師をしていた石川祐人さんの主催する仙台の劇団「十月劇場(後のOCT/PASS)」に入団したそうです。
そこで今回共演する松崎太郎さんや、演出の横山真さんとも出会います。
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長谷野「お芝居のいいところはさ、『変なことをしても許される』ってところだよね。
私、本当はもっと普段からおちゃらけていたいんだけど、我慢してるもの。
なんで我慢してるのかっていうと、私が1人でおちゃらけていたとしても、本当はやることはやるの。
でも、そんな私を見て『なんだ、おちゃらけてもいいんだ』って思った人が私を真似して、やるべきこともやらなかったら、それは困っちゃう。
だから、普段は真面目なふりして、ちゃんとやることやっておく。
その点、舞台の上ではどんなにおちゃらけても、誰も『あいつの真似をしよう』って思わないでしょ。だから安心しておちゃらけられるんだよね。」
長谷野さんが、実は真面目だということはよくわかります!!
長谷野「どんな役が来ても、私はやらせてもらえればありがたいので、『こういう役がやりたい!』みたいなものはないかなあ。
でも、主役級の役をやったことは1度しかない(笑)。
決められたことをなぞるのがすごく苦手だから、キャスティングとしては危険なんだよ。
いっつも飛び道具(笑)
今回の役も、他の人がやった時と一緒だと面白くないでしょう。
だからね、いわゆる『正解』みたいなところは目指したくないの。
いつもそこからは外れていきたい。」
長谷野「今回の演目『シシ』は、役者としてやってるだけだと、ストーリーが繋がりにくくて難しいところがあるけど、お客さん目線で考えるとストーリーそのものの繋がりより、イメージ的な『何か』を伝えることのできる演目なのかなって思う。
歌や踊りや楽器などを使って、不思議なものが含まれた表現をすることで、大人から子どもまで、多くの人が見て『おもしろい』と思ってもらえるんじゃないかな」
今回、苦手だった歌や踊りに挑戦し、ソロ曲にも取り組む長谷野さん。
ミュージカル「シシ」では、今まで仙台で見れなかった、新しい長谷野さんに会えるかもしれません。
もちろん、真顔のまま面白いことを始める系俳優としての、長谷野さんの活躍にもご注目ください!
プロジェクトの終了まで、あと20日!
ミュージカル「シシ」の公演も同じくして始まります!
リターンも購入していただきたいですが、ぜひ劇場まで足を運んでいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたしますヽ(´▽`)/