2020/07/12 12:00

ナマステー。今年2月からUDON HOUSEのメンバーになりました、インド帰りの素子です。


さて今回は、『うどんのおうち』のイチ押しポイントのひとつ、パッケージデザインについて引き続き自画自賛したいと思います!


『うどんのおうち』プロジェクトが始動したのがかれこれ2ヶ月前。

「真っ白パワポの衝撃」について語ってくれた貴子さんと二人三脚でなんとかおうち部分が形になり、ホッとしたのも束の間、まだまだやらねばならないことは山のようにあるのです…!


その一つがボトルのラベルデザイン

おうちの中には月替りの麺と一緒に、UDON HOUSEが厳選したその麺にいちばん合う「だし」のミニボトルが入っています(ちなみにうどんの「だし」とは関東で言うところの「つゆ」のことです)。

せっかくだったらボトルもうどんのおうちらしいものにしたい。そんなささやかな願いが、後に自分の首を絞めることになるとはなんとなく予想はついていたのです、なぜならそれがもの作る人間あるあるだから。


(完成したボトルがこちら。集めたくなるかも!?)


今回お届けするだしは、うどんに合わせて7、8種類に上るため、ラベルのバリエーションもそれだけ必要になります。すっきりシンプルだけど、アナログの温かみも出したい。

「そうだ、手描きしよう。」

はい、これがまさに首絞めポイントです。午前9時00分、確保。


結果どうなるかというと、タブレットに向かってひたすらタテやヨコやナナメの線や、はたまた三角形や四角形やその他の模様を描き続けることになります。

そしてとうとう、取り憑かれたように丸を描きドット模様を画面に広げていくわたしに、心優しきUDON HOUSEのメンバーが哀れむように声をかけてくれました。

「(草間)彌生になってますね。」


(ただいま彌生中)


とんでもない、これぐらいの丸の数ではあの大芸術家の足下にも及びません。だがしかし、同じ形を均等に描き続けるには心の安定と辛抱強さが必要であること、つまり丸を描くことは瞑想にも似た行為だということがわかりました。ありがとう彌生。あとApple Pencil。


(直線がヨレているのは精神に乱れがある証拠です)



そしてさらにありがたいことには、麺の個包装に貼付するスリーブも作る必要がありました。ひとつ形になりそうになると次がやってくる、さながらデザイン千本ノック。しかしこちらもボトルとリンクしたデザインで、いい感じに仕上がりそうです。


(どんな仕上がりになるかは見てのお楽しみ)


本当はおうち部分のこぼれ話や秘めた思いがまだまだありますが、それは直接お会いした方にお伝えできたらと思います。


『うどんのおうち』が皆さまのお手元に届くその日まで、いや届いてからも試行錯誤の日々は続きます。追い詰められなくても力が発揮できるようになりたいけど、まだまだ修行が足りないようです…!

大変、大変と言いながらも楽しんでやってますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。買ってね〜!


素子