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軽量なカートップ型のカーボン製釣り船を作る!そして美味しい魚をたらふく食べる!!

「自分で作った船に乗り、自分で魚を釣って食べるのは最高に楽しいだろうな」と思い立ち、去年から始めた釣り船作り。仕事で磨いてきたカーボン成型の技術を使って、軽量で丈夫な、使い勝手の良い船を作ります!

現在の支援総額

300,000

100%

目標金額は300,000円

支援者数

17

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/03/15に募集を開始し、 17人の支援により 300,000円の資金を集め、 2020/05/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

300,000

100%達成

終了

目標金額300,000

支援者数17

このプロジェクトは、2020/03/15に募集を開始し、 17人の支援により 300,000円の資金を集め、 2020/05/10に募集を終了しました

「自分で作った船に乗り、自分で魚を釣って食べるのは最高に楽しいだろうな」と思い立ち、去年から始めた釣り船作り。仕事で磨いてきたカーボン成型の技術を使って、軽量で丈夫な、使い勝手の良い船を作ります!

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リターンを追加しました!(4/14更新)
皆様ご支援、本当にありがとうございます。
悩みに悩んだのですが、写真に掲載している、カーボンボート一号艇をリターンとして追加することにしました。
かなりお気に入りで使っていたのですが、「次のものづくりのために!」と決心致しました。
リターンの説明文にも入れているように、販売用に製作したものではないので、あくまで「プロジェクトKのものづくりへの支援」とお考えください。ただし先日船舶検査に合格しているので、強度は一定の水準をクリアしております。
是非よろしくお願い致します。


はじめに

こんにちは!鈴木啓太と申します。普段は、三重県鈴鹿市のフヂイエンヂニアリング株式会社にて、エンジニアをしています。
今回は個人的に取り組んでいる「船づくり」の資金調達のため、クラウドファンディングに挑戦します。
具体的には、2019年に作ったカーボン船の第二弾を作りたいと思っています。
さらに軽く、使い勝手の良い船を作りたいです。



船づくりのきっかけ

僕が自分用の小さな船を作り始めたのは、昨年20192月のことでした。
船を作り始めた理由は大きく2
★自分で作った船で釣った魚を食べたいから
★今まで仕事で培ってきたカーボン成型技術を使って、できることの幅を広げたいから
です。

実は本腰を入れて釣りを始めたのは2018年に入ってから。
始めてみたらとても楽しく夢中になりました。
釣ること自体はもちろん楽しいのですが、毎日の食卓が新鮮な魚で彩られるようになったことにも、幸せを感じていました。
昨年釣った魚の数々 ↓





最初は主に堤防で釣っていましたが、そのうちに海に船を出して釣りをしたいと思うようになりました。
小さな頃から海の側で育ってきたため、海に慣れ親しんでいたということもありました。



20186月頃からは無免許でも乗れる、小さなボートに乗って釣りをするようになりました。
ですが、アルミやFRP製のボートは
・重くて運ぶのが大変(駐車場から海までがとにかく大変)
・車の後ろにキャリアカーをつけて運ぶのも大変
・保管スペースの確保もなかなか難しい。
組み立て式の船の場合
・組み立てに時間がかかり大変
軽いゴムボートであっても
・膨らます準備が大変
・人間が乗ると荷物を載せるスペースがほとんどない。
またレンタルボートの場合
・時間が決まっているので、釣りができる時間が限られてしまう。
・行ける場所も限られる。

ということに気が付きました。



そこでこれらの問題を解決するのが、カーボンなのではないかということを考えるようになりました。
カーボンを使えば、軽くて丈夫な船ができる。
無免許で乗ることができるサイズで、5ナンバー普通車に積めるカートップボートを作りたい。
軽く積み下ろしができて、水際まで簡単に運べるミニボートが欲しい。
しかしカーボンで作られた小型船は世に出回っていない...
ないなら作ればいい!
と、ものづくり魂に火がつき、頭を悩ませつつも製作に着手しました。


フヂエンについて

僕が働くフヂエンこと、フヂイエンヂニアリングについても少し紹介させてください。フヂエンは、三重県鈴鹿市で車の鈑金塗装・レストア、レース車両の組み立て・部品の開発等のお仕事をしています。カーボンの成型を得意とする企業です。
昨年から特に力を入れているのが、次世代パーソナルモビリティの開発です。
特に電動キックボード、Sunameriは鈴鹿にて一つ一つ手作りをしているフヂエンの自信作です。
昨年2月にはこのCampfireのページにてクラウドファンディングに挑戦し、多くの方のご支援をいただくことができました。

              (クラウドファンディングはこちら

僕は現在主にこのSunameriのボディの成型(カーボンボディ)を担当しています。
このようなタイミングも重なり、船づくりを通して、自分自身のカーボン成型の経験を重ね技術を磨きたい、ひいてはそれがSunameri製作にも活きてくるという考えもありました。


カーボンを使う理由

専門的なことなので、さらっと流し読みしていただだければと思いますが、
そもそもここで言っているカーボンとは、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のことです。
CFRPはカーボンクロスという布状の素材に、エポキシ樹脂というドロッとした半透明の液体を染み込ませ、真空パックして加圧しながら加熱することで、硬化させたものです。

空気が入らないようにしたり、硬化の速度を見極めながら作業する必要があり、カーボン成型は技術と経験がものを言う、職人技なのです。
そんなカーボンの特徴は何より軽くて丈夫!ということ。
ちょっとのことでは壊れたりしない上にとても軽いので、航空・宇宙・スポーツ・レジャー業界まで幅広い分野で使用されています。
鉄やアルミに代わる素材として注目をされていますが、一方で削材が難しく加工に時間がかかるため、値段が高くなってしまうというのが難点でもあります。
カーボンを使うことで、船舶免許が必要のない大きさで、簡単に車の上に積むことができる、軽くて丈夫な船を作りたい!と思いました。


第一弾船づくり(2019年2月〜6月)

船づくりは、基本的に仕事終わりの時間や休日、「社員の技術向上に繋がる挑戦だったら」と快く許可をしてくださった藤井社長のご厚意で、フヂエンの工場と機材を使わせていただき進めました。


船づくりを応援してくださった、藤井社長


マスター作り
まずは紙でおおまかな形を作り構想を練りました。


次にベニヤ板を切り出し、組み立てました。


FRPで強化してパテで面出し、マスターモデルの出来上がりです。


続いてこのマスターモデルを使い、型作り。


うまくマスターモデルを外すことに成功し、型ができあがりました!
続いてカーボンの成型(カーボンで芯材をはさんでバギングして樹脂を流し込む)・脱型・トリミングを行いました。


プロテクターを作成、取り付けました。


船のサイズ
L 3320mm
W  1640mm
H     680mm
重量 35kg(目標)
トランサム L



できあがった船の使い心地は上々。
車の上に載せて海まで。降ろすのも簡単でほとんどストレスがありません。




ものづくりをしていてたまらないのは、思い描いたものが形になった瞬間。
自分の作った船に乗り込んだ時のわくわく感は、何にも変えがたい感覚です。
お金を理由に好きなものを作ることを諦めたくない、自分のものづくりを発信したい、そんな想いで今回のプロジェクトに臨んでいます。



第二弾船づくりについて

〈目標〉
とにかく軽くする!

前回作った船の重量は約60kgと、想定していたよりも少し重くなってしまいました。
今回製作分の目標はできれば前回の60%の重量にするということに挑戦します。
一言で「軽くする」というと簡単に聞こえてしまいますが、芯材やカーボンの使用量等々の微調整(強度を保ちながらも必要最小限の量にすること)がかなり難しい挑戦となります。

〈支援金の使い道〉※予定です
カーボン        : 300,000円
樹脂・バギングフィルム : 150,000円
その他雑費       : 50,000円
※細かな部品の購入や作業補助の人件費に充てます。
____________________________________
計           :500,000円
※今回の目標金額である300,000円集まったら、残りは自費で製作します。
 All or Nothing形式となりますので、集まらなかった場合は計画の実行及びリターンのお届けはございません。

〈スケジュール〉
5月後半 構想 ・計画・材料調達・製作着手
6月   カーボン成型
7月   完成・進水式(予定)

プロジェクトKとは
今回の船プロジェクトを「プロジェクトK」と名付けました。
Kは鈴木「啓太」のKであり、「感覚」と「感性」をフル稼働するものづくりのスタイルを表すKでもあります。

加えてものづくりが得意な反面、文章を書くのが少し苦手な啓太さんの代わりに彼の思いの丈を代筆、加えてプロジェクトページ全体の製作をさせていただきました、ペンネーム「かねごん」のKでもあります。
私がフヂエンでお仕事をするようになったのは、一昨年2018年からでした。
急に「船を作る!」と言い出した彼のことを一番最初は「へ?何言ってるんやろ?頭おかしいんとちゃう?」なんて思っていましたが、毎日夜遅くまでコツコツ作り続け、数か月後には本当に船ができてしまっていたのには、驚きました。
何よりめちゃくちゃ楽しそうにものづくりをしていたのが印象的でした。
目立つことが少し苦手な彼が、クラウドファンディングをやると言い出したのも、正直に言うと少しびっくりしました。
だけど、資金が足りないことはもちろんですが、自分が取り組んでいることを発信したい。自分だけではなかなかできないこともたくさんある、良いものを作るためにはいろいろな人を巻き込んで、挑戦していかなくてはならない。という心情の変化だったのかな、と自分なりに解釈しています。

今回ご支援いただいた方には、プロジェクトKの一員となり、この挑戦を応援していただければと思います。リターンは心ばかりのものとなりますが、何か皆様と一体感を共有したいなと思い企画しました。
面白いことをしていると、たくさんの人が集まってきて、新たなアイディアが生まれたり、もっとすごいものが作れる、ポジティブな循環がある気がしています。
どうぞよろしくお願いします!



最新の活動報告

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  • 23日(海の日)に何故かダム湖で進水式を行いました。笑無事に浮かび、走行できました。問題なし!無事進水式を終え、この後にBBQ一号艇で釣り上げた、ビワマスとタコも登場しました◎美味でした!とても良い一日になりました。改めてご支援くださった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m船検の様子もこちらでレポートしようと思います! もっと見る

  • 大変お待たせ致しました。リターンができあがってきました。遅くなってしまい、申し訳ございませんでしたm(_ _)m発送orお渡しで手配させていただきます!カーボンキーホルダー、手間暇かけて頑張って作りました〜!また今回は皆様のお名前を船に入れさせていただきました。黒いカーボン柄によく映えます♪これでたくさんいろんなところに行こうと思います!改めて、たくさんのご支援に感謝申し上げます。ありがとうございました。進水式は今のところ雨の予報...晴れてくれー!! もっと見る

  • 製作状況 その9

    2020/07/21 13:28

    こんにちは。船底を擦ってしまっても本体に傷がつかないようにプロテクターを作りました。また運搬用のタイヤも取り付け終了しました。完成までもう少しです。 もっと見る

コメント

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  1. 2020/03/15 20:07

    船を入手することは出来るのでしょうか?応援記載を見る限りは名入れなどしかないようですがが。。。

    1. 2020/03/16 21:41

      ご質問ありがとうございます。 大変申し訳ございませんが、今回はボートそのものの販売はしておりません。 ただ、将来的に皆様にお使いいただけるようなものを製作したいという夢はあります。 そのためにも前回と今回作ったボートをテストしながら、より良いものを追究したいと考えております。 尚、前回作成したボートについては、リターンに追加することも検討はしております。 (中古品となっておりますが) 今後を見守っていただけたら、と思います。 どうぞよろしくお願い致します。


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