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障がいをもつ農業者の立場で、理想とする【農福連携】へ挑戦したい!

現在の支援総額

70,000

10%

目標金額は700,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/04/27に募集を開始し、 11人の支援により 70,000円の資金を集め、 2017/06/22に募集を終了しました

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障がいをもつ農業者の立場で、理想とする【農福連携】へ挑戦したい!

現在の支援総額

70,000

10%達成

終了

目標金額700,000

支援者数11

このプロジェクトは、2017/04/27に募集を開始し、 11人の支援により 70,000円の資金を集め、 2017/06/22に募集を終了しました

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▼はじめにご挨拶

オーガニック佐藤ファームの佐藤昌志と申します。私は出生時にへその緒が巻き付く事故で脳性小児まひとなり、左半身に障害を抱えています。

広島県神石高原町に生まれ育った私は、福山市の運送会社に職を得てシステム管理に従事してきました。10年程まえ師と仰ぐ人から「農業をやりなさい」と勧められたことがきっかけとなり平成21年から神石高原町の生産者から有機農法の指導を受け、8年前に笠岡市に遊休農地と住居を借り移住を果たせました。それより今日まで障がい者だからこその苦労や哀しみも幾度となく味わいましたが、夢を実現するために前を向き農業に取り組んで参りました。

▼これまでの活動

現在は50aの畑でナス、タマネギ、キャベツ、ハクサイなどを栽培。農業を始めたころは農薬を使う方が楽だし、迷った時期もあったが無農薬栽培を貫いてきた。肥料についても、油カスや鶏糞など有機肥料だけを使っています。

収穫した野菜は、おもに、福山市内の地場系スーパー数店舗へ出荷しています。

業界での差別化を図るため、地産地消に力を入れているそのスーパーでは、店頭に近隣農家の農産物を並べた直売コーナーを併設している。自分の育てた野菜の価値を正当に評価してくれる売り先を探し、自らそのスーパーに出向いて交渉。担当者に無農薬栽培という点を気に入ってもらうことができ、3年前から取引がはじました。

【オーガニック佐藤ファーム】という生産者名で販売される野菜は、無農薬栽培の安心感、味のよさなどが消費者からも評価され、順調に売りあげを伸ばしてきました。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

「農業」と「福祉」が、従来の枠組みを超えて連携することで様々な地域課題を解決しようという、いわゆる【農福連携】の取り組みが注目されています。

たとえば、農家の高齢化などにより担い手不足になった農業分野へ、雇用の場や機会が少ない障がい者を働き手としてつないでいくなどといった取組みであります。

インターネットで情報収集をしていた時たまたま福山市で【農福連携】についての勉強会が開かれることを知った。

迷わず参加した私は、講師の話を聞くだけでなく、自らも発言する機会を得た。今後目指す方向性として確かな手応を感じることができました。
以後、【農福連携】の集まりだけでなく、地域づくり関係の勉強会やイベントなどに積極的に足を運んでは、自らも進んで発言や対話を重ねながら、ひとり、またひとりと、共感や応援してくれる人を増やしてきました。

▼このプロジェクトで実現したいこと

仲間と力を合わせて、理想とするカタチをつくりたい!

農業を基盤として、障がいをもった仲間の自立を支援していくシステムづくり。

具体的には、自分の農園に障がい者を雇用。畑でいっしょに汗を流しながら、農業技術を修得してもらう。知的障がい者にとって、地域社会のなかで住むところがないというのがしばしば直面する現実の問題なので、宿舎も欠かせないと考えています。

その為の一歩としての経営規模拡大を目指し、平成28年秋には、市内有田地区に新たに30aの遊休農地を借り受けた。

拡大した農地を管理するための設備が不足もしくは老朽化しているため生産性があがらず雇用を生むまでには相当な時間がかかることが予想される。

生産性を向上させる設備を導入する資金調達させクリアできれば夢の現実に大きく近づけると思いクラウドファンディングで支援をお願いすることにしました。

▼資金の使い道

現在、拡大した農地を管理するための設備が不足しています。

また、これからの梅雨の時期に備えるため、老朽化したエンジンポンプの整備も急務です。今回ご支援いただいた資金は、ユンボの購入(100万円)、電気工事(25万円)、ポンプ(10万円)に活用したいと考えています。

▼リターンについて

クラウドファンディングにご参加いただいた皆さんには、一緒に農業体験をしていただきたいと思います。

有機農法で作った新鮮な野菜を、一緒に収穫しましょう!!また、有機野菜を詰め放題でお持ち帰りください!!

次回一緒に収穫する野菜の植え付け作業も一緒に行いたいと思います。

▼最後に

障がい者であり同時に【農福連携】の実践者でもあるという立場から、障がいをもった若い世代にメッセージを伝えたい。そのためには、日本中どこへでもいく気持ちがあります。

障がいをもちながら農業をやってきて強く感じているのは、「とにかく、いいものをつくること。

たとえ障がいがあるからといって、それに甘えてはいけない。市場や消費者にとっては、いいものができてあたりまえの世界」という現実だ。

しかしながら、自分自身が障がい者であるからこそ、仲間が困ったときにも実感として理解や共感ができるのも事実。

10年後をめどに、自分の理想とする【農福連携】のカタチをつくり、日本の農業と障がい者の為に後継者を育てていきたいと思います。

個人の思いから始まり、今では多くの方を巻き込んだ取り組みになりつつあります。夢の実現の為に多くの方にプロジェクトの事を知ってもらいご支援、ご協力が頂けましたら幸いです。

 

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