みなさん、こんにちは!
明治大学国際日本学部1年生が集ったグループ IZUMO です。
留学やボランティアを経験した国際色豊かな4人が、学生ビジネス大会 Hult Prize に出場しています。
学内選考On Campus1位通過グループのみ次の世界大会Regionalに出場可能です。
私たちの順位は →→→→→ 3位。。。
しかし、アメリカ本部で行われた選考に通った結果、中東ヨルダンにあるアンマンという都市で行われる世界大会Regionalの出場権を得ることができました。しかし、渡航費・滞在費が高いです。そこで、みなさんのお力をお借りしたいのです!
<Hult Prizeとは?>
国際連合とパートナーシップを結んでおり、世界121か国、3000以上の大学、200万人以上の学生がSDGs(持続可能な開発目標)に基づき、集い、競う学生ビジネスコンテストです。Hult Prizeは現代の若者に社会問題を考えさせるきっかけを与えるとともに、世界最大の学生ビジネスコンテストと社会的起業を同時に経験できる舞台を提供しています。優勝チームは賞金1億円を手に入れ、ビジネス実現の資金を得ることができます。
今年のテーマは『A positive impact on our planet(地球の環境問題を解決するためのビジネス)』です。
焦点を当てたSDGsは
7: affordable and clean energy(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)
3: good health and well-being(すべての人に健康と福祉を)
6: clean water and sanitation(安全な水とトイレを世界中に)
*画像を押すとHult Prizeのホームページ(英語のみ)に移行します。
<IZUMOのきっかけ>
去年の夏、グループリーダーの松田はボランティアプロジェクトのためインドネシアに行きました。現地の学校で日本のことを教えたり、インドネシア独特の習慣や、宗教について教えってもらっていました。フィールドワークで街を歩いていると、ゴミがあふれ、水すらも流れなくなった、川がありました。インドネシアの友達は Magical River(何でも捨てていい魔法のような川)と言って、気にもしていませんでした。日本人の私たちからすると、ありえないこの光景。 日本では、川が流れるのが当たり前。無論、この川による健康被害もあります。そこで、Hult Prize を通して、環境を変えるビジネスをスタートすることにしたのが、IZUMO のきっかけです。
インドネシアで排出されるゴミの中で、有機廃棄物の次に多いのが、プラスチックです。
プラスチックの破片が原因で絶滅していく海洋生物は80%近くいます。
私たちが住む地球をより住みやすい場所にしていきませんか?
<ビジネスプラン>
※追記あり
私たちのビジネスプランは、日本にある繊維会社とコラボすることから始まります。
人材費・設立費が日本と比べて格段に安いインドネシアでビジネスをします。ゴミに対する認識が低いインドネシアでは、ゴミをきちんとした場所に捨てる、回収するという概念が薄いです。そこで、プラスチックを集めることから始めます。
プラスチックを集める → プラスチックをポリエステル素材に繊維化する → 服を作る → 売る
ジャカルタにある学校から始めて、ジャカルタ全体へ、インドネシア全体、東南アジアと拡大予定です。
私たちが売り出すポリエステル素材の服のメリットは、価格が安いということです。
ヨーロッパにある Pure Waste Textiles は同じようなビジネスをすでに行っています。しかし、価格はTシャツ一枚2000円。この価格設定は、原料がコットンであること、ヨーロッパの物価が高いことの二点が理由です。
私たちは、東南アジアでは希少なこのビジネス形態と、需要、人材費、設立費によるコスト削減で、一枚200円で販売予定です。(企業とのコラボなので、変動の恐れがあります。)
【追記】
ビジネスプランに大幅な変更があります。
私たちがフォーカスするものが変わりました。。。
それは、ペーパータオルです!!!
ペットボトルを集める → ポリエステル繊維を作る → タオルをつくる
これが大まかなビジネスモデルです。
イスラム教徒の割合が多いインドネシアでは、伝統的な習慣として、食事を手で行います。
そのため、レストランをはじめとする飲食店では、お手洗いとは別に洗面台があります。
そこで、使用されているのはペーパータオル。
ペーパータオルは、環境破壊を促進させている要因の一つです。
私たちのビジネスでは、このペーパータオルをポリエステル繊維のタオルにします。
ポリエステル繊維のタオルにすることで、再利用も可能になります。
ペーパータオルの削減・ペットボトルの削減・ポリエステルタオルの再利用
現在、この相乗効果を利用して、私たちのビジネスを組み立てています!
費用に関しては、いまだ検討中ではありますが、インドネシアの人件費・建設費は安いため、低価格での提供が見込まれています。
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なぜ、ビジネスプランが変更になったのか
この理由は二つあります。
①インドネシアの市場では、より安価な価格で洋服が出回っていること。
②ポリエステルタオルのほうがニーズが高いこと。
変更点が出てしまい、申し訳ありません。
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<資金の使い道>
集めた資金はヨルダンまでの渡航費・滞在費として使わせていただきます。
<実施スケジュール>
3月6日(金)~3月16日(月)
みなさまのご協力お待ちしています!
【本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。】
最新の活動報告
もっと見る私たちの気持ち
2020/02/13 14:08私たちの気持ちなぜ私たちが、インドネシアを選んだのか。きっかけは、松田がインドネシアでのボランティアで知見してきたこと。と同時に、日本では当たり前のことがインドネシアではできていない。たとえば、ゴミ捨て。日本人は決められたとおりの日・時間に捨てる。あふれたら、まとめる。あるいは、業者に頼む。自分でどうにかしようとする。インドネシアの現状はどうだろうか。あふれたらそのまま。誰かが目にとめることもない。市街地から少し離れた郊外に行けば、道の端には、ゴミがある。しまいには、捨てるところがないから、川に捨てる。こんな現状があってもいいだろうか。世界的に、環境問題が騒がれている現代社会にとって、インドネシアの現状は、解決すべき問題の一つである。では、この問題はどこから来たのだろうか。それは、教育であると私たちは考える。ごみについての教育を受けてきた日本人とは対照的に、今までゴミについての教育を受けてこなかったインドネシアの少年少女。しかしながら、彼らも自分たちの現状に気づき始めている。貧富の格差が激しいインドネシアの中で、私たちが触れ合ってきたインドネシア人は、海外に行けることから考えると、裕福である。そんな彼らは間違いなく気付いているだろう。一方で、貧困層に位置づけられてしまう人々は自分たちの当たり前が、世界のイレギュラーであることにすら気づいていない。私たちがしたいこと。それは、教育の改革という無謀なことではない。私たちが学生であり、インドネシアに友達がいるからこそ、彼らに、彼ら自身が変わろうと思えるような機会を提供したいのだ。IZUMOプロジェクトを通して、世界の認識をインドネシアの人々に伝えたい。自分たちで変えようと思うからこそ、環境問題が改善されるのだと思う。 もっと見る
ビジネスプランの変更
2020/02/13 13:47こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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