「田中優大、起業します!」
ある日の学生組織「京都実業プロジェクトMEY」でのミーティングで、
日頃から「スピード感✖行動力=成功」と言っているVoltage代表田中が
いきなりそう言った時は「また急にすごいこと言っとるよ」と思っていたのですが、
話の内容を聞いていくと、この学生エンゲージメントスペースVoltageの目指す世界に共感し、その想いの熱量に魅了されました。
そしてVoltageのvisionにもmissionにも含まれている「熱狂」という言葉について向き合い、自分の人生でいままで何かに熱狂したことがあるか考えた時、
僕の場合、まず思いついたのは高校留学での友達作りでした。
留学先の学校には日本人が数人いて、彼らは常に日本人で集まりグループをつくり日本語で会話をしていました。それがどうしても許せなかった僕は彼らに日本語で話しかけれても英語でかえしました。すると彼らから「なんやこいつ」なんて言葉をかけられ、僕はもちろんとても嫌な気持ちになりました。
そこでより一層外国人の友達が欲しいという気持ちが高まり、クラスで席が隣になった現地の学生につたない英語で一生懸命話しかけてみたり、1年間で6つの部活にはいってみたり、できる限りの努力をしました。
すると、だんだんと現地の学生や他の国から来た留学生と友達なることができ、遊びに行くことも増え、それに比例して英語で会話することも増え、気づいたら友達と本当に楽しく生活しながら友達を200人作り、帰国時の英語力テストの点数も他の国に留学にいった同期達の中でも1番伸びていました。
ただ、外国人の友達を増やして遊んだり話をする機会をつくるかばかり考えて日本の家族のことや学校の勉強のことなどは置いてけぼりになっていました。
本当は日本の家族や学校の勉強についてもしっかり考えるべきだったのかもしれませんが、当時は自分の英語での会話力が伸びていく実感や友達が増えていく楽しさにハマってしまっていて、他のことは本当に考えれませんでした。
おかげで今でも頻繁に連絡をとる外国人の友達もできたし、4年越しに今年の夏にその子達に会いに行ったりできて、留学中に友達作りに熱狂したことはとてもいい選択だったと思っています。
2020年3月吉日
髙永雅人