はじめまして!
京都でオリジナルのジーンズメーカーを運営している、西尾 優といいます。
この度、「Made In JAPANの技術と誇りを伝えるジーンズを一人でも多くの方へ」
と題して、プロジェクトを発表させていただきました。
少し長くはなりますが、このプロジェクトの内容をご覧いただき、一人でも多くの方に少しでも興味を持っていただけると幸いです!
●はじめに
僕は学生時代にジーンズの魅力にとりつかれ、アパレル業界へ入った21歳の頃から以後13年間ずっとジーンズを作り続けてきました。
物作りについての知識も全く無かった素人の僕が初めてデザインしたジーンズは、今思い出すと酷いものでした!
が、工場と職人さん、物作りに関わる多くの方々との出逢いの中で色々なことを学ばせていただき、十数年経った今では、様々なハイブランドや東京コレクションに登場するような有名ブランドメーカー様からも、ジーンズデザインのお仕事をいただけるようにまでなりました。
こうした仕事ができるだけでもとても幸せなことですが、僕にはずっとやりたかったことがあります。
それは、 「自分が作ったジーンズの魅力を、自ら直接人に伝えていくこと」です。
昨今、世の中には様々なジーンズが溢れていますが、そのジーンズの「価値」とは一体なんでしょうか?価格でしょうか?それともブランドの名前でしょうか?
僕は思うのです。
「価値」とは、どれくらいその物に対して満足していただけたか、ということではないでしょうか。
僕の作るジーンズに「価値」をつけて下さるのは、実際にそれを穿いて、愛用してくださるユーザーです。
価格やブランドのネームバリューに対しての安心感や満足感でなく、穿く人が製品に対して心から満足すること。
それが僕の物作りに対しての信念であり、僕が作るジーンズの「本当の価値」であるのだと思います。
ファストファッションと呼ばれる安価で大量生産の製品が溢れるこの時代だからこそ、作り手としてこだわりや想い、製品のストーリーをユーザーへ直接伝えていく。
そうすることで、穿く人の心に残る特別なものとしてその価値を見出していただけるような、僕はそんな物作りとサービスをしていきたいと願っています。
●日本の物作りの現状
近年、ファストファッションの普及によって価格競争が激しくなり、少しでも安価に物を作ろうとするメーカーはその製品の大半を海外で生産するようになりました。
ジーンズも、安価な海外製品が普及するにつれて、国産品の需要は年々減少しています。
僕の知るブランドメーカーの中には、国産の品質を維持しながら海外製品の低価格に対抗しようと、工場に対して無理矢理コストを値切るような、無茶苦茶な物作りをしているところもあります。
広告や宣伝費用に莫大な費用を使っているにもかかわらず、100円、200円といった金額を、工場や職人さんの「賃金」から値切ることで、自分達の利益を確保しようとするのです。
そのせいもあり、近年、日本を代表するデニム産地である岡山県でも、いくら仕事を受けても利益が確保できずに経営不振に陥り、結果、閉鎖に追い込まれる工場が増えてきています。
いくら良い仕事をしても自分達の技術、労力に見合う対価を得られない職人の方たちは、その仕事に対してモチベーションを維持できるはずもなく、またそのような仕事をしようと「職人」を志す若手も多くはありません。
今、「Made In Japan」の物作りに対する誇りと技術は次第に失われつつあります。
●僕ができること
そうした業界の裏側を数多く見ながら、僕はずっと自身の在り方について考えてきました。
僕にできること。それは、
「良い物を作って、その価値を正しく多くの人へ伝えていくこと」 。
穿く人に満足してもらえるような、良い物作りをする。
一緒に物作りをする工場や職人さんが満足できる、正当な対価を支払う。
そしてより多くの人へその製品の魅力を正しく伝えて、その価値を見出してもらう。
とてもシンプルなことです。
でも、こんな当たり前のことさえまともに行っているブランドメーカーは本当に少ないように思うのです。
だからこそ、その当たり前のことをコツコツ続けることが、一緒に物作りをしていただいている工場や職人の方への敬意であり、日本の物作りへの支援になると、僕はそう信じています。
●オリジナルジーンズブランド「Libertad」のスタート
そして、その想いを胸に2014年の春、
「自分が作ったジーンズの魅力を、直接人に伝えていく」為に、
オリジナルジーンズブランドとして、「Libertad」(リベルタ)をスタートしました。
「自由」という意味を持つブランドネームは、アパレル業界の決まった風習にとらわれず、物作りを通して様々な事にチャレンジしていきたいという想いを込めて名付けたものです。
ここで少し、その「Libertad」のジーンズについてご紹介させて下さい!
●製品のご紹介●
●Libertad-Raw●
まず、Libertadのジーンズのベースとなるパターン型紙は、10年以上も改良に次ぐ改良を繰り返して完成した、「Cigarette」(シガレット)と呼ばれるスリムテイパードシルエットです。
深すぎず、浅すぎない股上と、腰回りのサイズに少しだけ余裕を持たせることで、細身の方から体格の良い方まで幅広い体型にフィットし、穿く人の魅力を最大限に引き出し、スタイリッシュに穿いていただけるように設計されています。
写真では細身に見えますが、一つ上のサイズを選ぶと、ゆったりとリラックスして穿くこともできる万能シルエットです。
そしてそのシルエットに日本の誇る岡山県産の最高級セルビッチデニム生地を落とし込み、
「生から穿き込む、ジーンズ好きの為のノンウォッシュジーンズ」
として誕生したのが、この「Libertad-Raw」モデルです。
※生地
生地は色落ちや穿き心地を考慮して厳選したジンバブエコットン素材の13.5ozオリジナルセルビッチデニムを使用し、厚手のデニム生地ながらもしなやかでソフトな肌触りが特徴です。
セルビッチデニムとは、旧式の力織機を使用して織られたデニム生地の総称で、現在の織機と比べると生産効率が悪いので生地としては高価なものですが、旧式の織機のアナログさが独特の素材感や色落ちを作り出す為に、ジーンズファンには重宝されています。
最高級のジンバブエコットンで織られた独特の深いインディゴカラーは、穿き込むにつれてその表情を豊かにし、世界にあなただけの特別な一本となっていくことでしょう!
※縫製
そして「Libertad」のジーンズの縫製は、岡山でも最高の縫製工場にて熟練の職人さんの手により一本一本丁寧に縫い上げられます。(最高の工場です!僕が自信をもって保証します!)
昔ながらのヴィンテージジーンズの持つ頑丈な作りをベースにしながらも、さらに耐久性を追及した縫製仕様は、糸の色、種類や太さ、運針など細部にまでこだわりました。
内側にベルトを通すことでベルトループとして兼用できるオリジナル革パッチや、別生地を合わせて二枚仕立てにすることで破れにくいように補強したバックポケットなど、ミニマルなデザインの中にも様々なギミックを盛り込み、穿きやすさとタフさを両立しています。
セルビッチ特有の生地端である「耳」を使用したベルトループ、そしてチェーンステッチは国内でも希少とされる幻のヴィンテージミシン「ユニオンスペシャル」を使用し、裾は折り返すと赤いステッチが覗くなど、さりげないディテールも「Libertad」のジーンズの持つ特徴の一つです。
●世界最高レベルのヴィンテージ加工技術
そして、「Libertad」の最大の武器でもあり、得意とするのがヴィンテージ加工です。
それは日本のデニム加工の最高技術者と名高い職人チームが全て手作業で施すスペシャルなエイジング加工。
海外のスーパーブランドを数多く手がけてきた熟練の職人チームと一緒に、何度もテストと打ち合わせを繰り返して作り上げる「Libertad」のヴィンテージ加工は、実際に長年穿き込んだヴィンテージジーンズをサンプリングし、その色落ちや形状を細部まで再現しています。
ここではそのLibertadの得意とするヴィンテージ加工を施したモデルをご紹介します。
Libertadのジーンズは、愛着を持って穿いていただくために、それぞれのモデルに名前をつけています。
イディゴの濃色を残しつつも、全てをハンドシェービング(手擦り)によって立体的なヒゲやアタリを表現。
さらに何度も染めと洗いを繰り返して表情に奥行きを持たせ、少しムラ感の強い生地が、着用する際の絶妙なコントラストを作り出します。
僕も愛用しているイチオシのモデルです!
実際に穿き込んだヴィンテージのLevi’sの66モデルを参考に、淡い色落ちとリアルなヴィンテージ感を再現したモデルです。
通常よりも太い縦糸を使用して織りあげた14ozセルビッチデニムを使用しているので、洗いを繰り返してもしっかりとコシのある穿きごたえが特徴です。
「上品さ」と「色気」をキーワードに制作した濃色モデル。
ソフトな素材感と表情ながらしっかりとした穿き心地と、穿き込むことでさらなる色落ちを楽しんでいただけます。
「Blaster」と同じ加工ながらも、より上品さを追求し、白いシャツやジャケットスタイルにもバッチリと合う大人のカラーに仕上げました。
以上、Libertadの製品を一部ご紹介させていただきましたが、ここで写真と文章だけでは魅力をお伝えできないことがまだまだたくさんあるのが本当に残念です……。
●より多くの人へジーンズの魅力を伝える為に
「実際に足を通して、他のジーンズとの違いを感じていただきたい!」
そんな想いから、少しでも多くの方に直接このジーンズにふれていただこうと、先日ゴールデンウィークに開催した個人様向けの展示受注会では、京都のローカルでの開催にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただき、盛況の中、数多くのオーダーをいただきました。
(写真はGWに開催した展示受注会の様子です。)
まだブランドスタートしたばかりではありますが、展示会などでお客様と顔を合わせてコミュニケーションをとることで、僕のこだわりや物作りへの熱意を直接伝えることができ、少しずつですが愛用していただけるファンの方も増えてきています。
●今後の目標●
現在Libertadのジーンズは、一部お付き合いのある専門店での取り扱いと、オフィシャルWebストア、そして定期的に開催する展示受注会での販売のみとなる為、「どこに行けばジーンズを見ることができるのか?」「お店を出して欲しい」といった声を数多くいただいています。
現在、その要望に応えるべく、地元である京都で「Libertad」のコンセプトショップをOPENすることが直近の目標としています!
しかしながらショップの開店には多くの資金が必要となります。
良い製品を作る為には商品開発や生産にかかる費用も大きく、まだ店舗を構える余力はありません。
そこで今回、この店舗を出店する為に必要となる資金の一部をご支援いただけることを願って、このプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
店舗の出店には立地や規模、アイテムの充実など、まだ課題はたくさんありますが、なんとかこのプロジェクトを成功させて、2016年にはショップオープンを実現したいと考えています。
その第一歩を踏み出す為に、皆様のご協力とご支援、何卒宜しくお願い致します!!
そして、このプロジェクトをご支援いただける皆様へ、下記のリターンをご用意させていただきました。
●ご支援いただいた方へのリターンについて
●サンクスメール
デザイナーからご支援者様へお礼のメッセージを記したメールをお届けさせていただきます。
●次回展示会へのご招待状
次回に開催する展示受注会への招待状を送付させていただきます。
●生デニム穿き込み指南書
(ジーンズをノンウォッシュの状態から穿き込む際の注意や洗濯方法などについて書いた説明書のようなものです。大したものではございません!)
●「Libertad」 ファン交流食事会へのご招待
「Libertad」はファンの皆様と少しでも交流を持つ為に、定期的に京都市内で飲食店を貸し切っての食事会を開催しています。
幅広い年代の方が集まって、ジーンズ?について語らいながら食事をします。
※当日にご飲食代金(3,000円前後)が別途必要となります。
●オーガニックコットン使用!「Libertad」オリジナルUネックTシャツ 1枚
オーガニックコットンを使用した、オリジナルUネックTシャツです。
色はブラック、サイズS~Lからお選びいただけます。
※ご支援いただいた方には、後日個別にご希望サイズをお伺いさせていただきます。
●【Campfire特別価格】
生から穿く!定番ノンウォッシュジーンズ「Libertad-Raw」1本
※通常定価21,600円相当。
※サイズは27,28,30,32,34インチよりお選びいただけます。
※サイズ、裾上げなどについては、個別にお伺いさせていただきます。
※特殊チェーンステッチ(ユニオンスペシャル)による裾上げ込み!
※裾上げ無しの場合に限り、サイズ交換も受け付けます。
(交換には在庫状況により少々お時間をいただく場合があります。)
●【Campfire特別価格】
「Libertad」ヴィンテージ加工ジーンズ 「Blaster」 1本
※通常定価30,240円相当。
※サイズは27,28,30,32,34インチよりお選びいただけます。
※サイズ、裾上げにつきましては、個別にお伺いさせていただきます。
※特殊チェーンステッチ(ユニオンスペシャル)による裾上げ込み!
※裾上げをした後にヴィンテージ加工しますので、裾のダメージもバッチリ!
※裾上げ無しに限り、サイズ交換も受け付けます。
(製品の在庫状況により交換には少々お時間をいただく場合があります。)
●【Campfire特別価格】
「Libertad」ヴィンテージ加工ジーンズ 「Dean」 1本
※通常定価29,160円相当。
※サイズは27,28,30,32,34インチよりお選びいただけます。
※サイズ、裾上げにつきましては、個別にお伺いさせていただきます。
※特殊チェーンステッチ(ユニオンスペシャル)による裾上げ込み!
※裾上げをした後にヴィンテージ加工しますので、裾のダメージもバッチリ!
※裾上げ無しの物に限り、サイズ交換も受け付けます。
(製品の在庫状況により交換には少々お時間をいただく場合があります。)
●【Campfire特別価格】
「Libertad」ヴィンテージ加工ジーンズ 「Weiland」 1本
※通常定価29,160円相当。
※サイズは27,28,30,32,34インチよりお選びいただけます。
※サイズ、裾上げにつきましては、個別にお伺いさせていただきます。
※特殊チェーンステッチ(ユニオンスペシャル)による裾上げ込み!
※裾上げをした後にヴィンテージ加工しますので、裾のダメージもバッチリ!
※裾上げ無しの物に限り、サイズ交換も受け付けます。
(製品の在庫状況により交換には少々お時間をいただく場合があります。)
●「Libertad」デザイナーと一緒に作る、特注オーダージーンズ 1本
※デザイナーがご提案する様々なデニム生地からお好きなものをお選びいただき、あなただけの特注ジーンズをお作りします!
※生地の色やユーズド加工につきましては、デザイナーの十数年の経験とノウハウをもとに、可能な限りご希望にそって具現化します。
※一点ものとして、デニムにご支援者様のお名前を刺繍させていただきます!
※ベースとなるパターンモデルは定番シルエット「Cigarette」となります。
※サイズ27,28,30,32,34よりお選びください。
●デザイナーと行く!岡山ジーンズ工場見学ツアー 1泊2日夕食付き。
※岡山まで一緒にジーンズを作っている現場を見に行きましょう!
※夕食は現地のオススメ店にて!
※夜は瀬戸大橋の見渡せる「せとうち児島ホテル」に宿泊!
※宿泊費、夕食代、見学工場までの往復にかかる費用込み!
※京都駅又は岡山駅にて待ち合わせいただける方限定とさせていただきます。
※待ち合わせ場所までの交通費はご負担下さい。
駅までお車でお迎えにあがります。 終日車での移動となります。
※ツアー日時はご予定に合わせて応相談とさせていただきます。
●「Libertad」ジーンズのサイズについて●
※27 inch
ウエスト76cm / ヒップ 94cm / ワタリ巾 28cm /
ヒザ巾 18.5cm / スソ巾 16.5cm / 股下79cm
※28 inch
ウエスト78cm/ ヒップ 96cm / ワタリ巾 29cm /
ヒザ巾 19cm / スソ巾 17cm / 股下85cm
※30 inch
ウエスト84cm / ヒップ101cm / ワタリ巾 30cm /
ヒザ巾 20cm / スソ巾 18cm/ 股下88cm
※32 inch
ウエスト89cm / ヒップ106cm / ワタリ巾 31cm /
ヒザ巾 21cm / スソ巾 19cm/ 股下88cm
※34 inch
ウエスト94cm / ヒップ111cm / ワタリ巾 32cm /
ヒザ巾 22cm / スソ巾 20cm/ 股下91cm
※サイズはあくまで目安でお考え下さい。洗いや加工による多少の誤差があります。
※Libertad-Rawモデルはノンウォッシュとなりますので、初回の洗濯により生地が縮むまでは、上記サイズより若干大きめのサイズとなります。
※サイズについてはデザイナーが直接ご希望に合わせてご提案しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
●最後に●
僕はこの業界に入ってから、多くの方に支えられ、助けていただき、今に至るまでこの仕事を続けてくることができました。
「Libertad」のジーンズの生産に関わっていただいている工場の方々、応援し続けてくれる友人、家族、そして僕が今まで作ってきたジーンズをずっと穿き続けていただいているファンの皆様には、本当に心から感謝の気持ちで一杯です。
僕はただのジーンズ大好き人間です。
より良いジーンズを作ること、そして穿いてくださる方に心から満足していただけることが、僕にとって最高の喜びであり幸せです。
そしてそれを多くの方へ広めていくことが、現場で物作りをする職人の方や、工場の方への恩返しになるのであれば、これ以上やりがいのある仕事は他にありません。
そして僕には大きな夢があります。
それは、
「世界中どこの国へ行っても、Libertadのジーンズを穿いている人を目撃する!」
ことです。
壮大な夢ではありますが、一人でも多くの方に満足していただけるように、人生かけて最高のジーンズを作りますので、みなさまのご協力とご支援、何卒宜しくお願い致します!
-Libertad- Yu Nishio
最新の活動報告
もっと見る目標金額の25%達成!残り4日!
2015/06/26 14:14みなさんこんにちは! Campfireでのクラウドファンディング期限も残すところあと4日! 現在目標金額の25%を達成することができました。 ご支援いただいております皆様には心からお礼申し上げますm(__)m さて今回は、僕のイチオシのリターンである、 ●生から穿く!定番ノンウォッシュジーンズ「Libertad-Raw」 についてのご紹介します! こちらのジーンズは、オリジナルのジンバブエコットン素材の13.5ozセルビッチデニムを使用し、国内でも屈指の技術を誇る縫製工場にて熟練の職人達が縫い上げる、純国産のノンウォッシュジーンズです。 ジンバブエコットンとは、南アフリカジンバブエ共和国の標高2000mにある農地で育てられ、全て手摘みによる収穫を行うことで綿花の上質で綺麗な部分のみを集めて作られる、最高級のコットン素材で、しなやかでソフトな肌触りが特徴です。 縫製仕様としましては、フロント部にドーナツボタンを使用したボタンフライ仕様。 何故にジッパーではないのかといいますと、これは僕の個人的な意見ではありますが、 「ボタンフライ仕様の方が穿き込んだ際の色落ちがカッコイイ」 からです。 穿き込むうちにボタンの形状の擦れが出てきたり、重なった生地の部分はより立体的な色落ちが楽しめます。 サイドのベルトループは「セルビッチ」仕様。 「セルビッチデニム」を使っているぞ、とさりげなく主張するデザインポイントでもあります。 そしてLibertadのデニムの隠れたディテール。それがバックポケットです。 みなさん、ジーンズのバックポケットに財布や携帯電話などを入れる方も多いと思いますが、 「バックポケットの底が破れてしまった」という経験は無いでしょうか? 車に乗る、自転車に乗る、椅子に座る。 バックポケットは物と接触して擦れる機会が一番多い部分です。 財布などを入れていると、とくに角の立つ部分には負荷がかかり生地が傷んできます。 そこで、Libertadのジーンズはバックポケットの裏側に当て布を貼り合わせて生地を二重にすることで、破れやすいバックポケットを補強しています。 当然、破れないというわけではありませんが、普通のバックポケットよりはかなり強度がUPしているので、「一年穿き続けると破れる」なんてことはありません! 縫製糸には強度の高い「コアヤーン」を使用し、フロントのカーブポケットや股の部分には通常よりも太い番手の糸を使い分けることで糸切れ対策も施してあります。 そして最後に裾の部分のチェーンステッチ。 こちらにも少しギミックがあります。 ミシンの下糸のみ赤い糸を使用することで、裾を折り返した際に赤いチェーンステッチが覗く仕様となっています。 そしてそのチェーンステッチに使用しているミシンは、現在日本に数台しかないといわれている、幻のヴィンテージミシン「ユニオンスペシャル」。 「ユニオンスぺシャル」も、レプリカは数多く出回っているのですが、このジーンズで使用しているのは紛れもないオリジナル! 経年変化で裾がどんどんねじれて、独特のアタリが出てきます。 それはもう、「ボッコボコ」です。 ジーンズは、穿き込むと自分だけのオリジナルに変化していく、とても愛着のあるアイテムです。 僕はいつもお客様に「リベルタのジーンズは5年保証です。」といっていますが、 それはタフさと飽きのこないミニマルなデザインを追求し、長年愛用していただけることを目的として作っているからです。 みなさんは生涯に一体何本のジーンズを穿くのでしょうか? 10本?...20本? その限られた中の一本に、「Libertad」のジーンズを選んでいただけることを願って.... それでは皆様、最後まで宜しくお願い致します! もっと見る
受注会終了しました!
2015/06/16 13:19みなさんこんにちは! 先日京都・太秦で開催した受注会も無事終了しました。 今回は、地元のミュージシャンや警察官の方、歯科医院長の方など、様々なジャンルでご活躍されているジーンズ好きの皆様がご来場下さり、数多くのオーダーをいただくことができました。 やはり直接お客様とふれあってジーンズについての説明をさせていただいたり、試着して鏡の前に立つみなさんの姿を見るのは、本当に楽しくて嬉しい限りです。 (記念撮影をパシャリ。写真左が僕、中央は今回ご来場いただいたブルースミュージシャンのJohnyさん、左がスタッフのKazuki君) さあCampfireでのプロジェクト公開期間も残り14日! 目標達成にはまだ遠いですが、終了まで頑張ります! 皆様、最後まで宜しくお願い致します!! もっと見る
【ご報告】と【着用画像】追加!
2015/06/12 16:07みなさん、こんにちは! 本日はまず最初に、プロジェクト公開より現時点でご支援いただいているパトロンの皆様にお礼を言わせていただきたく思います。 この度ご支援いただきました皆様、 本当に、本当にありがとうございます。m(__)m 心から感激しております。 当初、「誰にも興味を持ってもらえなかったらどうしよう....」と、不安もありました。 が、皆様からご支援と応援のメッセージをいただき、 「本当にやって良かった。」と感じると同時に、すごく励みになりました。 まだ時間はあります! なんとかこのプロジェクトを成功させて、お気持ちに応えられるよう頑張ります! さあ!明日から京都で「Libertad」の展示受注会です。 本日から準備でバタバタしておりますが、合間をぬって活動報告を更新させていただきました。 幸い京都は週末の天気もそこまで悪くない?とのことで、雨男の僕としては嬉しい限りです。 2日間のみの開催ですが、今回もお客様と直接顔を会わせて色々とお話しできるのが本当に楽しみです! もしもお近くに来られる際は是非とも覗きに来て下さい! Facebook特設ページ↓↓↓ https://www.facebook.com/events/1620064831542979/ さて、今回のプロジェクトリターンに設定させていただいておりますジーンズについて、 「穿いた時のイメージが見てみたい」とのお声をいただきましたので、 即席ではありますが先程撮影した着用画像をUPさせていただきます。 モデルは172cm60kg(僕です。。。) 着用画像その壱。 こちらはジャストサイズで「Blaster」の28inchを着用している画像になります。 スッキリとタイトな印象です。(Sample着用の為、裾が少し長いのはお許し下さい。) その弐。 こちらは同じモデル(僕です。。)が、ワンサイズ上で「Dean」の30inchを着用しています。 ウエストも少しだけ余裕があり、少しリラックスした印象になります。 このようにサイズの選び方で、同じシルエットでも印象が変わってきますので、 少しでも参考にしていただければと思います。 プロジェクトのリターンに設定しておりますジーンズは、全て「チェーンステッチによる裾上げ込み」とさせていただいております。 通常、ヴィンテージ加工を施したジーンズは、裾上げをすると裾の「アタリ感」が無くなってしまうので、少し味気なくなってしまうんですよね。 しかし今回はご希望の長さに股下をカット(生地の縮みはこちらで調整させていただきます。)してから一本一本加工させていただきますので、裾のダメージなどもバッチリと再現します! 以上、今回のご報告とさせていただきます。 まだまだサクセスには遠いですが、プロジェクト終了まで一生懸命頑張ります! 今後もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m もっと見る
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