☆ラストスパート!カンボジア現地パートナーの安定収入にむけ、NEXTゴールにチャレンジ☆(2020/3/24 追記)
多くの皆様にご支援いただき、本当にありがとうございます!
カンボジアでも同様にコロナウイルスの影響が広がっています。プノンペンでは、クラスター感染も確認されています。また、中国の企業の引き上げも起こり商品材料の調達が難しく、経済も厳しくなっています。
シングルマザーや仕事を得るのが難しい地域に住んでいる家族たちが、今このバックを作ってくれています。
私たちがよりよいバックパックを共に作り、多くの方にお届けする。それが彼らに継続的に仕事を作り、ストリートチルドレンが生まれない世界へつながる。
そんな世界を私たちは目指しています。
私たちは、皆さんからのサポートをいただき、継続的に売れるバックを作っていきます。NEXTゴールでいただいたご支援は、現地パートナーが少しでも安定的な収入を得られるようバックパックの追加発注を行います。
私たちができることを頑張っていきます。
終了まであとわずか、どうかご支援よろしくお願いします。
★バックパックリターンを追加しました★
現地団体と調整がつき、バックパックリターンを追加しました。
※キャンプファイヤーの規定上、早めにご支援いただいた方への優位性を確保するため、追加時は値段を少し上げさせていただいております。何卒ご了承ください。
バックパックリターン納期に関して
今回分でなく、前回追加した再追加分の納期が5月になっておりますが、現地生産スケジュールの都合上、お届け予定は6月になります。リターン予定期限を設定後、修正できない段階でスケジュールが変更になったため、記載しているお届け予定年月とは異なっております。
大変申し訳ありませんが、何卒ご容赦いただけると幸いです。
現地パートナーと心を尽くして、ステキなバックパックをお届けできるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
☆NEXTゴール150万円に向けてチャレンジ中!☆(2020/3/12 追記)
多くの皆様にご支援いただき、本当にありがとうございます!お陰様で開始より12日というスピードで最初の目標額である100万円を達成することができました!
改めて、本当にありがとうございます。
現在NEXTゴールにチャレンジ中です!次の目標150万円を達成することで、リサイクルタイヤチューブバックパックを更に追加発注することを目指します。
プロジェクト終了まで、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。
▼はじめに
はじめまして、こんにちは!
阪急百貨店うめだ本店10階にある、フェアトレードのセレクトショップ「Love&sense」です。
私たちは、途上国で何らかの理由で貧困な状態に置かれている人たちのつくるフェアトレード商品を持つことが「素敵、かっこいい!」と思える文化を作ることを目指して、『持続可能な社会に向けて行動する人を増やす』ことをミッションに2006年からフェアトレード事業を始めました。そして2012年に、阪急百貨店うめだ本店にて直営店舗をオープンしました。おかげさまで今年で8年目。多くのお客さまに支えられて、ここまで続けてこられています。
フェアトレードのセレクトショップと聞くと、「ああ、途上国の貧しい人たちを支援するお店ね」そんな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ですがLove&senseが目指しているものは少し違います。
Love&senseのフェアトレードは途上国の貧困な人を支援することだけが目的ではありません。そもそも課題を生みださない構造を作ることを目指しています。
私たちは「お買い物」を通じて、世界を変えたいと考えています。つまり、私たちが取り扱うフェアトレード商品を通じて、世界で起こっている様々な不都合な実態を伝え、現地パートナーが経済的に自立できるよう「共に成長していく」ことを目指しています。
「たかが買い物ひとつで大げさな」そう感じるかもしれません。ですが私たちは、小さくも一歩一歩、確実に世界を変えたいのです。
フェアトレード商品を「かわいそうだから」という理由で購入するのではなく、「すてきだな、ほしいな」と思って購入していただくこと。「フェアトレード商品を選ぶこと」が、だれもが気軽に取り組めることにすること。
そのため、だれもが知っている商業施設にお店を出し、お客様に支持されること。フェアトレードのショップが注目を集めれば、「新しい価値」が生まれ、世の中の「お買い物」の流れが変わる。そう信じ、14年前、2006年にスタートしました。
私たちの目指していることは、一朝一夕で成し遂げられることではありません。
大切なのは、日本のお客さまに「かわいそうだから」という理由ではなく、「すてきだな、ほしいな」と思ってもらえる商品を、パートナーと共に開発することです。なぜなら、多くの方に支持していただける商品ができれば、途上国への継続的な仕事を生みだし、彼らへの継続的なサポートにつながるからです。
今回私たちが取り組むのは、ストリートチルドレンを生まない世界に向けて活動するカンボジアのNGO「フレンズ」と、リサイクルタイヤチューブのバックパックを共に作ることです。
▼なぜNGO「フレンズ」と共に作るのか
■カンボジアのパートナー、NGO「フレンズ」との出会い
きっかけは2010年。カンボジアを訪れた弊社代表の高津が知人に紹介されたレストランでした。ストリートチルドレンをサポートするNGO「フレンズ」が運営するレストランでは、ホールスタッフも調理スタッフも二人一組となり、子供たちの職業訓練の場となっていました。
このNGO「フレンズ」は、1994年にフランス人によって設立されました。
当時カンボジアでは、内戦後の混乱と共にたくさんのストリートチルドレンがいました。彼らに、正しい生活スタイルや読み書きを提供し、職業技術を身に着け、自立していくことができるようにすることをミッションに、フレンズは、主に寄付で運営されています。
フレンズの施設を訪問すると、満面の笑みで、子供たちが駆け寄ってきます。
ここで子供たちは、共に生活をしながら、規則正しい生活スタイルや基本的な学力を身につけていきます。子供の時に学校に行けなかった環境の人たちもいるため、高校生ぐらいの子供でもアルファベットや算数を学ぶ機会も提供しています。(※子供の人権を守るため、施設内部や子供の写真は掲載できません)
また、子供たちは将来なりたい仕事の訓練を受けることができます。カンボジアで需要の高いバイクの整備工や電気系統の修理工、女の子たちもネイルやヘアカット等をここで学ぶことができ、トライアルの店舗で実践もできる仕組みになっています。そして、プロフェッショナルな技術を身に着けて彼らは社会に戻っていきます。
フレンズはこのような素晴らしい仕組みをつくり、カンボジアでは誰もが知っている団体です。
■そもそもストリートチルドレンが生まれない構造をつくる
カンボジアはまだまだ発展途上であるために行政としての福祉制度などがあまり整っていません。そのためセーフティネットからこぼれる大人もたくさん存在します。
ストリートチルドレンが生まれる構造の一つに、親が働くための技術を持っておらず、安定的な仕事に就けないといった、本質的な問題が存在しています。
そのため、今ではフレンズはストリートチルドレンの支援にとどまらず、貧困な人たちの職業施術指導や、定期的な仕事の提供を行っています。
■NGOフレンズと共に何かをしたい
「安定した収入がある家庭からストリートチルドレンは生まれにくい」
ストリートチルドレンを支援するだけではなく、親たちに職業訓練や仕事の提供を行っているフレンズ。
2006年からフェアトレードを行っている私たちは、貧困問題の解決に必要なことは、寄付だけではなく、その人が自ら自立することが不可欠であること、そしてそのための仕事の機会(初期の訓練から継続的な仕事の発注)が大切と信念をもって活動してきました。
まさに、フレンズの取り組みは私たちの取り組みと合致していました。
「フレンズと共に何かできないか」
そんな思いがふつふつとわき出てきました。
■出会ったのはリサイクルタイヤチューブバックパック
「えっタイヤチューブ?」
レザーでもPVCでもない不思議な素材。古くなったタイヤチューブを使ったバックパック。この商品に出会ったのは2018年に、現地を訪れた時のことでした。捨てられるはずだったタイヤチューブを使用した、斬新だけれど使いやすそうなデザイン。女性にも男性にも広く受け入れていただけそう。
「このバックパックをより多くの方に知ってほしい」
私たちは、ほぼ直感的にこのバックパックを取り扱うことを決め、直ぐにNGOフレンズとパートナーシップ契約を結びました。
▼商品を扱ってみて、出てきた課題
早速、サンプルを入手したのですが、そこから想像できないような多くの課題に直面することとなりました。
■1度目の商品開発
「ん?何か背負いにくい…」サンプルのバッグは、背負ってもショルダー部分がずれてしまいました。いくら格好良くても、使いにくいと多くのお客さまにお届けできません。
私たちは、機能面をアップしようと、何十年もバックパックを生産している鞄職人の協力を仰ぎ、背負っても重さを感じないよう、独自の設計を施したLove&senseオリジナル商品をつくりました。
おかげさまで2019年5月に発売してから人気の商品となり、多くのお客さまに喜んでいただきました。
■問題が発生‼ 追加の商品をつくることができない
この商品をより広めていこう!と考えリピート発注を依頼した時に、大きな問題が発生しました。
「同じものができない。なぜなら同じ生地が手に入らないから」と。
「同じ生地が入手できない?」
バッグに使用している生地は、一般的な素材を使用しているにも関わらずです。
「なぜ同じ生地が入手できないのか」そこには、カンボジアならではの事情がありました。(この事情に関しては、後ほど詳細を記述いたします。)
この事情を解決しない限り、より多くの人に商品をお届けすることができなくなりました。
■より多くの人に届けられない
いずれにせよ、安定的に同じものを作れないとなると致命的です。より多くの人に届けられなければ、フレンズに多くの仕事を発注することも難しく、ストリートチルドレンを生まない社会につながりません。
では、どうすればよいのでしょうか。
▼私たちのチャレンジ
①「同じ生地が手に入らないカンボジアならではの事情」を長所に変え、人にも地球にもやさしいオンリーワンのバッグを作ります。
「なぜ同じ生地が入手できないのか」
私たちは早速現地に飛び、マーケットを訪ねました。日本では生地を入手するためには大きく2つの方法があります。
1つ目は紡績工場でオリジナルの生地を生産すること。
そして2つ目は「生地屋」さんといわれる生地の卸を行っているところから購入することです。生地の卸は、定番の生地はある程度ストックしており、そこから選んで小ロットでも購入することが可能です。
カンボジアにも同じような生地屋が軒を連ねるマーケットがあります。
早速そこに出向きましたが、そこで売られていたものは、正規ルートを通じた生地ではなく、主に中国から流れてきた「残反」でした。
残反というのは製品を作り終えた残りの布。縫製工場が破棄していたであろう生地が、カンボジアのマーケットに流れていたのです。もちろん正規で購入するよりも安い価格で販売されているので、一般的な生地を販売しているような卸のビジネスは成り立ちません。なので、どんな生地がいつ流れてくるのかもわからないし、組成もわからないため、同じ生地を使用し続けることができないというカンボジアならではの事情があったのです。
これは、想定外でした。安定的に同じものを作れないというのは、商品の販売において致命傷です。
私たちは発想を根本的に変えました。
同じ生地が入手できないのであれば、毎回違う生地でも安定したクオリティの商品が出来るよう、こちらから技術提供し、デザインや作り方を見直すこと。そして今後、生産する商品は毎回「限定生地」にするという考えはどうだろうか。
使いやすさや基本的なデザインはそのままに、
時期によって少し生地が異なるオンリーワンのバックパック。
お客様はみな同じものを欲しいと思っておられるわけではないはず。
残反は捨てられる運命にある生地です。その生地を余すことなく活かすことによって、限りある地球の資源をくまなく使っていくこと。そこにも、このプロジェクトの価値があるのではないか。そう思ったのです。
②「このバッグ、すてきでしょう」かっこいい、持ちたい、使いやすい!デザインにします。
今回は、ファッションデザイナーの方に参加いただき、すっきりしたデザインと、機能面の基本ディテールを整理し、付属品(ファスナーやパーツ)などに見直しを図ります。機能だけでなく、オンタイムのファッションでも使用してもらえるように、細部にこだわりデザインをより洗練させます。
ビジネスの場面でも、カジュアルな普段使いの場面でも、使いやすくてなぜかついつい使ってしまう。そんな相棒のような存在のバッグを目指します。
現在開発が進んでいます。(※こちらの情報は開発途中段階のものです。今後変更したり、更にアップデートする可能性があります。)
芯材を見直し、全体的にすっきりとよりスタイリッシュに。 横ポケットを両サイドに増やします。
色はブラックに加えて、グレー、ネイビーの2色が追加。
他にも細かい部分でたくさん変更を加えています。派手では無いですが、痒いところに手が届くよう、すでに愛用していただいているお客さまの声も参考に、細部にこだわり開発を進めています。
③「1度きりのプロジェクトではなく、持続可能な未来を共に!」パートナーシップを通して、現地に世界に通用する技術を身につけてもらうお手伝いをします。
フェアトレードの概念の一つである「パートナーと共に育っていくこと」を、このバッグを通じても実践していきます。
商品の構造や、様々な技術、日本のマーケットを通じての気づきなどを共有し、彼ら自身が学び、スキルアップすることを、継続的にお手伝いしていきます。
▼このチャレンジを通じて実現したいこと
より多くの人に「すてきだな」と思ってもらえるバックパックを作り、ご購入していただくことで、カンボジアにたくさんの仕事を依頼することを目指します。それがストリートチルドレンを生まない社会につながっていきます。
▼資金の使い道
外部デザイナー、商品開発スタッフカンボジア渡行費 商品開発費:約60万円
リターン製作費:約26万円
手数料:約14万円 (14%+税)
目標金額を達成した余剰分は、よりよい商品を作るための開発費用(PR費用、諸経費等)、新たなチャレンジを行うための費用として使用させていただきます。
▼実施スケジュール
1月上旬 外部デザイナー、商品開発スタッフと共にカンボジアへ渡行済み
2月 デザイン確定
3,4月 リニューアル開発
5月上旬 リニューアル商品完成
5月中旬 バックパックリターン送付
5月下旬 発売開始
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
▼リターン紹介
日頃Love&senseを応援していただいているかたにも、はじめましてのかたにも喜んでいただけるよう、バラエティに富んだリターンをご準備させていただきました。
商品リターン以外にも、完成記念パーティやスタッフによる専属コーディネートなど、直接みなさまとお会いできるリターンもございます。(今からお会いできるのがとっても楽しみです!)
ぜひ、楽しんでお選びいただけると嬉しいです。
▼応援メッセージをいただきました!
▼最後に
私たちはこのプロジェクトで、よりよいバックパックを作りたいと考えています。そしてそのバックパックを多くの人に知っていただき、たくさんの方にお届けすることを目指しています。
ですが本当に目指しているのは「バックパックの向こう側」です。
カンボジアの頼れるパートナーと共に、ストリートチルドレンを生まない世界を一緒につくり上げていきたいのです。
「たかがバックパックじゃないか」そう思われる方もいるでしょう。
はい、たかがバッグです。でも、されどバッグです。
捨てられる運命の生地、タイヤチューブに、新しく命を吹き込むこと。
継続的に商品を発注し、カンボジアに仕事を増やすこと。彼らがスキルを手に入れ、様々な仕事を請け負えるようになること。
そんなバックパックを日々の相棒として持つことで、使う私たちの毎日がちょっぴり楽しくなること。
バックパック1つでなにが変わるのか。もしかしたらなにも変わらないかもしれない。できることなんてちっぽけなことかもしれない。
でも私たちは世界を変えていけると信じています。そして、できればより多くのかたと一緒にその道を歩んでいきたい。
皆さまの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
▼会社紹介・活動実績
株式会社福市
2006年に大阪市で起業。『持続可能な社会にむけて行動する人を増やす』ことをミッションに、フェアトレードの事業を中心にスタートしました。2012年にセレクトショップLove&sense阪急百貨店うめだ本店に常設店舗をオープン、全国の商業施設(阪急阪神百貨店・伊勢丹三越・高島屋・西武そごう・ヒカリエなど多数)でPOPUPショップを展開しています。世界各国からフェアトレード商品をセレクトし、開発を加え、お客様にお届けしています。2011年に起こった東日本大震災の支援プロジェクトEAST LOOPは経済産業省ソーシャルビジネスケースブックに取り上げられました。また、サスティナブルな社会に向けて研修や京都市と共にイノベーション・キュレーター塾などの事業も行っています。
【メディア掲載】NHK、フジテレビ、日経・読売・産経・毎日・繊研新聞・シティリビング・ソトコトなど多数
最新の活動報告
もっと見る第2弾!プルタブ・スマホポーチでマクアケに再挑戦中!
2023/02/16 12:08本日より、プルタブのアップサイクルから生まれたスマホポーチがMakuakeに掲載されました! ↓ページを見る↓ ━━━━ https://www.makuake.com/project/loveandsense_pulltab02/ ━━━━ プルタブバッグは作り手にも地球環境にも配慮し、何よりおしゃれでスタイリッシュ!なLove&senseの原点とも言えるブラジルの貧困地域で作られた商品です。 「今の時代やニーズに合って、つい使いたくなるアイテムはどんなもの??」 皆様からのお声、スタッフの希望を盛り込み、パートナーと試行錯誤しながら新商品を開発。 そして誕生したのが「プルタブ・スマホポーチ」です。ちょっと必需品だけで外出したいときに重宝しますし、メインバッグと合わせてサブバッグ使いとしてもとっても便利! 私たちも自慢の仕上がりになりました! 本日より3日間でどれだけの人に応援していただけるかが、成功の鍵となるそうです。 Love&senseでは基本的にセールは行いませんが、このプロジェクトに限り、数量限定で最大35%割引でご購入いただけます。 ※数量限定のため売切れの際はご容赦ください。 ぜひプロジェクトページを一度!ご覧いただければ本当に嬉しいです。 ご購入いただけたらもちろん嬉しいですが、周りの方へのシェアだけでも励みになります。 3月29日までのLove&senseの挑戦です。応援をどうぞよろしくお願いします! もっと見る
予告【Makuakeに挑戦します!】
2021/04/23 16:16皆さまご無沙汰しております。Love&sense初めての試みとして、4月26日(月)からMakuakeに挑戦することになりました。Makuakeは作り手や担い手の想いを知り、応援の気持ちを込めた購入体験ができるサービスです。この挑戦を通じて、「フェアトレード」や「Love&sense」を知らないもっともっとたくさんの人たちに私たちの取り組みを知ってもらいたいと願っています。商品は、タイヤチューブバックパックと同じ国カンボジアで作られた、手織りのシルク100%ストール。コロナ禍で海外に行くことが叶わない中、カンボジアに住むパートナーと遠隔でシルクストールの商品開発を行い、とても素敵なサンプルが届きました。カンボジアはアンコール王朝の時代から20世紀まで、戦火が絶えない国でした。たくさんの人々が犠牲となり、多くの伝統技術が失われていく中、農村を中心に生き残ってきたのが手織りの技術です。このストールも祖母から母へ、母から娘へと家庭の中で100年以上、代々受け継がれてきました。家の軒先に置かれているのは手織りの織機。日本にも昔はあったようですが、今ではほとんど見ることがありません。この村では、今でも「カタン、カタン」というリズミカルな音が響いてきます。長い時間と手間をかけて生まれたストールを楽しみにしていただけたら嬉しいです。現在コロナの感染拡大が止まらず、ロックダウン下にあるカンボジア。困難な状況下ではありますが、少しでもMakuakeを通じてより多くの方にこのシルクストールを素敵だなと思ってもらい、より多くの仕事をカンボジア現地に依頼することを目指します。詳細は近日中にお知らせします。どうぞお楽しみに・・・! もっと見る
代表高津よりメッセージ+ユニセフ(UNICFF:国連児童基金)がフレンズを訪問しました!
2020/11/27 18:00皆様。こんにちは!Love&senseの代表の高津です。いつも応援ありがとうございます。先日、このクラウドファンディングのリターンの一つでもある「完成記念パーティ」を開催いたしました。コロナの影響もあり、リアルで行うことは叶わず、オンラインでの開催になったのですが、カンボジアから、このプロジェクトの責任者であるバンベさんに登場いただき、贅沢にもクラタペッパーの倉田代表に通訳をしていただきました。日本では、なかなか聞くことのない「クメール語」が会場を盛り上げてくれましたよ。さて、ユニセフ(UNICFF:国連児童基金)がフレンズを訪問し、彼らの活動の様子(動画)がアップされました。カンボジアの街の様子や、厳しい生活環境、そして、フレンズの活動を通じて生み出している子供たちの笑顔が伝わってきます。皆様にご支援いただいたことが、子供たちの力になっていることをお伝えしたく、そして改めてお礼をのべたく、活動報告を配信させていただきました。ありがとうございました。そして、今私たちは、新たなクラウドファンディング「新しいお店をあなたと創りたい!Love&sense アップデートプロジェクト」を立ち上げております。フレンズをはじめ、各国のパートナーを支えていくためには、継続的に仕事を作っていくことが必要です。多くの方と一緒に新しいお店を創り、より多くの人に伝えていくことが使命だと思っております。どうか、私たちの挑戦を温かく見守っていただけたらと思います。持続可能な社会に向けて、Love&senseは皆さんと共に進化していきます。株式会社福市 代表取締役 高津玉枝カンボジア・プノンペンで、フレンズ(カンボジア名:Mith Samlanh)と協力しているユニセフが撮影したものです。COVID-19により大きな経済的影響を受けている地域でのフレンズの活動に焦点を当て、パンデミックによって発生した様々な問題と、それに対処する様子、そして、子供たちのインタビューも紹介されています。都市部の発展とは正反対の、未塗装で水はけの悪い道や貧困家庭の立ち並ぶ通りの様子など、フレンズの活動する地域の状況が伝わってくる映像です。以下、内容要約です。--------------------プノンペンはここ20年で急速な経済成長を遂げたが、その成長は平等に分配されていませんでした。特に都市部の貧困家庭は今なお多くの課題に直面しており、その中でも貧困は、若者の犯罪や家庭内暴力と並び、最も大きな問題です。COVID-19により、貧困家庭は更に窮地に陥りました。建設やリサイクル等の仕事がなくなり、家族が生き延びて行く為に収入源を探して外出する日々を送っています。3月からは学校も閉まってしまい、行き場をなくした子供達は通りをうろつくようになり、様々な問題を引き起こしたり、虐待の対象となってしまうこともあります。そういった子供達をサポートし、教育を提供する施設を、フレンズが運営しています。このセンターに来るまでは、毎日兄弟の面倒を見て、家族の仕事を手伝っていたという子供達がインタビューに答え、「毎日ここ来て本を読んだり友達と遊んだりして過ごしている。勉強するのが楽しい」と話し、また、「警察官になって泥棒を捕まえて、人を助けたい」、「先生になって、私みたいな子に良い教育を与えたい」という夢を語っています。フレンズの支援を受けている家庭のおばあさんのインタビューも、最後に紹介されています。7人の孫だけでなくおばあさん自身もフレンズで職業訓練を受け、屋台を提供してもらって近所の人にヌードルを販売しています。彼女は語ります。「フレンズは私たちに、子供に暴力を振るわないように教えてくれた。子供を教育し、薬を使わないようにも教えてくれた。COVID-19で生活も厳しくなり子供達も学校に行けなくなったけど、フレンズのおかげで危ない目に遭わないように過ごせている。私の願いは、子供達が良い教育を受けて、良い暮らしを送れるようになること。この願いこそが、私の幸せです。」 もっと見る
フレンズのお店に行ったことがあります。先輩が先生役になって後輩を指導しているのが印象的でした。この国では、NGOのできる役割が大きいと感じましたが、それを日本のビジネスの力でつなげることに大きな意義を感じます。