はじめに
「学ぶ場所は学校だけじゃない!」~「」No name school を鹿児島に~
みなさん、はじめまして。
神前 洋紀(かみまえ ひろき)と申します。
この度、「一人ひとりが自分らしく生きる道を応援し合える社会」の実現を目指し、「 」No name schoolを設立します。
「 」No name schoolの名前は、「 」(余白)です。名前はありません。
この「 」(余白)には、一人ひとりが意味や価値を吹き込んでほしいという願いを込めました。
「教育は、学校にお任せ」
この言葉をなくしたいです。
「学ぶ場所は学校だけではない」
「教育は、生きている限り一生続くもの」と思っています。
子どもから大人まで、学校や会社、地域、どの年代でもどんな場所でも行われる教育をつなぎ、教育を人任せにするのではなく、自分事にしたいのです。
そこで、私の生まれ故郷である鹿児島県で活動をスタートし、このプロジェクトに乗せて全国へ発信していくことにより、教育の選択肢拡大につながり、今以上に生きやすい世の中になると信じています。
プロジェクトにかける想い
~私の人生を懸けて『生きる』を伝えたい~
みなさんは、自分らしく生きれていますか?自分らしい道を歩めていますか?
私は、教師として「学校は何のために行くのか?」という答えのない問いに対して、子どもたちと一緒に向き合ってきました。
一人ひとり違う考えや幸せのカタチをもち、お互い支え合いながら、共に成長していく子どもたち。
そんな子どもたち一人ひとりの成長を見守っていく教師という仕事に誇りをもっています。
教師を夢見て、教師になった私でしたが、
「みんなで同じことを同じようにしないといけない」学校の空気に違和感をもち、退職を決意しました。
生まれ育った鹿児島は、伝統を重んじ、古き良き価値観を大切に生活する人が多くとても保守的。
いつのまにか、学校や社会や大人の要請によって、「こうあるべき」という価値観に縛られてしまい、行動できなかったり、息苦しさを感じたりしている人もいるのではないかと思うのです。
そのせいか、「やりたい!」と思うことを「やりたい!」と言いにくい空気になっているのではないかと感じます。
そして、いつしか、考えることを止め、周りに合わせて自分を押し殺しながら生活していくのです。
私も、その一人でした。
だからこそ、私は、人生を懸けて『生きる』を伝えていきたいのです。
何も伝統や文化を重んじなくていいというわけではありません。
学校、行政、民間、地域など、様々な立場の方が考えを交流し、お互いをつないでいく役割(コーディネーター)が必要だと思うのです。
このように、「 」No name schoolは、子どもから大人まで、学校や会社、地域、どの年代でもどんな場所でも行われる教育をつなぐプラットフォームとなり、みんなの『生きる』を応援するパワースポットを目指します。
これまでの取組
~教育に悩み奮闘する人たちの応援~
私は、小学校教員を退職後、鹿児島県沖永良部島で、放課後デイサービスやフリースクールの運営をしながら、公立の学校現場にも入っていました。
学校でも学校でなくても、子どもたちが自分らしく輝ける場づくりを行い、学校とフリースクール(民間)をつなぐ取組を行なってきました。
また最近、学校のブラック化や不祥事がメディアで目立っています。
正直、今の学校のシステムは限界にきているし、先生方もこれ以上頑張れないほど働いています。
そんな先生方を応援するために、鹿児島の先生方や教育系NPOの方、教員志望学生(約20名)を中心に週1回、ビデオ会議(学習会)を行なってきました。
TwitterやInstagram等で積極的に情報発信されている先生、本の出版をされている先生、教育系の企業で働く方、大学生で教育系企業を運営している方なども協力してくださり、多様な人々が交流でき、様々な教育観に触れることのできる会となっています。
ここに集まる鹿児島の先生方は本当に熱く、向上心のある方ばかりです。
それでも、学校の現状は学校だけで変えていくことは難しく、みなさんそれぞれに葛藤を持ちながら、現場で奮闘されています。
そこで、「 」No name schoolを設立することにより、様々なコミュニティやセクターの方々をつなぎ、地域の方の協力や外部リソースの活用できるような社会に開かれた学校現場を目指していきます。
また、
「わざわざ学校まで行って相談するのは気が引ける」
「忙しくてなかなか時間が取れない」
と思う保護者や地域の方々も、SNSを通じて気軽に相談したり、教育について学んだりすることができるようになります。
このように、教育を学校だけで完結させるのではなく、先生方と様々な人たちが協力し合うことにより、様々な教育観を交流することができ、人も情報もつなぐことのできる居場所になります。
このプロジェクトを通して実現したいこと
~人と情報をつなぐ教育プラットフォーム&パワースポット~
「 」No name schoolでは、主に3つの視点から『生きる』を応援します。
① 子どもたちの『生きる』の応援
② 教育関係者の『生きる』の応援
③ 地域や保護者の『生きる』の応援
① 子どもたちの『生きる』の応援
特に、子どもたちの『生きる』を応援したいです。
「不登校」「落ちこぼれ」「吹きこぼれ」など、学校での居場所を見つけられず苦しんだり、個性を押し殺し、可能性の芽を摘まれたりしているのを見ると心が痛みます。
「学校がすべて」
「学校に行けないと終わり」
そんな社会の価値観を払拭するためにも、「 」No name schoolが、一人ひとりがありのままの自分でいられる居場所と学び場の選択肢の1つとなります。
ちなみに、創設場所である鹿児島県霧島市国分のとある中学校では、不登校生徒がとても多いです(1学年30人弱:1クラス約4~5人)。
この状況に保護者も悩み、どうすればいいのか分からず、私に相談がありました。
そこで、「なんとかしなければ!」と、「 」No name school創設に踏み切ったのです。
<放課後の学び場>
自立した学習者を目指す目的に向かい、学び方・生き方の学習を行います。
基礎基本の学習から探究型の学習まで、一人ひとりに合った学びのサポートを幅広く行います。
<不登校支援・通信制サポート>
学校に通学しなくても学べるサポートを行います。
一人ひとりが自分と向き合い、将来、社会的に自立できるようなサポートを行います。
オンラインでのホームスクーリング支援も行います。
<多様な生き方をしている人との出会い>
オンラインでの学習サポートに加え、多様な生き方をしている人との交流も行います。
多様な人を受け入れる心を育み、生き方の選択肢を広げるきっかけをつくります。
② 教育関係者の『生きる』の応援
<学校の先生方>
ビデオ会議(学習会)に加え、学校の先生方に向けて伴走型の支援(メンター)を行います。
学級経営や授業づくり、 校務分掌等のサポートなど幅広く対応いたします。
定期的なオンライン支援により、教師としての力量形成を支えます。
<教育をキャリアにしたい学生>
教育に興味のある学生も応援させていただきます。
教育イベント等のサポートやキャリア相談、インターンやボランティアの活動を行います。
③ 地域や保護者の『生きる』の応援
<教育カフェ>
子育てに悩む保護者や教育イベントをしたい学生など多様な人との交流ができるようにします。
ふらっと立ち寄れる憩いの場として、心のつながりができたり、価値観や生き方の選択肢を広げたりするきっかけを提供します。
このような活動を通じて、長期的には以下のようなプロジェクトの遂行も目指します。
1 学校外教育コミュニティ(フリースクール等)と学校のシームレス化
学校との境界線をなくします。学校を自由に行き来できるようにします。
そうすることにより、子どもも先生も保護者も多様な教育にふれることができます。
学びの選択肢も生き方の選択肢も広がり、人生の選択肢が多様化します。
2 学校外教育コミュニティの外部委託
適応指導教室という行政管轄の場はあります。
しかし、フリースクール等であれば、もっと気軽に行きやすくなるのではないかと思います。
このように、適応指導教室の外部委託により、フリースクール等が公立化すれば、金銭面の課題がクリアになり、利用料が下がればさらに通いやすくなります。
3 ビジョンあふれる教育コミュニティやセクターとの連携
1・2を実現するためには、圧倒的に人が足りないです。
かつ、明確なビジョンをもつ魅力的な人が集まったら、ワクワクしませんか?
そこで、私が連携したい団体を紹介します。
①「lightful」
「日本の学校教育を変えたい」という想いと熱量と行動力が圧倒的。
EdTech分野で今後ますます活躍が期待されます。
また、学校現場へのインターンシップ制度も実装しており、働き方改革にも着手しています。
かの有名な麹町中学校でも、出前授業を行うほど、信頼性と勢いがあります。
②「Teacher aide」
「教員一人ひとりを幸せに」という究極のビジョンを掲げる学生団体。
学生ならではの教員の働き方を考える発信が共感を集め、現在全国の教育大学を中心に26支部130名の学生が活動を行っています。
自立分散型の団体で、各支部が教育イベントを行うなど、教育熱の熱い仲間が集っています。
学ぶ場所は学校だけではありません。
様々な団体と連携することにより、学校でも学校ではなくても、学びの選択肢や居場所の選択肢をつくりたいのです。
学校外の選択肢が担保されることにより、多様な『生きる』のニーズに応え、応援することができると思うのです。
また、学校外の選択肢ができれば、学校の先生方は、民間や地域の方々と今まで以上に連携体制を整えることができます。そして、学校の先生方が教育のすべてを抱える必要はなくなります。
つまり、学校の先生方の働き方改革にもつながり、子どもたちに今まで以上に手厚く丁寧な教育を行うことができるようになります。
このように、学校外の教育の選択肢が増えることは、多様な人々の「生き方改革」につながります。
資金の使い道
みなさまからいただいたご支援は、活動を広げるための広報(講演・インタビューの実施等)として使わせていただくほか、設立費や活動維持に充てさせていただきます。
(設立費:約150万、活動維持費(設備投資):約70万 計 約220万)
また、本プロジェクトを「ソーシャルグッドカテゴリ」で掲載するにあたり、総支援額から手数料として14%(掲載手数料9%、決済手数料5%)を支払います。 (目標金額250万の場合 35万支払う)
みなさまからいただいたご支援以上の成果を発揮するためにも、精一杯活動に取り組み、みなさんの『生きる』を応援させていただきます。
※ 本プロジェクトは、All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
・3月26日→キックオフイベント「令和の郷中フォーラム~鹿児島の仲間と教育でつながり未来を共創する~」(実施済)
・4月6日→「」No name schoolオープン
・5月10日→クラウドファンディング終了
・5月中旬~→リターン開始
最後に
私の人生を懸けて、このプロジェクトを遂行します。
私の『生きる』で、みんなの『生きる』を応援したいです。
みなさまの応援が私の力となり、私の力がみなさまの力につながります。
「一人ひとりが自分らしく生きる道を応援し合える社会」をみなさんでつくっていきませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼各種SNS(Twitter/Instagram/Facebook/ブログ/HP)
コメント
もっと見る