こんにちは、工藤です。コロナウィルスが猛威を振るっておりますが、皆様は体調を崩されていないでしょうか?週末は寒暖差が一時的に大きくなると聞きましたので、どうか暖かくしてお過ごし下さい。
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2月26日にMUTIAN協力院へ行きましたのでご報告させて頂きます。
投薬7日目、通院2回目となります。
前回の診断が「FIP/ドライタイプ/暫定」だった為、病状を確定させる為に必要な検査を行い、その結果を確認してきました。
FIPは「確定診断が困難な病状」の1つだそうで、特にドライタイプはウエットタイプと違い、腹水が溜まらないので診断が非常に難しく、暫定診断のまま治療を行う事が多いそうですが、るーくんの場合は今回の検査で「FIP陽性」が出ました。病状がはっきりした事で、今後は適切な治療が行えます。
MUTIANの投薬開始日から1週間の経過を確認する為、今回も血液検査を行いました。
FIPの要となる「TP総蛋白」ですが、前回より数値が上がっています。黒字の数値13.1が前回、赤字の数値14.4が今回の結果です。
獣医の話では、治療初期に数値が上がる事はよくあるので「様子を見ましょう」との事。
次に、肝臓(ALT/GPT、AST/GOT)の数値がかなり上がっていました。これはMUTIANの副作用で出るとの事で、肝臓の薬を処方して貰いました。
腎臓(BUN、CRE)の数値も上がっていました。これは原因が分からないとの事で、前回エコーで見た時に内臓の形がかなり歪んでいたので、臓器の回復が追いついていないという判断でした。「投薬を続ければ回復していくと思うので一旦は様子見」との事でした。今回は貧血がかなり改善されていたので、貧血注射は見送りました。
MUTIANを1週間分処方されたのですが、私のミスで少な目に薬を貰ってしまった為、急遽2月29日に足りない分の薬を貰いに行く予定です。
小さい粒は肝臓の薬です。
肝心な、るーくんの容体ですが、この1週間で劇的に回復しました!正直、投薬でここまで回復するとは思ってなかったので驚いています。
まず、黄疸で皮膚の薄い部分が黄味がかっていましたが、血色が良くなりピンクに戻ってきました*
体重が増え、毛艶も良くなってきて、骨っぽさも無くなり、うんちも少しする様になってきました。
食欲が出てきて「餌くれ〜」とおねだりする様になり、以前程ではないですがご飯を食べる様になってきて、本当に嬉しい思いです。
歯の食いしばりが強過ぎて獣医も辟易する程で、それでも無理矢理5カプセル飲ませていたのですが、今は食欲が復活したので餌に混ぜて投薬しています。
とにかく目覚ましい回復力で、鳴いたり「お腹撫でて〜」とゴロンしたり、以前の元気が戻ってきました。
次回は29日に足りない分の薬を貰いに病院へ行ってきますので、その際に簡単に診察をして貰い、内容をご報告させて頂きます。
■スケジュール
2月20日(木)初診・投薬開始
2月26日(水)再診・FIP確定
2月29日(土)通院予定(薬追加の為)
3月7日(土)通院予定(定期検査)
5月13日(水)投薬終了予定