2020/05/14 16:46

※ こちらはサウンド探求に関する内容ではない為、一般公開記事となります。

この度、当プロジェクトのリターンであります楽曲のレコーディングが完了しました!
これから僕と、スーパーバイザーの鈴木Daich秀行さんとで調整を行い
製品にしまして、6月にはご支援者の皆さまへお届けとなります。
(※一般発売に関しましてはSNSなどで追って告知していきます。)

本来であればMVやスチールの撮影も入り、
レコーディング参加の特別リターンも行う予定でしたが
コロナの影響もありまして全て断念。

今回は、イレギュラーとなった制作過程を少しご紹介させていただきます。

まず、基本的なデモは通常通りに自宅で制作しました。
そこから、ドラム監修の海老原諒君へデータを送り
ドラムフレーズやタイミングを作ってもらいデータで戻してもらいました。

そこから、キック・スネア・タムなどを当時のビーイングサウンドを再現し構築。
ギター以外を作り終えた段階で、ギター担当の竹内サティフォくんとZOOM打ち合わせ。

ここでフレーズを固め、本来であればアンプでマイク録りしたかったところですが
自宅で出来ることは自宅でやろうということで
サティフォくんの自宅でレコーディングしてもらったデータをDaichさんへ。

そこからリモートで音の作り込みに入るわけですが、
これは結構、良い音質でリアルタイム共有出来ないと詰められないわけです。。
そこで、海外で良く使われている遠隔レコーディングソフトを使い
楽曲の音はそのソフトから、そして映像はZOOMで、
なんと会話はLINE通話でというかなりの力技で臨みました。。
ZOOMとタイムラグがあるので会話が噛み合わない時もありますww

そもそも、Daichさんの作業が早送りのように早いので
僕が数秒遅れた映像見ながら『あ、今のプラグイン何やってたんですか?』
と言った頃にはもう別のエフェクト弄ってるみたいなこともありましたが
第一線のプロの作業は中々見れるものではないので正直興奮しましたw

これでオケは録り終わったわけですが、大事な歌が録れていません。。


柴山サリー氏は初めてのオリジナル曲ですし、
自宅でボーカルを録れるはずがないですから、
今回は僕だけ立ち合いでスタジオへ。
当日検温、マスク、アルコールまで持参し
基本的に柴山氏はレコーディングブースに、
僕はミックスルームという形で行いました。

オリジナル曲のレコーディングも初、
コロナ禍で長らく歌の練習も出来なかったようで
本人的には大変だったようですが、
最初は誰でも難しい。
というか、基本的にプロでもずっと難しいものですw

そして今回、更にかわいそうだったのが
当プロジェクトの企画的に、癖の強いヴィンテージマイクを使わなければならなかった
というのもあるかと思います。

ZARDと全く同じ機材を使う為に、AKG The TUBEというマイクを
個体差があるかもしれないので、2台取り寄せておりました。

まぁ、どちらもそんなに変わらなかったのですが
ノイズは乗りますし低音がモコモコしたりと
なかなかの癖者で。。。

当プロジェクトのパトロン様からご協力いただきお借りしたヘッドフォン
ASHIDA ST-31も使用させていただきました。

スタジオ定番のSONY 900STよりもホールド感が強くて
音がどうかは、僕は使ってないのでわからないですが、
MV撮影時に試してみたいと思います。

何より見た目が格好良いなと思います。(機材って割とそこ重要ですw)

というわけで、あとはミックスとマスタリングです。
再来週には完成する予定です。お楽しみに!

さて、次回はまたパトロン限定活動報告にて
パトロン様からいただいたテーマの中から、
"タイアップ"について考察していきたいと思います。
では。