2020/04/19 14:17

※この記事はnoteに記載した記事と同じ内容になります。(一部削除)

元記事はこちら

現在、目標金額の32%、164,500円のご支援を頂いております。
ありがとうございます。
引き続きご支援お待ちしておりますのでぜひよろしくお願い致します。

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プロジェクト内では書ききれないことをこのnoteに書き、SNSやCAMPFIREの活動報告にシェアして伝えていこうと思います。ご利用のサービスからご一読頂けると嬉しいです。

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現状報告

昨日、正式に物件の賃貸契約を済ませてきました。
今月26日に入居してそこから搬入・改装の流れになります。
改装、と言っても大きな工事は無いのですぐに終わってしまうと思います。

新たなチャレンジに向けてご支援頂きながらしっかりと進めていきたいと思います。

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施術室から高尾の山々が一望できます。ぜひ見に来て欲しいです。


対人サービスの不安定さをなくす

今回は今まさに対面している問題に向き合うためにどうするべきか?について自分が従事している業務とその展望も交えながら書いていこうと思います。

施術という業種の特性上基本はクライアントに来てもらって(または出張施術という形で訪問して)対面でサービスを提供します。

医療や技術職はほとんどこういった形ですよね。美容師さんや飲食店、医師・看護師さんも同じ。ただ、現在の新型コロナウイルス蔓延によりこの既成概念が無理やり壊されています。

感染防止という名の下、客足が強制的に減らされている。(この点に関しては国・政府は悪手しかだせてないな、と諦めも含めた傍観をしています。自分の生活は自分で営みます。)

どんな理由であれ街に人が減っているので否が応でも生業の作り方(お金を稼ぐ方法)を考えなくてはいけません。この考えについてはこの騒動が起こる数年前から思っていました。僕の経験からお話ししてみたいと思います。


丁稚奉公時代

学生時代、地元の接骨院で雑用をしながら柔道整復師免許(=接骨院の先生の資格です)の専門学校に通っていました。

高校3年生の秋から免許取得まで4年半ほどでしょうか。働いていました。今でこそ「良い経験させてもらったなぁ」と思っていまし、当時もまだ20代前半。モチベーションの塊でした。(あ、今もですよ)

〈学生時代の一連の流れ〉
午前の受付・雑用業務

急いで学校へ向かう

また夕方に戻って雑用

帰宅して勉強

こんな感じで、土曜日は午前の雑用からお昼は子どもの体操教室のお兄さん(パッション屋良さんみたいな感じでした)をして夕方から勉強会、といった感じで常にフル回転でした。(日曜休みだったので楽は楽)

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同級生は割と遊んでいるようだったので羨ましくもありましたが、この時期に詰め込みで色々と経験させてもらったことが今に活きていることもあります。


無益な長時間労働とNotフレキシブル

そんなこんなで違う会社を転々としつつ仕事をしていたのですが、ある治療院で働いていた時に働き方を変えないといけない、と強く感じました。

その時、自費施術メインの治療院で働いていたのですが基本予約制です。

電話で予約が入って施術を提供する。という流れ。
その前後では掃除をしたり事務作業をしたりと雑用をこなすわけですがそんなに大きな所ではなかったのでいくら事務作業をしていても空く時間もありました。
個人的にはその空き時間で外へ営業も兼ねてイベントをしたり、SNSやブログで発信するなどすると良いと考えていましたがどうもその時のボスにはその重要性が伝わらなかったようです。

確かに予約を受ける時間を長くすれば収入も増えます。しかし、ずっとそのままではワークライフバランスも崩れますし、人間性を高める活動に時間をかけることもできません。あと、単純に勉強不足なので施術の質が下がります。また、治療院や接骨院はコンビニレベルで日本中にあるのでこちらから顔を見せに行く(=営業)を適度にしないと新規顧客の減少や知名度を上げることができなくなります。

当然ながら技術があればそれなりにやっていけますし、良い話が舞い込んでくる可能性はあります。しかし待ちの姿勢よりもより積極的に外部に存在を示していくことが現代では重要かと思います。

施術にあたる時間と営業活動も含めた外部での活動
臨床と座学

結局はバランスが重要ということです。

その時期はそこそこ収入を得ていましたが幸せだったか?というとそうではなかったですね。人生で最高月収を得ていましたが、幸福度は過去最低だったと思います。心身ともに疲れてましたね。


人前に自ら出る面白さ・大切さ

その時期から『このままだとヤバい!』と感じて他に仕事をする方法はないか?と模索し、積極的に自主的に講演や他業種とコラボイベントをしていました。

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美容室での一般向けトレーニングイベント

そのあたりから「セラピスト」として出来ることの幅はたくさんあるものだ、と気付き始めました。また、人前に出ることで納得してもらえることや信頼して頂けることもあり、施術を受けに来てくれる→そもそもの状態がわかっているので改善が早い。と良い流れができました。

ちなみに『信用度・信頼感』は施術や治療効果を高める、という研究結果が出ているようです。技術云々も大事ですが、「ヒト」も大事ということです。


技術+信頼=最大の効果


また、施術時は「本当の健康とは?」について深くお話しすることはできますが大きく広めることはできません。
講演時では多くの人にお話しすることもできるのでやはり拡散しやすい。
良いことはなるべく多くの方に知ってもらいたいですからね。


施術と情報の発信の両輪が進むには必要


イベント・講演活動もそうですが対人サービス以外の方法で「本当の健康ってこんなだよー」とカジュアルに伝えていければ、と思っています。

自分が今行っている生業を活かす方法を考え抜くこと。
そしてそれをやってみること。

それがこの対人サービス業の不安定さをなくすポイントでもあり、自他共に気持ちよく生きる秘訣でもあると思います。

今後も引き続き模索していきます。