2020/03/28 11:43

このプロジェクトのトップに掲載している大般若経典 3巻分については、「大聖歓喜天」宝袋紋にした場合のイメージとして急いで準備していただきました。
木版刷り(もくはんずり)の刺繍なので、印刷版と比べると全然違います。思った以上の試作品なので、これなら西条聖天様はきっと喜ぶと確信しました。

大般若経典の購入・常備でお金が必要なことはわかるけど、常備品であれば、檀信徒さんやクラウドファンディングで集めるのではなく、お寺で費用を準備して購入したらよいのではないかというご意見もいただきます。
確かにおっしゃることは正しいことだと思います。
ただ、今回常備しようとしているのは『大般若経』(正式名称「大般若波羅蜜多経」(だいはんにゃはらみったきょう)は、あらゆる経典の中でも最大の経典です。
この経典を供養すれば、至上のご利益がもたらされるとされ、国家安泰・五穀豊穣・除災招福などを祈願するといわれています。

今、世界中が新型コロナウイルスのニュースで混乱しています。暖かくなれば、少しは終息するのではないかと思っていましたが感染は拡大する一方です。

令和2年7月16日は、観現寺にとっては大きな節目を迎えます。

西条聖天様は、今回の大般若経典を常備すること、大般若会を執行することだけが目的ではなく、全国の皆様に「西条聖天」様の知っていただき、大般若経典 1巻1巻に皆様のご支援により名入りを実施し、その600巻に名入りした大般若経典で大般若会を執行することで、新型コロナウイルスに打ち勝つための皆と共に祈りましょうということにつながるのではないかと思います。

・令和2年5月26日:観現寺開山830周年

・令和2年7月16日:西条聖天入仏5周年

令和2年7月16日が、旧暦の5月26日に重なります。