アルガンの樹々から取れたアルガンの果実を人が手作業で拾います。拾う時には一つ一つ選別し、袋詰めされてネクタロームの工場に到着します。
袋には、「ロット番号」「採取された日」が書かれたラベルを貼り付けています。袋は、ロット番号ごとに山積みされ直射日光が当たらない常温の部屋で保管されています。
袋を開け、圧砕機にかけていきます。
この圧砕機は、ネクタローム社が開発したものです。
圧砕機にかけられ取り出された実は、一つ一つ専門スタッフが目視しながら手作業で分別します。細かい作業ですが、品質を徹底的に管理するには、人による確認が必要不可欠です。こうして搾油される前の種の段階から、欠けているものを排除していきます。手作業になるので、スタッフは天然ゴム製の手袋をはめて作業します。
この後、取り出された種は、搾油機へと向かいます。
砕けてしまった種の殻は、更に非常に細かく砕かれ、「ゴマージュ(角質ケア)ミルク」に使われます。アルガンの殻を使った角質ケア用のスクラブは、ネクタローム社が開発し、現在もネクタロームでしか入手できません。とても有効な使い方です。