2020/03/23 21:30

第48話、曇天を舞うアネモネは泣きながらこう言った。

「もし、この戦いが終わっても生きていいって言われたら 小さな鏡を一つ買って微笑む練習をしてみよう何度も何度も練習しよう、もう一度会うために。もし、誰も傷つけずに生きていいと言われたら、風にそよぐ髪を束ね、大きな一歩を踏みしめて胸を張って会いに行こう   」


2020年、私の生きる世界での話。

疲れて帰る家までの道夜風が冷たかった。

届かないならどうせ叶わない事なら、願わぬ方が傷つかず楽だって思うんだ。

眠れない夜外に出る、見上げたあのマンションの窓の灯りは孤独の数なんだ。でもそれが街を照らしてる。矛盾してるね。

やっと寝て数時間で起きた。とっても嫌な夢を見たんだ。幻想と現実の真ん中で。

とっても嫌な夢を見たでも現実の方がもっと嫌な気がする。

とっても嫌な夢を見たそれでも目が覚めたから また今日がはじまる。


第48話 のアネモネ

もしも生まれ変わったなら、小さな鏡を1つ買って 笑顔の練習するんだ。

本当は君に触れたい。時を越えても触れたい。いまは叶わなくても。


2020年 こっちの世界。眠れない夜ツイッターにて。

「死ぬ事よりも今を生きる事の方が難しい事だ」って生きている人がツイートしてた。

そうだよなぁ、なのに誰も褒めてやくれもしない世の中だしなぁ。結局行き着くとこは、私には私しかいない。そうやって眠りについた。


とっても嫌な夢を見た。そういば将来の夢って何だっけ。

とっても嫌な夢を見た。過去や未来もない世界で。

とっても嫌な夢でさえも、目を閉じれば君に会えるかな。あの日のように笑ってくれる気がする。


第48話 アネモネの孤独

もしも生まれ変わったなら小さな鏡を一つ買って 笑顔の練習するんだ。

本当は君に触れたいの。時を越えたら触れたいのいまは叶わないから。


2020年 初雪を踏みながら。

今日も生きている、冬の空気のように透明に。この世界にいないんじゃないかって思う日がたまにある。生きるってそういうこと?きっと明日もこれからもずっとそうなんだろうね。


僕も、ツイッターの子も、高校の頃のあの子も、学校に行けなかったあの子も、アネモネも、それぞれの戦いをしている。

誰かの普通は、他の人にとっての普通ではない。

僕には何ができる?



1月に浮かんだ新曲。

ほとんど形になったからあとはバンド音にして詰めるだけ。

今年中には世の中に出したいな^_^

今日は違うテイストで活動報告をお送りしました。今日だけになるかな?


それでは。


アネモネ全般の花言葉

「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」