2020/03/30 21:30

こんばんは。

まず、日頃ご支援や気にかけていただいて本当に皆さまありがとうございます。本当にありがとう。

先日都知事より自粛要請が出ましたね。
僕たちが配信にした3/15から2週間がたちました。
28〜29日近辺の東京での感染者の人数は「過去最多」という表現で報道されています。(数字上ですが。)なによりこの数字は2週間前の行動や社会情勢が関係しているそうなので改めて、3月15日無観客ライブという結果にできたこと少し誇りに思います。決めたのは6日か。

後押ししてくれたメンバーや仲間にも感謝。


時はたち、26日一通のLINEが届いた。
ノーレミの数々の作品を彩ってくれるデザイナーの「こたん」(https://twitter.com/kotancurry)からだった。

「おはようございます。先日はライブお疲れさまでした(^○^)
全バンド、熱量が画面の向こうから伝わってくるイベントだったなあと思いました。
クラファンの特典の1つとして、イラスト原画を1枚ご提供させていただくのはどうかなと思ってご連絡差し上げました。
今回、何かデザインという形でお手伝いできたらいいなあと思ってのご相談でした。バンドメンバーではない私ですが。協力できたらと。」

こんなメッセージだった。続けてこの方はラフまで送ってきた。

こんな繊細な絵は今描いたと思えない。きっと少し前から準備をしていてくれたのであろう。


「こたん」との出会いはkey Reiが元々知り合いで、ノーレミのライブを見に来てくれたところからだった。気がする。笑

その後イベントに呼んでもらったり、対バンしたり、もちろん毎回のようにライブに来てくれて。今ではこたんの周りの方も仲良くさせていただいている関係です。

僕らの独りよがりの音楽を好いてくれて、いつからかイラストを描いてくれるようになりました。毎回それが届くのが楽しみで。Voの伊織も、Baのozzyも個人的にファンです。この方の作品。

いつか出した「哲学の夜に」という1stシングル集のジャケットもこたんの作品です。

いつかのMCで話した言葉が舞台になります。
ノーレミの作品で「愛ある街へ。」という歌があります。

この歌はそれこそ街に対する歌。
記憶って匂いとか音楽とか景色に深く結びついてて、それらと出会うたびに記憶がフラッシュバックすることがある。

高校時代好きな子と待ち合わせをしたAというレンタルビデオ屋さんがBというレンタルビデオ屋さんに変わっていた。見た目も内装も変わってそれこそ匂いも変わってしまった。

「私に一言も言わないで変わりやがった!思い出奪われた!」

なんて思ったけど、数年訪れもしなかったし許可なんていらないのにね。自分勝手だよ私は。

そんなMCをしたのを覚えててくださっていた。
こたんに1stシングル集のイラストのお願いをした時にその具体的な場所を聞かれた。

そう、こたんさんは実際にこの場所まで足を運んだ。

さすがに痺れました。この絵はその街そのものです。
ビデオがジャケットにも黄色い看板で写ってます。線路を通してあのビデオ屋さんを何回私は見たんだろう。しっかり一時停止して駐車する。見たくもない雑誌を広げると君が到着する。

それが日常。

日常はやがてなくなって、それが日常になる。

街は言った「愛も街も同じだ永遠なんて過ち繰り返すな」

傘をさす絵の女の子は何を思うのだろう?この問いには宇宙くらいの広がりがある気がする。

そんなあったかい人。
あったかい人だけど少し破天荒です。笑

いつかの鶴見、こたん主催ライブでライブハウスで餅つきをやってました。笑
大事な局面で水の分量を間違えたようでびっちゃびちゃのお餅になりました。笑
お茶目なところがあります。

というわけでノーレミとこたんの限定リターンが近日リリースされます!
数量限定。ぜひこの機会に応援お願いいたします!


こたんへ

いつも色々お手伝いしてくれてありがとう。そして僕たちもあなたのファンです。これからもファンでいてくれるように輝き続けます。バンドが大きくなって仕事が増えたらごめんなさい。これからもよろしくお願いします。

ノーレミ

こたんツイッター(https://twitter.com/kotancurry)