早いものであれから9年経過いたしました。9年前の今日は福島県いわき市から避難されてきたご家族を受け入れさせていただいた日です。
2011年3月11日午後東日本大震災があり、その日にアパート探しに来た方をなんとかしてとれたホテルにピストン輸送。それを終えた夜、計画停電が始まっている中、アパートオーナーを回りました。
なぜかその時「東北で被災されたかたが神奈川県にいらっしゃる」と確信しており、通常家賃の5分の1から10分の1のお部屋を用意しホームページで募集。翌日からお問い合わせが入り始めました。
9年前の今日、福島県いわき市や宮城県女川町の2組がお引っ越しされてきました。
オーナーにはこういう時なので必要書類がないどころか勤め先や収入もないかもしれませんが
責任は私が取るので受け入れましょうと言っていたのがつい昨日のことのようです。
最初の2組のうち1家族に小さな女の子がいらっしゃいました。現在でもここ秦野市に住んでいらっしゃいますがその小さな女の子用にぬいぐるみなどのおもちゃ、ご家族にはお皿や洗濯機などの日常品などが周囲から託されお届けいたしました。
このようにして結果29家族の方を東北から迎え入れることになったのです。