十勝の足寄町にある「GuestHouseぎまんち」オーナーの儀間(ぎま)です。
神奈川県出身で3年前に横浜から足寄町へ移住してきました。
移住のきっかけとなったのは狩猟をやってみたいと思い立ったことで、そのことを北見市出身の妻に伝えたところ、「行くなら北海道がいい!」ということで、北海道の中から様々なご縁もあり、足寄町へ移住することとなりました。
移住後は、横浜にいたときにはできなかったことをやろう!ということで、自分たちで事業を起こして食い扶持くらい稼いでみたいと思っていました。
その中で目をつけたのが民泊。手に職のない自分たちでも部屋を貸すくらいならできる。スタートはそんな思い付きからでした。
民泊ができる空き家を探していたところ、10年ほど空いていた立派な書院造の家があることを教えていただき、その家を訪れた瞬間、ここにしようと決意。町内外の様々な人にご協力いただいて、2018年6月、「GuestHouseぎまんち」をスタートしました。
GuestHouse ぎまんちは名前の通り、僕たちの住んでいる家の空き部屋を宿泊室としています。
ドミトリーはなく、和室と洋室の2部屋個室のみなので、ドミトリーはなんだか不安・・・というゲストハウス初心者の方にもオススメです。
和室はこの家を建てた宮大工のこだわりが垣間見える床柱や欄間が特徴的です。洋室には猟銃をしまうガンロッカーや、狩猟に関する書籍や会報誌などを閲覧できるようにしていて、ハンターやハンティングに興味のある人にもぜひ泊まってほしくて用意しています。
お客さんは日本の方が6割、海外の方が4割。皆さん釣りやトレッキング、ハンティングなど道東の自然を楽しみに来ている方が主です。
食事に関しては飲食店街まで徒歩7分ほどで行けるので夜は寿司居酒屋やダイニングバー、焼肉屋などなどで楽しむもよし、最近ではテイクアウトを始めたお店も多いので(要予約)持ち帰って宴会するもよし、スーパーも近くににありますので、食材を買ってきて調理するもよし、お好きな楽しみ方ができます。
現在、コロナウイルス感染症の騒動で、宿泊の予約がほぼありません。入っていた予約もキャンセルが続いています。
お客様は海外の方も含めて、昨年度は600人程の方々に宿泊いただきました。宿泊の他にも料理やハンドメイドのワークショップを開いたりして、人が集まることを目的とした場所でした。人を集めることが難しい現状、どうしたものかと正直悩んでいます。
私たちのゲストハウスでは、あらゆる人が集まることによる化学反応をたくさん見て来ました。人と人が出会うと何かが生まれます。その化学反応が楽しくて、色々な催しをしてきました。
この騒動が落ち着くのはまだまだ先かもしれませんが、この人と人の出会いをこれからも作っていきたいと思います。
なんだか文章が固くなってしまいましたが、夫婦ともにお酒が好きなので一緒に飲みましょうと言われるとホイホイ混ざってしまうのでご注意ください笑。
まれに獲れたて、採れたてのナニカが食べられるかも!?
皆様にお会いできる日を楽しみにしております!
■特別日について
なし