さっぽろゲストハウス縁家(エニシヤ)の荏原由記子(エハラユキコ)と申します。縁家では通称ゆきねぇと呼んで頂いております。
縁家は2009年4月17日(よいなの日)にオープンし、今月11周年を迎えます。
(↓ 去年10周年にリピーターさんからプレゼントされた絵と共に!)
2002年から沖縄のゲストハウスにハマり、時間を作っては沖縄に飛んでいましたが、気が済むまで旅をしたいと思うようになり、2004年会社を辞めて、念願のインドを一周したり、北海道の全市町村を巡ったり、沖縄の島を35島ほど巡ったり、欲の赴くまま過ごしていました。
そして気付きました。欲を満たし続ける日々は、最初は刺激的でも、それが日常になると、トキメキが薄れることを。。。
悶々とした日々の中、私にとって幸せとは何だろう?と、本気で考えた末、辿り着いた答えは
【目の前にいる人が笑顔だと、私も笑顔になる。そんな日々を紡げば、私はずっと幸せを感じ続けていられる】というコトでした。
沖縄にハマったおかげで、北海道を客観的に見ることが出来るようになった時、改めて北海道の魅力に気付きました。そして、目の前の人の笑顔を見るには何をすれば良いだろう。。。と考えた結果、選んだのがゲストハウス開業でした。
生まれ育った北海道に、札幌に、もっと沢山の人に遊びに来て欲しい。魅力を全身で味わって欲しいし、そのサポートは惜しまない。そして、全国の旅人と縁を繋ぎ、家族のような存在になりたい。その一心で必死に開業に向け行動し続けました。その道のりは本当に大変でしたが、念願叶って縁家をオープンできた時の喜びは、今でも人生NO.1です!
それから10年以上の月日が流れ、取り巻く環境はみるみる変わって行きました。
全国的にも札幌にもゲストハウスが増え続け、2年ほど前からは民泊までもが乱立し出し、ピークの頃に比べると、ゲストさんは相当減ってしまっているのが実情です。
ただ、縁家はリピーターさんが多く、2019年の1年間では、全ゲストの50%がリピーターさんでした。
リピーターの皆様が、札幌の実家のように気軽に帰って来てくれるのが何より嬉しいし、そんなゲストハウスを目指し続けて来て、10年目に50%という数字を出せたコトは本当に喜ばしいし、続けて来て本当に良かったと実感しています。
縁家はお洒落でもないし、至らぬ部分も多く、何より生活感丸出しのおうち系ゲストハウスですが、昔も今も、初めて訪れたゲストさんをも一気にリラックスさせる力は、絶大です。そしてリピーターさんに言われた一言【泊まれるスナックだよね】も、縁家を良く表現してるかも知れません(笑)
長々と綴りましたが、
日本が元気になって、安心して皆様が旅を楽しめる時が来たら、北海道にお越しの際は、ぜひ一度試しに縁家にも遊びに来て下さい。全力で札幌の思い出作りのサポートをさせて頂きます。
お酒大好きなゲストさんには、当然消灯まで縁家にてお付き合いします故、遠慮なくお声掛け下さいませ!
日本が元気を取り戻し、まだ見ぬ皆様と、縁家で会える日を、心待ちにしております。
頑張ります!
※特別日はございません。