はじめに・ご挨拶
こんにちは。221Peeと申します。実家で両親と猫2匹(タネ♀・クム♂/ともに生後8か月)と犬1匹(二胡♀12歳)と暮らしています。
タネは昨年から初めて乳飲み子の段階から子猫を育て始めた子で、保護猫ボランティア団体から譲り受けました。生後1か月ほどで育児放棄にあったのか、一人ぼっちで歩いているところを保護されたそうです。
お転婆なタネにお友達を、と思い今年のお正月に迎えたクムは、タネと同じ月齢&ハチワレ柄。
おっとりしていて食いしん坊で、そしてとっても甘えん坊なクムと、わんぱくで遊ぶことが大好きなタネ。双子のような二匹と過ごしてきた日々は1年に満たないですが、17年間一緒に過ごしてきた愛犬を亡くして落ち込んでいた私に元気をくれた、大切な家族です。
すくすくと大きくなっていっていると思っていたのも束の間、3月にタネが猫伝染性腹膜炎(FIP)と診断され、さらに5月にはクムも同じ病気になってしまいました。
そんなタネとクムを病気から救うために、今回は二度目のクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトで実現したいこと
タネは3月17日、クムは5月15日、FIPと診断されました。2匹の命を救うことができる唯一の薬【MUTIAN】による治療費を捻出するため、ご協力をお願いいたします。
プロジェクトをやろうと思った理由
今回は2度目のクラウドファンディングとなります。前回のクラウドファンディングでは、タネの治療費836,280円ものご支援をいただくことができました。(https://camp-fire.jp/projects/view/246439)
ご支援者の皆様のおかげで、目標額を達成させていただくことができ、感謝してもしきれない思いです。
しかしながら、クラウドファンディングの期間中にクムのFIPが発覚し、さらに、タネは【MUTIAN】84日投与期間後もPCR検査にて「陽性」との結果が出てしまい、投薬を続けざるをえない状況となりました。
FIP(猫伝染性腹膜炎)は致死率が非常に高いとされる病気であり、現在の医療では確立された治療法はなく回復は見込めません。さらに、我が家のタネクムのように、腹水・胸水がたまるタイプの病気の進行は非常に速いということを知り、目の前が真っ暗になりました。
最初に異変を感じてからわずか数日の間に、タネは背骨が見えるほど痩せこけ、浅い呼吸を苦しそうに繰り返しながら、一日中うずくまっていました。ほんの2週間前まで、家の中をこれでもかというほど元気に走り回っていたのに。時計の秒針が動く一秒ごとに、タネの命が削ぎ落とされている音を感じました。
なんとか治療法がないか探し、【MUTIAN】という薬が唯一有効であるということを知りました。この【MUTIAN】は、保険適用外であり、100mg約2500円という高額なお薬であり、1日あたり7200円ほどかかります。そして、投薬は84日間(3ヶ月間)続けることを推奨されているため、単純計算では総額60万円ほどかかることになります。迷っている時間はないと痛感し、藁にもすがる思いで、前回のプロジェクトを立ち上げることと並行して【MUTIAN】による治療を始めました。
タネは息も絶え絶えで口から泡をふき、トイレにいく体力も無くオレンジ色の尿を漏らしてしまうような状態でしたが【MUTIAN】投与開始後は、徐々に元のわんぱくさを取り戻しつつありました。
クムもFIPであることが発覚したのは、タネの回復を喜ばしく思っていた矢先のことでした。
徐々に元気がなくなっていっていたものの、食欲もあったので、「クムは大きくなっきて大人しい性格がでてきたのかな?」と思っていました。しかし、呼吸が荒いのが気になって病院へ連れて行くと、片方の胸に胸水がたまり、さらに圧迫されているせいで片方の肺が機能していないという状況でした。
タネの治療に専念するあまり、クムの異変にもっと早く気づけてあげられなかったことがとても悔しかったです。幸い、タネほど重篤な症状ではなかったですが、5日間かけて胸水を抜き、1か月身体にチューブをさした状態での生活は続いていました。その際に、【MUTIAN】による治療をクムに対してもスタートさせることを決断しました。
クムは体重があるため薬の量も多く、加えてタネは体重が増加した状態かつ未だ陽性と診断されたため、薬の投与期間を延長することとなりました。
大まかに今後治療に必要な費用を計算すれば、下記のようになります。(体重の増加を想定して算出)
●タネ:6/14~6/28 体重2.6kg、93,940円(∼6/14までの累計700,702円)
●クム:6/15~6/24 体重3.5kg、84,000円
6/25~7/4 同上
7/5~7/14 体重4.0㎏、96,000円
7/15~7/24 同上
7/25~8/6 同上
→クム計484,800円(∼6/14までの累計512,637円)
→計:672,680円(累計1,213,339円)
根拠資料としての領収書は複数点あるため、前回プロジェクトの活動報告のなかにまとめてアップしております。
前回のプロジェクトにて目標金額を達成することができましたが、恥ずかしながら現在の状況ではなかなか賄いきれないため、もう一度改めてご協力をお願いしたいと思います。前回のご支援いただいた金額と、手数料等と差し引きして、目標金額を設定させていただきます。
ただし、6/16時点にて、タネの炎症メーカーの数値は悪化しており、2週間の延長後も不安が残りそうな状況です。
小さな2匹は、長年連れ添った愛犬を亡くした悲しみを癒してくれたこともあり、私にとってとても大きな存在です。また、このプロジェクトを通じて、一人でも多くの方に【MUTIAN】という新薬の存在を知っていただき、いつかこの薬が日本でも認可されて、一匹でも多くのFIP猫が助かることを願っています。
現在の日本ではなにぶん未認証、高額のためどうかご協力をお願いいたします。
これまでの活動
前回のクラウドファンディングの活動記録のなかで、我が家のタネクムの治療経過を掲載しています。
前回プロジェクトの活動報告: https://camp-fire.jp/projects/246439/activities#menu
さらに、Twitterにおいてもタネクムの様子をたびたびアップしており、同じようにFIPの猫ちゃんの治療にあたっているような方の情報を拡散するようにしています。フォローしていただければ幸いです。
Twitter: https://twitter.com/221_pee
資金の使い道
全額タネクムの治療費にあてます。万が一差額が生じた場合は、同じ病気に苦しむ猫ちゃんの治療へのご支援にあてさせていただきます。
リターンについて
前回のクラウドファンディングにて、予想以上にリターングッズの制作費用がかさんでしまったため、誠に恐れ入りますが、今回は少々縮小させていただきたいと思っています。
また、前回プロジェクトにてご支援者様より、「住所等個人情報の記入不要なリターン設定を追加すれば参加しやすい」とのお声をいただいたので、各金額毎にメールアドレスのみでご参加いただける項目を設置しました。
なお、いただいた個人情報はリターンの送付のみに利用し、その後は責任を持って処理いたします。
詳細については、「リターン」の項をご確認ください。
実施スケジュール
タネの治療が2週間、6/28まで延長が決定し、クムの治療が8/6まで続きます。2匹の体重の増加により、治療薬代に変動が予想されます。随時、活動報告にて状況をお知らせいたします。
最後に
毎日をにぎやかで明るいものにしてくれる2匹は、かけがえのない家族です。
まだお誕生日も迎えていない2匹に、これからたくさんの「初めて」をみせてあげたい。
タネばあさんとクムじいさんになって、いつか二人が虹の橋を渡っていく日まで、見届けてあげたい。そのためには、【MUTIAN】による治療に頼るほか、道はありません。
2匹は大嫌いなお薬を、毎日一生懸命飲んでいます。タネもクムも一度は生死の狭間を彷徨いましたが、【MUTIAN】と、その治療を支えてくださった前回プロジェクトのご支援者様方の応援のおかげで、回復の兆しを示しています。生きようとしています。
新型コロナ流行の影響で、多くの方がいつもどおりの生活に戻れていないなか、心苦しさも感じていますが、ほんのわずかでも構いません。そんなタネクムの未来を応援してください。
どうかよろしくお願いいたします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る残り2日。不安は残ります。
2020/08/30 19:00こんにちは。2度目のチャレンジとなるクラウドファンディングも、残すところあと2日となりました。クムは順調です。タネはなんとなく元気がない日があったりしましたが、今はまたクムと一緒に走り回って遊んでくれています。遊んでくれてはいるのですが、右目の濁りが気になります。瞳孔の動きも、左に比べると鈍いです...視えているのでしょうか...また検査はしますが、タネの健康面にはこれからも不安が付き纏うことが予想されます。3月から闘病を始めてから半年が経とうとしていますが、FIP陰性の検査結果を獲るためにここまで頑張ってこれたのは、沢山の方々の応援があったからこそです。ご支援や拡散の形でご協力くださった皆様、本当に本当に、ありがとうございます。残り2日で達成率28%...辛い状況ではありますが、1人でも多くの方にお力添えいただけますように。 もっと見る
経過観察にあたり、追記
2020/08/13 21:23こんにちは。沢山の方からの応援のおかげで、我が家のタネクムは2匹とも経過観察期間に入ることが出来ました。いつも応援してくださる皆様、本当に、ありがとうございます!今日は、昨日載せられなかったタネの検査結果詳細のご報告に併せて、経過観察に入るにあたり注意していきたいことを3点ほど、書いていこうと思います。同じFIPの猫ちゃんを抱える方にとって、ご参考になれば嬉しいです。まず、今回の陰性の結果は100%信頼はしきれないということ。早くて1ヶ月で再発の可能性もあるということです。2匹の元気な姿は喜ばしいですが、まだまだ、安心はできません。二つめに、腎臓などの諸臓器の数値や体重の増減に注意すること。FIPの症状として、体重の減少も挙げられます。クムは平均よりも重たいのですが、タネは未だに平均よりも小柄です。また、タネの検査結果を見る限り、陰性ではあるものの、腎臓の数値は高いため、注意が必要です。以下の画像は、タネの検査結果です。また、1ヶ月後、2匹とも検査を行う予定です。そして三つめとしては、何よりも大切なこととして、2匹に沢山愛情を注ぐことです。FIPの原因は解明されていませんが、ストレスによるものだとも言われています。もちろん発症前も大切に大切に可愛がってきましたが、今回のFIPの治療を通じて、元気に走り回る姿がどれだけかけがえの無いものかということを痛感しました。いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい寝る。タネとクムに、これからもずっとそうであって欲しいです。万が一、再発ということになれば、再びMUTIANに頼らざるを得ません。治療と同時並行で開始した今回のクラウドファンディングも、期日まで残り20日を切りました。ほんの少しでも構いません。応援とご協力をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 もっと見る
2匹揃って、「陰性」!!
2020/08/12 23:03タネの検査結果の連絡がありました。結果は、、、、!「陰性」!!84日+8週間という異例の延長の結果、うちのコが勝ち取った「陰性」の結果です‼︎帰宅して、父が「ちゃんちゃん(タネの愛称)、陰性だったって!」と聞いた瞬間。『「いんせい」...「陰性」、、ということは...つまりそれは、「陽性」じゃないんだ!!!』と、不安だった分、理解するのに若干のタイムラグが生じるくらい嬉しかったです(涙)いつも応援してくださる皆様、本当に本当にありがとうございます!3月にオレンジ色のおしっこを漏らしながら、立ち上がることも水を飲むこともままならない状態になったタネがと思うと、、奇跡が起こったと感じています。そうは言っても、未だにタネの体は通常よりもかなり小柄な上、2度の延長を要した過去がある分、クム以上に完全に安心はできない状況です。万が一の再発に備えるという意味でも、このクラウドファンディングは、期日まで継続してご支援および拡散のご協力をお願いしていく予定です。どうかあたたかい目で、見守っていただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。 もっと見る
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