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【RoboMaster】で世界一へ!日本から逆転を狙う学生エンジニアの挑戦!!

FUKUOKA NIWAKAは「日本のロボットで世界を『アッ』と言わせたい!そして日本を盛り上げたい!」という熱い気持ちで日々ものづくりと向き合う、九州・福岡発の学生エンジニア集団です。中国・深センで開催される世界最高峰のロボットバトル【RoboMaster】世界大会「優勝」へチャレンジします!

現在の支援総額

1,948,000

194%

目標金額は1,000,000円

支援者数

178

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/08に募集を開始し、 178人の支援により 1,948,000円の資金を集め、 2020/09/13に募集を終了しました

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【RoboMaster】で世界一へ!日本から逆転を狙う学生エンジニアの挑戦!!

現在の支援総額

1,948,000

194%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数178

このプロジェクトは、2020/08/08に募集を開始し、 178人の支援により 1,948,000円の資金を集め、 2020/09/13に募集を終了しました

FUKUOKA NIWAKAは「日本のロボットで世界を『アッ』と言わせたい!そして日本を盛り上げたい!」という熱い気持ちで日々ものづくりと向き合う、九州・福岡発の学生エンジニア集団です。中国・深センで開催される世界最高峰のロボットバトル【RoboMaster】世界大会「優勝」へチャレンジします!

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いつもFUKUOKA NIWAKAをご支援いただき、誠にありがとうございます。

RoboMasterの運営から、新型コロナウイルスの流行等を理由に、2020年のオフライン大会を中止する旨の発表がありました。

**大会運営本部による発表(8/31)はこちらをご覧ください。**
https://www.robomaster.com/en-US/resource/pages/announcement/1188

これにより、誠に遺憾ながら、RoboMaster2020への参加は不可能となってしまいました。
発表の瞬間、2019年の大会が終わった瞬間からこれまでの日々が想起され、筆舌に尽くし難い感情に襲われました。

しかし、ただ打ちひしがれ、立ち尽くすだけでは、「日本のものづくりで世界を驚かせる」という目標が遠ざかってしまいます。
これまで頂いたご支援の内、渡航費に充てる予定だった予算を、ロボットの製作費や作業環境の拡充に充て、これからも開発を続けていこうと考えています。

2020年の大会が中止になった今、できる事をできる限りやることが、2021年のより良い結果に繋がると思います。
そして何より、ここで歩みを止めず、少しずつでも前に進んでいくことが、これまでご支援頂いた皆様への何よりの恩返しになると考えています。

その第一歩として、9月13日までのクラウドファンディング企画は、最後までしっかりと実行してまいります。
これまでご支援頂いた皆様に、少しでも私たちの活動を身近に感じて頂くためにも、妥協せずにリターン品の製作を行おうと考えております。
また、大会中止に伴って生まれた時間を有効に利用し、更なる開発を続けるためにも、引き続き活動資金を集めることといたします。

大会で活躍する瞬間をお見せする事は叶いませんでしたが、今後も私たちなりに、私たちらしい活動を続けて行こうと考えております。

2021年大会でのより良い結果へと繋げるためにも、皆様のご支援は欠かせないものになると思っております。
これからも、暖かく見守っていただければ幸いです。(9月1日追記)


============================


▶開始後わずか6日間で目標金額100万円を突破!◀
▶新たに【NEXTゴール150万円】に挑戦します!◀

多くのご支援と応援メッセージをいただき、本当にありがとうございます。
チームメンバー一同、心より感謝申し上げます。

さて、私たちは、新たな目標に挑戦することを決意いたしました。
頂いたご支援は、以下の目的のために使わせていただきます。

・熱意のあるエンジニアを、1人でも多く大会に連れていきたい
・激しい試合を戦い抜くために、予備ロボットの製作と改良を行いたい

RoboMasterを戦い抜くには、様々な役割が必要となります。8台ものロボットの操縦だけでなく、激しい試合で消耗したロボットの修理、他チームの偵察と作戦立案、ホテルや会場など作業環境の確保... さらに、大会期間の2週間は、早朝から夜まで試合に挑み、宿舎でも作戦会議やロボットの修理を行うという、過酷なスケジュールが続きます。帯同するメンバーが1人増えるだけで、チームのパフォーマンスは劇的に向上します。

また、消耗した部品は、試合ごとに交換していく必要があります。昨年は、メンバーの私物をグラム単位で削ってでも予備部品をスーツケースに詰め、現地に向かいました。強豪チームの中には、予備のロボットをまるごと持ち込むところさえあります。

追加のご支援により、らに3人のメンバーの帯同」もしくは「予備ロボット1台の製作や交換部品の準備」が可能となります。

昨年の雪辱を晴らし、今年こそ優勝したい。

私たちのRoboMasterにかける想いをご理解いただければ幸いです。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。(8月18日追記)



私たちFUKUOKA NIWAKAは、九州・福岡を中心に活動する学生エンジニア集団であり、
2018年夏、日本で初めてRoboMaster(ロボマスター)世界大会出場を果たしたチームです。

「日本の技術力で世界を驚かせたい」そんな熱い想いを持って集まった私たちは、
2020年こそ「世界一」を勝ち獲るべく、冬の世界大会出場に向けて活動しております。

私たちは現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から活動縮小を余儀なくされており、その影響でロボット製作の進捗が遅れ、また思うようにスポンサーが集まらないといった苦境に立たされています。

ここが私たちの正念場。

このような逆境の中だからこそ、日本のロボットで世界へ挑みたい!
そして心をひとつに、日本を、世界を、盛り上げたい!!

そのような想いで、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

支援いただいたお金は、ロボットの開発費や改良に必要な部品代、輸送費、また中国・深センで行われる大会期間中の渡航費や滞在費 (最長3週間)などに充てられます。

RoboMasterとは、最先端技術とe-Sportsの要素を兼ね備えた、世界最高峰のエンターテインメントロボットバトル大会です。

開催地は、経済成長が目覚ましい中国・深セン。
世界No.1ドローン企業のDJI社が主催するこの大会、2019年には中国、アジア、北米などから1万人以上もの学生エンジニア、約180ものチームが参加しました。

「エンジニアこそが、世界で一番カッコいい」

という理念を掲げるこのRoboMasterは、ド派手な演出が特徴的です。
ライブ会場さながらの煌びやかなフィールド、学生エンジニアが魂を込めて製作したロボットに向けられるスポットライト、そして試合後にエンジニア達へ向けられる惜しみない拍手と称賛…

そんな輝かしいステージの裏で、世界中の学生エンジニアたちは皆がむしゃらにものづくりに取り組み、頂点を目指します

機能性と耐久性を考慮した機械設計、操縦者と協調するロボット制御、相手ロボットを自動で識別できる画像認識技術、そして多くのロボットを同時に製作するためのマネジメント能力…
幅広い領域でハイレベルな技術を学び、チーム全体で実践していく必要があります。

FUKUOKA NIWAKAは福岡・博多を拠点に活動するものづくり集団であり、日本で唯一RoboMaster世界大会への参加経験を持つチームです。

2017年高専ロボコン日本一に輝いた北九州高専や学生ロボコン全国大会常連校の九州大学をはじめ、九州中の高専・大学から幅広い年齢層の学生と、活動をサポートする教員や社会人が集まっています。

「絶対に優勝して、日本のロボットで世界を『アッ』と言わせてやる」
「そして何よりも、ものづくりは最高に楽しい!」 

そう思うからこそ、私たちは時に寝る間を惜しんでしまうほどに夢中になって開発を続けています。

FUKUOKA NIWAKAは単なる競技チームにとどまらず、九州、ひいては日本の若手エンジニア育成に貢献する技術教育コミュニティとしても、尽力しています。

2018年7月、私たちは日本初のRoboMaster世界大会出場を果たし、無名のチームから一転、世界200チーム中BEST16にまで上り詰めました。

しかし、2019年はまさかの国際予選敗退。

前年の決勝レベルの戦いが、翌年の予選で既に繰り広げられている

この時私たちは、国内大会では味わったことのなかった世界の圧倒的な成長スピードを目の当たりにしました。

「このままでは世界一になれない」と感じた私たちは、試合に負けたその日から積極的に海外選手、特に中国の強豪チームを訪ね、つたない英語と中国語で質問をぶつけて回りました。交流を図る中で、中国チームの強みや私たちの課題を痛感することとなりました。

中国の技術的な成長は目まぐるしく、特にAIやロボット分野における技術発展のスピードはどんどん加速しています。
そして、RoboMasterに参加する10~20代の若手エンジニアは早くから世界に目を向け、自らの技術力に慢心することなく真摯にものづくりに向き合っています

1チームで数千万円を集める大学があったり、大会の選手として登録できるたった13人の枠を1000人以上の学生の中から選抜する大学があったりする中で、彼らもまた世界一を目指しています。そして優秀な大会成績を収めた学生には、進学や就職の面でより良い環境が提示されることもあります。

中国の学生エンジニア達と接していく中で、私たちは「日本だけに留まっていてはどんどん差がついてしまう」という強い焦りと危機感を覚えました。

現に、RoboMasterの会場を見渡すと観客にはチームの関係者だけでなく、若いカップルや小さな子供がたくさん…若い世代がロボットや科学技術に対する強い興味関心を抱いていることが一目で分かりました。

まだ差が開きつつある今だからこそ、私たちのような若いエンジニアが諦めず食らい付いていかなければならないと考えています

私たちは昨年の予選敗退から原点に立ち返り、チャレンジャーとして再びRoboMasterと向き合っています。 

日本のものづくりで、改めて世界を驚かせたい。

そのために、まずは日本全体の若手エンジニアで協力し技術と意識の底上げが必要だと考えました。

そこで、私たちは今までに開発を行ったロボットの情報をオープンソースとして提供したり、地元の小中学校などに出向いてのイベントや講演を積極的に行ったりして、国内のロボット競技者育成にも貢献してきました。

「開発したものを秘密裏にしておいた方が有利なのでは?」と思われるかもしれませんが、私たちはむしろ「周囲を底上げしていくことにより強い仲間やライバルと切磋琢磨し、自分たちも『世界に通用する』強さを獲得することができる」と考えています。

私たちはロボット競技のみならず、日本の未来のために立ちあがりました。
ぜひこの想いを共にして、一緒に応援していただければ嬉しいです。

ロボット開発費や設備維持費、深センへの渡航・滞在費…多くのお金がかかる

私たちは今シーズン、大会に出場するためのロボット開発や部品の調達、また組織運営を行うにあたって約500万円という資金を要しました。

そのためにスポンサーを募り資金調達を行ったり、ロボットの製作では安価な部品や中古品を用いた製作を心掛け、性能をなるべく落とさずどうにか節約しながら開発を行ってきました。

しかし今年はルール上新たにマシンが2台増え、合計9台のロボット開発が必須となりました。

さらにセンへのロボット輸送費(300万前後)や渡航・滞在費(20人×3週間分)も必要となります。

大会中は毎日のように朝8時~夜9時まで試合が行われ、それが最大2週間程度続きます。
ホテルに戻った後もロボットの修理やミーティングなどを行うため、就寝は日付をまたぎ翌朝は6時起き…そんな過酷な戦いの中で、少しでも選手の環境を良くすることもまた、優勝を目指すためには必須だと考えています。

・勝つために必要なロボットの開発費に充てたい
・熱意あるメンバーを一人でも多く連れて行きたい
・大会中、メンバーにできるだけ快適な環境を用意したい

以上のような理由でクラウドファンディングを行うことを決めました。

RoboMasterに挑戦しようと決めたあの日から約3年が経ちました。
世界一を目指す中で私たちは、数えきれないほどの苦難や挫折を味わいました。

今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から活動縮小を余儀なくされ、例年よりロボット製作の進捗が遅れていますまた、このような社会情勢の中でスポンサーを募ることも難しく、運営面でも厳しい局面を迎えています

さらに、ものづくりには派手な完成物からは想像できない「生みの苦しみ」が伴います。
あるメンバーはこの苦しみを「呪い」とさえ表現したほどです。

しかし、それでも私たちは挑戦をやめようと思ったことは一度もありませんでした。

それは、生みの苦しみを乗り越えロボットが完成した時の喜び、
仲間たちと魂を込めて作り上げたロボットが世界の大舞台で活躍する興奮…
そして何よりも、日本のものづくりの可能性を私たちは知っているからです。

本場中国では既に国をあげてRoboMasterに投資し、ロボットチームへの資金支援が行き届いています。
日本勢が優勝を目指すには、一人でも多くの応援の声と、ロボットやエンジニアへの投資が必要です。

日本のものづくりのために、未来のエンジニアのために。
何としても日本のロボットで、自分たちの手で、頂点に立ちたい。

どうか、応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

●このプロジェクトは目標金額の達成状況にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

●新型コロナウイルスの影響により今年の大会が中止になった場合、または渡航ができず出場を辞退した場合は、翌シーズンの活動費に充てさせていただきます。出場可否に関しては、日本・中国双方の関連機関および社会情勢、またRoboMaster大会運営本部からの情報をもとに判断いたしますのでご理解いただけますと幸いです。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合がございます。

●リターン品の発送は12月頃、大会実施前を目安としておりますが、大会スケジュール及び社会情勢を含む諸般の事情により前後する可能性がございます。発送時期が決まり次第お知らせいたします。

●新たなリターン追加の可能性がございますので、ご了承ください。

最新の活動報告

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  • こんばんは、チームリーダーの花守です。この度、私たちの実施したクラウドファンディングが「1948000円」を集め、終了いたしました。開始後数日で目標金額を達成し、新たに設定したNEXTゴールも無事に達成。最終的には当初の目標金額の二倍近い額を集めての大成功となりました。これもひとえに、ご支援いただいた皆様のおかげです。直接のご支援、クラファンページの宣伝、応援の声かけなど、皆様が様々な形で応援してくださったからこその成功だと感じています。頂いた支援の大きさに差はあれど、私たちから皆様一人ひとりへの感謝の気持ちの大きさは変わることはありません。皆様から頂いたものを大切にしつつ、しっかりと目標に近づいていくことが何よりの恩返しになると考えています。「応援して良かった」と思っていただくためにも、いま私たちにできることに、全力で挑んでいきます。今後とも、見守っていただければ幸いです。 もっと見る

  • こんばんは!クラファンチームのあずきざわです。FUKUOKA NIWAKAファンの皆様、いつも応援してくださり本当にありがとうございます。なんと本日お昼に、NEXTゴール150万円を突破することができました。来年に向け動き出したチームにとっても、大きな大きな一歩となりました。チームを代表してお礼を申し上げます。さて、次世代メンバー紹介も最終回となりました。今回は、機械班のけんたろうくんです。技術力を高めるべくひたむきに努力する姿は、チーム内外の誰もが認める存在です。彼がチームに身を置き何を感じているのか、RoboMaster2021に向けて何を想うのか。ぜひ最後までお読みください!そして、クラファン期間は残り1日です。2021年大会での勝利に向け全力で走り始めたチームの雰囲気を少しでも感じていただきたいと思い、メンバー紹介を行っています。メンバーの挑戦のために、ご協力のほどよろしくお願い致します。それでは、けんたろうくんのNIWAKA物語をどうぞ!======================= こんにちは。FUKUOKA NIWAKAで機械班に所属している大家です。クラウドファンディングもいよいよ佳境ですね。皆様の弊チームへの多大なるご支援、本当に感謝しています。今回は、自分がFUKUOKA NIWAKAに参加したきっかけと、参加して感じたことを率直にお話できればと思います。幼馴染からの誘い、そしてチームとの出会い自分がFUKUOKA NIWAKAに参加したきっかけを語る上で、欠かせない人物が一人います。それは、中学の同級生でもある花園くんです。彼は今季の中盤までのチームリーダーを務め、RoboMaster2019シーズンではエンジニアロボットの制御開発兼オペレーターをしていたメンバーです。2019年3月、当時自分は大学受験真っ最中でした。前期試験で落ち、肩を落として後期試験の準備をしていたときに、花園くんから突然、「受験が終わったら誘いたいプロジェクトがある」と連絡が来ました。受験が終わった後、母校の中学校に呼び出された自分は、彼からRoboMaster大会のパンフレットと競技で使う球を手渡されました。久しぶりに会った彼は、何時間にも渡ってRoboMasterの魅力、FUKUOKA NIWAKAの存在、ロボットのかっこよさと開発の難しさを語ってくれました。当時、ロボットを作ってみたいという漠然とした想いを持っていた自分は、胸が熱くなったのを覚えています。花園くんからもらった42mm球傷や汚れが競技の激しさを物語っていますそれから数日後、実際にラボに見学に行き、RoboMasterに出場するロボットとエンジニアの姿を見て、本当にかっこいいと思いました。「普通に大学生をしていても絶対に得られないものがここにはある」と感じ、その場でチームへの参加を決めました。彼の誘いがなければ、自分がこうしてチームに身を置くこともなければ、RoboMasterを知ることもなかったでしょう。「設計者」になるために自分はチームでは機械班に所属しており、設計者がデザインした部品を機械加工するためのデータを作ったり(CAMを書いたり)、金属の部材に穴を開けたり切断したりといった役割を担っています。チーム参加直後はなかなかチームに貢献できず、もどかしい日々を過ごしました。しかし、エンジニアとしての腕を上げたい一心で、1年間、週末は欠かすことなくニワカラボに足を運び続けました。ラボ内で仕事の合間を見つけては、廃材で穴あけや切断を繰返し、加工技術を習得できるように努めてきました。また、ロボコン経験者の先輩たちがロボットを組み立てる時はどんなに小さな仕事でも引き受け、その技を学びとるように心掛けました。足繁くラボに通ったおかげで、チームメンバーから加工や組み立ての仕事を任せてもらえるようになりました。しかし、機械エンジニアとしてはまだまだ力不足です。今は、ロボットを自ら設計する、つまり0から1を担う力を磨いていきたいと思っています。今夏は、チームの設計講習会にも参加し、歩兵ロボットの足回りの設計に挑戦しました。小さな部品一つでも、設計するのに30分以上かかりました。完成した部品の裏側には、こんなにたくさんの情報が隠れているのかと驚いたとともに、奥深さを感じました。講習会で作成した歩兵の足回り設計いきなり設計ができるわけではないということは始めから分かっていたことなので、巨人の肩に乗るという意味でも、今は先輩の設計データを部品ごとに見たり、他チームのロボットの写真や中国本戦の動画を見て情報を蓄積し、来年の大会に備えています。中国の大学訪問時に目にした、ロボットの残骸彼らの開発スピードが非常によく分かるエンジニア・花守拓樹の背中自分が技術力の向上に取り組む中で、ひとつの目標としている存在が、機械班の班長であり、チームキャプテンでもある花守拓樹さんです。自分が思う花守さんの魅力は、物事の本質を見抜き思考を深める速さをもっていることと、異様な冷静さから来る安心感にあります。歩兵ロボットの足回り設計を行った際には、多くのフィードバックをもらいました。材料にあける穴の形状を決めるにも、追加工がしやすいか、六角形と円形での強度の差異はどうか、設計モデルの解析がしやすいか、など花守さん自身の経験に基づいた、自分にはそれまでなかった視点からのアドバイスをもらいました。どんなに小さな部分であっても、様々な観点を考慮して徹底的に考え抜くことが当たり前にならないといけないのだと、気付きました。講習会の後、花守さんから受けた設計フィードバックどこを改善するとどう良くなるかが的確に表現してある花守さんの能力を象徴する出来事は、それだけではありません。昨年の夏、2019年大会直前になってエンジニアロボットの重量オーバーが発覚するという、(かなり大きな)事件が起こりました。しかし、大会直前のプレッシャーがかかる時期にミスが明らかになっても、一切の焦りなく即座に設計を修正、部品の再発注を行い、加工指示を飛ばす、花守さんがいました。「焦ってもしょうがない、自分が問題を解決するのでしばらく待っていてください」と言うその言葉を聞いて、動揺していたメンバーたちも前を向いて修正作業に勤しむことができました。その甲斐あって、なんとか問題をクリアすることができました。自分も経験を積み、メンバーに安心感を与えられるようなエンジニアになりたいと思いました。エンジニアロボットの重量削減のために下穴含め計480回の穴あけによってできた角パイプ花守さんへの信頼の証であり、僕が2019シーズンに残した爪痕です2019年、2020年シーズンと、花守さんの側でロボットを作り、思考の一端を共有させてもらうことができ、本当に幸せだったと感じています。この時間は、間違いなく自分の財産になると思っています。先輩たちから志を受け継ぎ、RoboMaster2021へRoboMaster2021に向けて、FUKUOKA NIWAKAは先輩たちの志を受け継ぎつつ、新しいチームに生まれ変わります。2021シーズンに向けて、「果たして、今の自分たちに先輩たちが作ってきたような機能的で洗練されたロボットを作れるだろうか」という危機感を持つメンバーもいます。そんな中で、新型コロナウイルスの影響でラボに集まることができなくても、自分の家で技術の勉強を続けたりと、努力しているメンバーがいることも耳にしました。そういったメンバーがこのチームには沢山居るという事実を聞き、このチームに成長の可能性を感じています。残念ながら、2020シーズンはオフライン大会が中止になってしまいました。そばでロボットが出来上がっていく過程を見ていた身としては、筆舌に尽くしがたい感傷があります。ですが、ここで足踏みをしている暇はありません。RoboMaster2021に挑むメンバーの一人として、先輩たちの想い、そして応援してくださる皆様の期待に応えるためにも、来年度は死力を尽くして結果を残さなければならないと考えています。クラウドファンディングを通して、そんな自分たちの挑戦を、このチームのことを、ご支援頂けると幸いです。今後ともFUKUOKA NIWAKAをよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • こんにちは!クラファンチームのあずきざわです。RoboMaster 2021年大会へ向けて走り出した、メンバーたち。そんなFUKUOKA NIWAKAの、次代を担う学生メンバーを紹介します!第2回は、運営班の河島さん。もともと生徒会長を務めたり、カラーガードに打ち込んだりと、ロボットとは無縁だった彼女。しかし、2019シーズンのFUKUOKA NIWAKAの成長は、彼女の存在なしには語れません。エンジニアとは少し違った視点からチームに対して何を想うのか、なぜRoboMaster2021に挑むのか、熱く語ってくれました。ぜひ最後までご覧ください!=======================こんにちは、FUKUOKA NIWAKAで運営を担当している河島萌です!FUKUOKA NIWAKAをご支援してくださっている皆さま、暖かいエールを送って下さり、本当にありがとうございます。さて前回に引き続きロボットの作りの話を、と思いきや、ロボットの話は一切しません!今回は運営に携わらせて頂いている私ならではの目線でFUKUOKA NIWAKAの「ヒト」に焦点を当ててお話をします。まず、私がこのチームに所属することになった経緯を簡単にご説明します。私は今までロボットとは無縁の人生を歩んできました。バレエやマーチングバンドといった芸術の世界に没頭しており、これから先も同じ道を歩んでいくのだろうと想像していました。カラーガードの大会に出場しているわたしクラシックバレエ歴13年、カラーガード歴6年ですですがある日、当時FUKUOKA NIWAKAでプロジェクトマネージャーを務めていた兄が実家に帰って来るや否や、RoboMasterの魅力やFUKUOKA NIWAKAの活動内容を私に全力でプレゼンしてきました。そこでまんまと魅力にとりつかれた私は運営担当として正式にFUKUOKA NIWAKAへと加入することになりました。今まで様々な場所でリーダーを経験させて頂く機会はありましたが、全く知らない分野で全く知らない人と活動していくことに戸惑いを感じていました。最初はチーム内で飛び交う専門用語も理解出来なかったため、ロボットに関する入門書を読んだり、プログラミングを学んでみたり様々なことをしてみました。まだまだ未熟な部分が多々ありますが、新しい世界で色々な経験ができ、刺激的な日々を送らせて頂いております。▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△さて、ロボットに無縁の私がなぜFUKUOKA NIWAKAに携わりたいと思うのか。それはNIWAKAエンジニアの一番のファンだからです!このチームとの出会いで、今まで私が「エンジニア」に対して思っていたイメージを覆されました。率直に言います。NIWAKAエンジニアは本当にカッコ良いのです。ロボットに対する熱意や目標に向けて必死に努力する姿が輝いて見えます。だからこそ人々を魅了し、世界を驚かせるロボットを開発することが出来るのだと確信しています。私はそんなNIWAKAエンジニアの一番のファンだからこそ、大好きなチームメンバーがさらに活動しやすい環境を構築していきたい。メンバー1人1人がチームに貢献したいと思える雰囲気を作りたい。その一心で現在活動を行っています。▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△2020年、FUKUOKA NIWAKAは昨年度の屈辱を晴らすため、全力で走り続けて来ました。しかしその矢先に新型コロナウイルスがもたらす幾多の困難に遭遇します。今まで、ロボット開発は博多にあるニワカラボという拠点で行って来ましたが、社会情勢を鑑みてラボに集まっての活動は禁止。思うように開発が出来ない状況になりました。しかしFUKUOKA NIWAKAはここで終わるようなチームではありません。世界大会の開催可否やスケジュールが分からないまま、ゴールが見えない不安を抱えながらも九州中の各メンバーの自宅へロボットを輸送し、多拠点開発へと移行させました。どのような状況でもロボット開発への熱意は冷めず、進捗を生み続けているメンバーをとても誇らしく思いました。キャプテンによる講習会終了後の様子オンラインだからこそ出来ることを模索し続けましたこの状況下で課題となるのが、メンバー間のコミュニケーション不足です。日頃は一拠点で集まり、和気あいあいとしながら活動を行っていましたが、コロナ禍になりメンバー間の交流が途絶えてしまいました。この課題を解決するために、新たにいくつかの取り組みを行いました。そのひとつが「LT会」です。LTとはライトニング・トークの略で、週に1回指名されたメンバー3人がテーマは自由に、プレゼンテーションを行います。この企画によってメンバー間の意思疎通が取れただけではなく、今まで知らなかった新たな一面を見つけることができ、活発なコミュニケーションを生むきっかけとなりました。また、新人育成のために社会人の方にご協力を頂いて「オンライン技術講習会」を開催したり、定期的にチームの方針や各拠点の進捗状況を共有する「全体ミーティング」の開催を行いました。あるメンバーのLT会の一幕普段は見えない私生活の暴露にメンバーからのコメント多数です!▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△こうして世界大会に向けて厳しい状況下でも走り続けてきた日々でしたが、先日残念ながら2020年大会の中止が発表されてしまいました。今までFUKUOKA NIWAKAのメンバーが大会に向けて必死に努力してきた姿を目の前で応援してきた分、ショックが大きい発表でした。メンバーにはチーム結成当初から熱い想いで活動を続け、今年が最後の挑戦だった人。今年に懸けて遠方からチームの活動に参加してくれていた人。2019年の屈辱を晴らすために「今年こそは」という想いで寝る間も惜しんで開発をしてくれていた人。日々の活動を支えて下さった社会人のメンバーの方々。様々な想いを抱えたメンバーがいました。そしてなによりも2020年大会への挑戦を応援してくださっているファンの方々が沢山いました。発表の瞬間、全ての方の心情を想像し、何も言えなくなる自分がいました。しかし、この状況でメンバーから出た言葉は「2021年大会への挑戦」この言葉を聞いた瞬間、このままでは終わらない。FUKUOKA NIWAKAは戦い続ける。チームメンバーの強い意思を感じました。もうすでに私たちの来シーズンに向けての挑戦は始まっています。2021年、今までチームの中心となって活躍していたメンバーが卒業され、私を含め1度も中国での世界大会を経験したことがないメンバーばかりでのスタートです。あまりにも大きすぎる存在がいない中、残された私たちにできることは何なのか。FUKUOKA NIWAKAができることは何なのか。考え続けて行動をし続ける1年間になると予想をしています。しかし困難な状況だからこそ、私たちは全力を尽くします。先輩方が激闘を繰り広げた世界大会のあのステージで1台でも多くのロボットを、そして1人でも多くのメンバーを活躍させたい。この想いを実現させるためには皆様のご支援が欠かせません。皆様の1人1人のご支援が「日本のものづくりで世界を驚かせる」という目標に向けての原動力となります。皆様から頂いたご支援への恩返しが出来るよう、FUKUOKA NIWAKAメンバー一同引き続き、前に、前に、進みます。クラウドファンディングは残りわずかの期間ですが、ネクストゴール150万円の達成をして終えたいと思っています。皆様のご支援をいただければ幸いです。FUKUOKA NIWAKAをよろしくお願い致します。 もっと見る

コメント

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  1. 2020/08/08 22:52

    こんばんは。支援させていただきました! 2019年のエンジニアロボットのエレキサスペンション?の機構と制御が気になります。


  2. 2020/08/08 22:26

    【質問募集】 支援者限定の「活動報告」記事で読みたいトピックがあればぜひコメントください! よろしくお願いいたします! 例) ・ロボットの技術解説記事 ・リターン品デザインの裏側


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