はじめに・ご挨拶
はじめまして、私は、元保護猫「きなこ」の飼い主の川島と申します。
生後8ヶ月の我が家のアイドル「きなこ 」が3/19にFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。この病気は致死率が恐ろしく高くこのままでは確実に、1歳にもならずこの子は亡くなってしまいます。助かる可能性はMUTIANという薬だけです。まだ小さなきなこに未来を与えてあげたいという一心でご支援の呼びかけをさせて頂きます。ご支援の程どうかよろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
きなこの病気”FIP”の治療には日本では未承認の「MUTIAN(ムティアン)」という薬が必要です。
しかし未承認かつ輸入品の為とても高額になってしまいます。
薬の量は体重に比例し、更にきなこの場合ドライタイプの中期なので通常の倍の投与、1日3錠(600g)が必要になります。これを継続して84日間投与しなければなりません。
この薬代だけで、23,000円/1日が必要です。84日間では約1,932,000円が必要になるのです。それに加え検査代やビタミン剤なども掛かってきます。
きなこは日に日に体重が減り、食欲が落ち、熱が40度近くある状態が続いています。
きなこが家に来て6ヶ月が経ちましたが「きなことこれからもずっと一緒にいたい」です。
どうか、この小さな命を繋ぐため皆様のお力を貸して頂けないでしょうか。
プロジェクトをやろうと思った理由
FIP(猫伝染性腹膜炎)について説明させて頂くと、全体の7,8割の猫はもともと体内にコロナウイルスを保持しており普段は悪さをしないのですがこの菌が何らかの理由で突然変異を起こしFIPに罹患してしまいます。
一度、発病してしまうと手を打たなければほぼ確実に死亡してしまう恐ろしい病気です。
※なお、この猫コロナウイルスは現在猛威を振るっている新型コロナウイルスとは関係なく人に移るようなものではございません。
FIPにはドライタイプとウェットタイプの2種類がありウェットタイプは進行がとても早く平均余命は1,2週間ともいわれています。きなこはドライタイプでウェットタイプに比べれば進行は遅いですが致死率に変わりはなく末期になると発作や麻痺、消火器不全などを引き起こし歩く事も食べる事も出来なくなってしまいます。
きなこの場合はドライタイプの為、病の進行は遅く私も幸運にもMUTIANという薬の存在にたどり着けました。しかし多くのFIPと診断された猫たちは治療は諦め”どれだけ楽しく余生を過ごせるか”といった事や苦しみを和らげる対処療法しかできないようです。またMUTIANによってかかる金額によって諦めてしまうケースもあります。このクラウドファンディングを通して少しでも多くの方にFIP の存在、恐ろしさ、そして治る可能性がある事を知っていただきたいです。
資金の使い道
いただいた資金は”きなこ”の治療費に充てさせていただきます。
又、MUTIAN の治療費以外に、免疫力を上げるために、東洋医学の獣医さんにお願いして、月に1度の治療と、サプリメントも並行して飲ませています。
MUTIANの購入費、病院への通院費、血液検査代、エコー検査代、など、その都度写真でどのくらいの費用がかかったのか、お知らせしたいと思います。
日々、経過報告を行い、都度報告させていただきます。
リターンについて
”きなこ”をイメージしたイラストや写真を使ったグッズを作りリターンとさせていただきたいと思います。
クリアファイル1
クリアファイル2
缶バッチ1
缶バッチ2
ミニトートバック(形、色が変わる事があるかも知れません)
・クリアファイル ・缶バッチ ・ミニトートバック ・ポストカード
・きなこの画像データ等
これらの商品の発送は6月中旬以降を考えています。
実施スケジュール
●3月20日~3月31日の12日間:MUTIANの投与と経過観察
●4月1日~6月11日:MUTIAN投与継続予定→寛解の予定
最後に
”きなこ”は東京都の青梅市で生まれました。幼い子猫などを保護して里親さんを探すNEKOZATO里親会というところで2ヶ月まで育てられていた保護猫です。
私が訪ねた時、数十頭の成猫や子猫がいましたが、一匹だけ私から離れずにずっと後を追ってくる子猫がいました。
それが”きなこ”との出会いでした。
我が家に来た”きなこ”は食いしん坊で先住猫の”るか”のごはんを奪うのは当たり前、それでも満足できず私たちの食事も狙うやんちゃ坊主でした。
ネズミのおもちゃが好きで投げると一目散に走って犬みたいにくわえて来て私の膝の上に乗せます。何度も飽きることなく繰り返し・・・・疲れるとネズミを水の中に沈めて溺死させようとするのが日課です。
雌猫の”るか”は1カ月くらいは戸惑っていて離れて様子を伺う状態でした。
このどこの家庭にもありそうななんでもない幸せを守りたいです。
皆さんのご協力をお願いいたします。
※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るMerry Christmas ☆彡
2021/12/24 22:44Merry Christmas ☆彡きなこが生まれてから三回目、FIPから寛解して二回目のクリスマスを迎える事ができました。これも皆様のご支援と励ましと応援のお陰と感謝しています。すっかりお兄ちゃんになったきなこは良く食べ良く遊んでいます。まだ世の中はコロナ禍ですが、皆様の健康と夢と希望が守られますようにお祈りしております。 もっと見る
一年がたちました❣
2021/03/15 23:42「きなこに未来を」プロジェクトでご支援、応援を頂きました川島です。世の中はコロナ禍ではありますが、桜の開花に明るい未来を祈ります。きなこがFIP(猫感染性腹膜炎)で余命1か月を宣告されてから1年がたちました。きなこは日々、家の中で先住猫のるかと共に走り回ったり、窓から庭に来る鳥を見てクラッキングしたり、私たちに甘えたり、平穏な日々を過ごせております。私たち家族に未来を頂けたのも皆様の温かく優しいお気持ちと皆様からのご支援、応援、励ましのおかげです。ありがとうございます。これからもきなこを大事に育てていきます。そして、人間の新型コロナウイルスの早い終息と、猫のFIP(猫感染性腹膜炎・・コロナウイルスのが突然変異したもの)の治療薬が安価で手に入りFIPで命を落とす猫ちゃんが無くなることを祈っています。 もっと見る
きなこ生まれて二度目のクリスマス
2020/12/24 21:14「きなこに未来を」プロジェクトでご支援いただきました、川島です。ご無沙汰しております。薬を飲み終えてから半年が過ぎました。再発もなく、肝臓の機能も回復してきまして、日々元気に過ごしております。皆様のおかげで、きなこは生まれて二度目のクリスマスを迎える事ができました。そして生後8か月で余命1か月を宣告されたきなこは1歳半(約)になることができました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。今年は新型コロナウイルスの脅威が広がっていますが、皆様の健康と心の平安が守られますようにお祈りしております。こんなに大きくなりました。Merry Christmas どうぞ、楽しいクリスマスと素敵な新年をお迎えになりますように。 もっと見る
メリークリスマス!心温まる活動報告をありがとうございました。きなこちゃん、赤いパーカーを着てとても可愛いです。
皆様のご支援と応援のおかげできなこに未来ができました。 心から感謝いたします。 ありがとうございます🙇 皆様に頂いた命を大事に育てていきますので見守っていただけると嬉しいです。
きなこさん、良かった!