東學肌絵図鑑、絶賛編集中です。東は連日遅くまで、写真のセレクトと加工。編集者の村上は、インタビューや、女神たちのことばをセレクトしたり、そして、英訳をお願いしたり。今回、いろいろ考えた結果、東のことを昔から知っていてくれる衛藤千穂さんにお願いすることにした。彼女は、もともと維新派の制作をしていた才女で、東が維新派の宣伝美術を担当したころから、長年いっしょに仕事をしてきた仲だ。南港から、犬島にいったり、室生村にいったり・・・いろんな思い出があり、なにより松本雄吉というモンスターの表現を、海外公演のために翻訳したり通訳したりした経験があるので。そういった背景もふくめてお願いしたいなと。いま、頑張ってもらっています。で、いま考えているのが、「肌絵」の英訳なのです。みなさんは、どう思いますか?私の中でいま、一つの答えに近づいているのですが、それが、「DRESS」というコトバです。墨のドレスというニュアンスです。あるとき東が話してくれました。「アラーキーは、その女性をそのまま切り取る。俺は、美しくする」・・・そこをずっと考えていて。あるとき、DRESSというコトバが浮かびました。コピーライターの先輩にちょっと話してみたら・・・「あ、とたんに女性たちが主役になるね、それ」という意見ももらって。まだ、最終は悩んでいますが、いまそんなことを考えています。