ズボラな性格と多動症的なとこがあるので、色々流れていってしまい、結局、参加してくれるアーティストとの馴れ初めも最終日にしか書けないという。
自分のやってるバンドで47都道府県、年間200本ライブをやってた頃もありました。東京生まれであり、旅好きからそれは始まり、色々な暮らし、人々や文化に出会い、いつか違う街に住んでみたいと思い、ベストオブベスト、福岡に住むためにリブラボを始めました。
ライブハウスのオヤジたちは楽しそうで、羨ましかったんだよね。自分はそこにいるのに違う風にあたれるような。そんな気持ちもあってライブハウスのオヤジ見習いとしてリブラボ始めてもうすぐ7年です。もちろんバンド人生の方が長いから、その頃に会えた先輩たちからの教えで今があると思うのです。でも、場所があるおかげで改めて会えた才能、音楽、人たちが未来に続く何かを感じさせてくれて、「ライブハウスのオヤジの端くれ」になれそうな2020年の春です。どんな形であれ、音楽や文化は消えることはないし、これまでだって、たとえ多くの災害、戦禍、疫病があったとしても人の営みが途絶えたことはなかったのです。僕もそんな気概を持ちつつも、背伸びをせずにじっくりと頑張って行きたいなと思ってます。
では、参加アーティスト
友部正人
僕の音楽人生の基礎を作ってくれた、旅の先輩、友部さん。いろんな町にも一緒に行ったし、僕は知久さんに次ぐ友部マニアだと自負しているのです。語ることが多すぎてここではやめておきます。貴重な音源がリブラボにあったので、それをみんなに聞いてもらいたいと思ってます。
六角精児バンド
六角精児バンドは実は僕が運営してるホームワークレコードでCDもリリースしており、セカンドアルバムはなんとリブラボで録音したのです。六角さんとは多分12.3年くらいのお付き合いだと思いますが、役者としてはベテランですが、バンドとしてはまだまだ伸びしろのある素晴らしい素材なんです。まあ、僕が言わなくてもみなさんの方が気づいてるでしょうが。素晴らしい仲間に出会えて一緒に音遊びをしているのです。ライブも最高おもしろいよ!
柏木広樹&光田健一"二人旅"
光田さんはソロやハモカンそして"二人旅”でしょっちゅうリブラボに来てくださって、本当に嬉しい出会いになりました。そしてこの柏木光田のお二人とは僕も同世代だということと、我が社のカリスマデザイナー南一夫(デザイン科)の東京芸術大学の同窓生ということもあり、なんとなく、おお通りの向こう側の学舎で学んでたのかと妙に親近感を持っているのです。もちろん、演奏も運びも素晴らしく、いつもびっくりするくらい頭の中がスッキリするいいライブをリブラボの箱いっぱいに鳴らしてくれるのです。
THE Sakishima meeting
下地勇と新良幸人、二人のユニット。本当素晴らしい。
お二人とも出会いはビギンを通してだと思う。
下地くんはBEGINのギター島袋優くんがプロデュースしていたことで知ったのだと思う。何しろすごい宮古島の言葉でラテンテイストの音楽を奏でていて驚いた。リクオさんと一緒にやっていた「HOBO CONNECTION IN 沖縄編」では仲井戸麗市チャボさんを沖縄に無理やり連れて行きたいのと、下地君の音楽に出会わせたくて企画したのを覚えています。
幸人さんとは2004年のうたの日コンサートにバンバンも呼んでいただいて、楽屋袖でBEGINの栄昇君に「あの人、世界で初めて三線にストラップつけて歌った人なんだよ」と。ロックな心の人なんだなと思った。何度もお会いしてたんだけどもお互いシャイなとこがあって、ゆっくり話ができなかったんですが、俺は佐藤ゆうこさんとの「浄夜」を世界各地に持って回って聞いていると言ったら、やっと打ち解けた。こないだ石垣行った時には飲めない俺のためにコーラを持って来てくれた。
リブラボで行われたライブの中でも非常に印象に残っている一つです。
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