・『蔵の22神像』とは
(15番目に描かれた“ひしゃくの神像”)
(糸巻き機、バケツ、火鉢の神像、部分。)
閲覧いただきありがとうございます、今回のプロジェクトを立ち上げました画家の香川大介と申します。
まずはこの度出版を目指す『蔵の22神像』についての話をさせていただこうと思います。
2011年より参加している、長野県大町市にある木崎湖を中心としたエリアで夏期、現在も継続して開催されている『信濃の国 原始感覚美術祭』において制作された壁画作品となります。参加2年目となる2012年より毎夏約2か月、のべにして約8か月間の滞在制作により、2015年7月に完成しました。
この美術祭を通して出会ったYさんの存在が始まりでした。Yさんは湖の周辺に田畑を持つ、合鴨農法による米農家さんです。冬季は同じくこの地方の米を使った酒造りのため酒蔵に入ります。私はこのYさんの穏やかながら力強く地に足のついた物腰や、その生活のあり方に惹かれ、時にお酒をまじえ対話を重ねる中展示制作の場としてYさんのもつ蔵を提供していただきました。
(2011年度の制作)
今でもよく覚えていますが、初めて蔵に入った時の印象はとにかく物が多いの一言。それもそのはず、蔵自体の築年数は約100年ながら、母屋に至っては江戸時代後期に建てられたそうで300年近い歴史があります。歴代の住人たちの遺した物や、Yさん家族の持ち物、そして今も現役で使われている農具達はシーズン以外はこの蔵に収められその量だけでも大変なものです。
何はともあれ掃除だという事で、制作初年となった2012年は掃除と制作に向けた準備だけで2週間を費やしました。蔵の壁面が見えないほどうず高く積まれた物達、当然片づけるだけではどうしようもできないため、不用品は処分する方向でYさんに確認をとりながらの作業です。しかし元来物を捨てられない性分のYさんをその都度悩ませることになり、その困った表情が後々の制作方針に大きな影響を与えることとなります。
(徐々に片付いていく)
かくして汗と埃で真っ黒になりながらも蔵の掃除が終わりました。蔵は2階構造になっているので、整理整頓を駆使し山のようだった物達をなんとか1階部分に収め、2階を完全に空にします。数十年ぶりに風の通った蔵の中はとても築100年とは思えないほど綺麗な梁と土壁を見せてくれました。
この蔵で何を創るのか、何をすべきか。そう長い時間をかけず自然と私の中に構想がわいてきます。掃除と片づけ作業の中でみつけたたくさんの物や道具達、Yさんの困った表情からその一つ一つに想いが宿っている事が伝わりました。物に宿る想いを形にしたい。日本には古来より“八百万(やおよろず)の神様”という考えがあります。神様だから大切にするのか、大切にした故の神様なのか、それはわかりませんが、八百万もいるならその中に私の思い描く神様がちょっとばかしいてもいいじゃないか。そんな事を思ったら、蔵の2階には柱に挟まれた壁面が22面ありました。8000000の中から、この蔵に眠る22の神様を探し出し描き現す。そんな試みを始めたのですが、その後4年にわたるとは思いもせず、ただ毎年の夏の風物詩としてこの蔵に来ること・Yさんのつくるお酒を楽しみに制作は続きました。
・出版に向けた想い
(最初の1面、“お椀の神像”。この神像にはモチーフになった“物”が様々な形で組み込まれている。)
漠然とした構想の中始まった制作でしたが、時間を重ねる中で徐々に私の中にも変化が現れました。制作は大体7月を中心とした2か月間ほどで、外は暑いはずですが蔵の中は構造上温度の変化が少なく快適な温度が保たれていました。加えて分厚い土壁のおかげで、扉を閉じれば外の音もほとんど聞こえません。静寂の中壁面に向かいながら、おのずとこの蔵の事や道具・物についての様々な事を考えることになりました。
(制作2年目、この年は新たに7面が完成した。)
私がモチーフとして選んだ物達は、茶碗や壺、縄、火鉢に金槌などなど、Yさんが米農家さんであることからお米にまつわる物が多いですが、共通して言えるのはそれが生活に根ざした物だという事です。その多くは生活必需品であり、生活必需品ということはほぼ毎日使いますので自然と壊れたりほころんだりします。その都度直されたり補強されたり、それがその物達の一種の個性となっています。なんとなく選んだつもりでしたが選んだ理由は後になってわかりました。今は使われなくなった物も、大事にされてきたであろう、使い込まれてきたであろう痕跡が、初めて見る私にも不思議と“愛着”として感じられるのでした。私はその愛着を元に選んだように思います。
制作自体においては、そのままそれを描き込むわけではないためじっと見つめ続けるような事はないのですが、8か月の間傍らにたくさんの物達を並べ、その歴史や持ち主との関係性に想いを馳せるうち、いつしかこの物達が単なる物質以上の対話すべき存在へと変わってきたのです。そしてそれはこの蔵にあった物達が特別なわけではなく、私たちが日常で接するあらゆる物達にも同じことが言えます。
(制作3年目。この年は新たに6面が完成する。)
(制作4年目。角にあった物置を取り壊し、20・21・22面目の壁に紙を貼る。松本で生産された楮紙で、紙の特性を生かしながら細かく何層も張り合わせる昔ながらの技法“袋貼り”を施す。この技法により凹凸のある土壁に平らな画面を作り出す。)
中でも、『本』は、わかりやすい存在です。
誰しもお気に入りの本というものが少なからずあると思います。しかし小説にしろ写真集にしろ形は変われどこれらはほぼ全て紙とインクで構成された物達です。ならば“お気に入り”が生まれる理由とは、やはりそこに作った人の想いが宿っているからではないでしょうか。紙質からサイズ・色合いの細部に至るまで、本に込められた想いとの対話の中でいつしかそれは大切なものに変わります。
2015年に完成した『蔵の22神像』最後の1面は“本の神像”となりました。読書家のYさんの本が蔵にたくさん積まれていました。
制作の終わった今、この蔵は本来の姿に戻りごく限られた期間以外は通常の用途に戻りました。私はこの制作を通して、改めて“物を大切にする心”について考えています。
そしてまた、その事を思うきっかけになるかもしれない、誰かにとってのお気に入りの一冊になれるような、そんな本を作りたいと願いこのプロジェクトを立ち上げました。
・大量消費社会から個人がつくりだす社会へ
物を大切にしたいとは言え、現代の大量生産大量消費の時代においてはその考え方自体に多種多様の方向性があると思います。直すより新しく買ったほうが安いし早い、これは経済的に物質的に豊かになった今当然たどり着く答えです。ならば日本独特だといわれるもったいないの精神はどうでしょうか?当然この精神は何より素晴らしく、私自身も使えるものは廃材でも何でも長く使い続けることが一番だと思っています。しかし、もったいないからと言って何でもかんでも捨てずにため込み続けていても、それはそれでどこかに不具合が起きます。私自身無知な事ばかりですが、こうすればあちらの人が困る、ああすればこっちの人たちが困るといった複雑なバランス構造に関してはなんとも言えません。現代はとても極端です、「これがダメならああするべきだ」「昔は良かった、現代のハイテクを捨てアナログに戻そう」など、両極端に揺れながら落ち着きません。大量消費のためにはまず大量生産する必要があります、そのための需要を作り出します、そうして元を辿り続けていくと空虚な現実が残ります。
だからこの社会は悪か、と言われれば果たしてそうでしょうか。大量生産するために発達した技術は悪でしょうか。そこに生まれる様々な現実はすべて悪でしょうか。人が関わる以上、やはりそこには様々な想いがあります。私は18年前、初めて一人暮らしを始めた時に100円均一で買った雪平鍋を今でもほぼ毎日愛用しています。薄くてすぐに壊れそうなのに気がつけばこんなに経っていました。穴でもあかない限りこのままずっと使い続けるでしょうしもはや家族の一員のような気もしています。今悪いと思われていることの中にもいくつもの良い面があります、逆に今良しとされているものの中に潜む落とし穴に気づくことができるでしょうか。とても難しい問題ですが、もっとシンプルに考えることはできます。
どうしたら物を大切にできるのか。
この物に溢れた現代において、そう思う時はいつか。
その一つの答えを、私は『つくる』行為そのものだと考えます。
今はお茶碗も100円出せば手に入りますが、自ら土を練って焼いたものと比べてみたらどうでしょうか。
手間も時間もお金もかかりますが、その後の愛着という点では言うまでもないことでしょう。
さらにシンプルにしてしまうと、もはや『つくることは楽しい』の一言です。
私は画家ですが、絵に限らず何かを作る時、それが木工でも陶芸でも料理でも何かを作っている時間が何よりの楽しみとなっています。もちろん考え方は人それぞれであり、大量に生産されるようになったことで多くの人に喜ばれる物達もたくさんあります。しかしこの大量消費社会の中、自らの手で自らのお気に入りを作り出す人も少しずつ増えてきていませんか?
私はこの『つくることは楽しい』は誰しもが生まれ持つものだと思っています。
物に溢れ忘れてしまっただけなのかもしれません。
・現在の活動
さて、出版についての話に戻します。2015年には完成したのになぜ2年も経った今出版を企画するのか、そのタイミングについてです。
まだ制作の半ばであった2014年の秋、栃木県日光市の二社一寺そばにあるとある古民家と出会いました。築100年ほどでしたがかなりしっかりした造りの平屋で、その佇まいに加え庭も含めた申し分のない広さに移住を決め、私たち夫婦はここで『創造活動を主軸とした生活』を始める事にしたのです。
大きく分けると、生活の場の他に小ギャラリー・工房兼個人美術館となるスペース・そして陶芸やテキスタイル等(私も含め)作家さんの作品や雑貨を扱う店舗スペースになります。2014年の冬から解体工事をはじめ、翌2015年夏には水道工事も終わり最低限のライフラインが整ったため移住。その後も工事は続き、2017年3月の今現在全体予定工事の70%ほどが完了しています。3年目に突入しながらもまだまだやる事は多いのですが、ようやくこの6月に店舗部分のオープンが決まり、今もその準備におわれています。『蔵の22神像』は制作のかなり早い段階から画集出版の構想が生まれましたが、気がつくと同時に進行していたこの古民家再生工事に結びつき、いつしか店舗オープンに合わせた出版が目標になっていました、そしてその時期がいよいよ近づいてきます。
(まだまだ続く作業)
工事は『創造活動を主軸とした生活』の通り、基本は自分達で工事しています。もちろん素人がゼロから始められる規模ではないため、設計士や建築家、大工の友人達プロの指導とアドバイスを受けながらのもとの工事です。その他水道工事や電気工事はプロの手に委ねながら、できる限りのことは自分達でやってきました。解体工事、床張り、生コンによる土間打ち、屋根修理と塗り直し、壁造りに漆喰塗りといった大まかな工事は終わり、今は棚や細かい木工作業に入っています。先の見えない作業に苦しむ時期もありましたが、やはりその全てを含め楽しい作業だと言えます。
現代住宅は家そのものの耐久性というより、現代人のライフスタイルに合わせた結果寿命が短くなっていると聞きます。これは地震大国である日本においてはむしろ好都合なのかもしれません。しかし数十年数百年単位で建ち続ける日本古来の建築があることもまた事実です。
私はどうやら新しいものを得るより、古いものを使って新しくものを作ることが好きなようです。母屋の工事が終わった後には、庭に今建っている倉庫を改装・増築し陶芸小屋と木工小屋を、そして畑も作る予定です。
私たちは今回出版を目指す画集や店舗『吉見屋』で扱う作品、そしてこの家での生活そのものを通し、『つくることは楽しい』と感じて頂けるような場所になれる事を願っています。
・これまでの活動
今回のテーマに沿ったいくつかの活動も紹介しておきます。
①2012年夏~秋にかけ新潟市で開催されていた芸術祭に市民プログラムとして参加、選挙看板や取り壊された住宅廃材、廃品類をフル活用し、水力・風力・ソーラー発電を使った自然エネルギー公園をつくりました。市内保育園となりの敷地で、ボランティアで参加してくださった多くの方々や子どもたちと共に、廃材が再生される様子やつくる事の楽しさをわかちあう制作となりました。
(選挙看板は風車の羽に)
②2014年10月、かつて足尾銅山で栄えたエリアで開催された芸術祭において立体作品を展示。銅山にまつわる神様として、鍛冶の神像を制作しました。使用した材料は、かつての長屋跡からでた廃材です。ただ廃材を使うだけでなく、その素材の歴史や長屋に住んでいたであろう人々の暮らしを思い馳せる事で、作品の方向が自ずと決まってくる。そう気づかされた貴重な制作でした。
③そして、昨年2016年12月には汐留パークホテル東京企画AIHにて、『縄文ルーム』を制作させていただきました。“日本を感じる時空間”というテーマの元、私が選んだのは『縄文』でした。縄文式土器の、実用性以上の装飾や形状を見る限り、存分にものづくりの楽しさを享受していた時代だったのではないかと思います。ものづくりの国と表現される日本ですが、その精神は数千年前の私たちの祖先から引き継いだものかもしれません。
これからも様々な形での制作を続けていければと思います。
・具体的な画集の構成
(製本イメージ)
予定している内容
タイトル 『蔵の22神像』(英字タイトルも添えるか未定)
総ページ数95P前後(カラー80P モノクロ15P)
作品全容・詳細の他、制作過程の紹介や寄稿文。
カバー付きA4変形サイズ
本体価格 3500円前後
“大切な一冊”になれるよう、質の高い製本を目指しています。今のところ一冊の価格を¥3500前後に設定しておりますので、 リターン選択時の目安にしていただければと思います。
作品と実際にモチーフとなった物や道具など含め写真家の本郷毅史氏により撮影されました。また、初年度の大掃除や片づけ、下準備の作業は本郷氏と共に行ったこともあり、掲載予定の制作風景や蔵のうつり変わりの様子などその多くが氏の撮影となります。
また作者と長年の親交があり、4年にわたる制作を見守ってきた存在として、作家の田口ランディさんからの寄稿が決定しています。より内容が深まることになると思い、感謝と共にとても楽しみなページです。
(縄文ルームと“縄文友の会”会長、田口ランディさん。)
また現在予定している販売経路上、ISBN/JANコード(バーコード)の取得が必要となります。
出版後は吉見屋店舗やネット通販の他、長野県や都内数か所での販売を予定しています。
・資金用途
今回ご支援をお願いしたい額を以下の内容とさせて頂きます。
(既に作品の撮影は終了)
デザイン・出版にかかる費用 ¥1050000
ISBN/JANコード取得費用 ¥32400
打ち合わせ等にかかる交通費(日光↔東京 日光↔名古屋の場合有)
・その他雑費 ¥67600
出版のための協力謝礼制作や、リターン制作にかかる費用(額代など含む) ¥50000
うち、自己資金¥200000を差し引いた額として
合計 ¥1000000
・リターン内容
完成した画集と共に、原画作品、壁画などのオーダーメイド制作を用意いたしました。
原画はA4サイズ前後を中心に、特殊素材の作品・大型作品以外は基本額装されたものになります。また、壁画制作は過去にレストランやカフェ、バー、個人宅、ホテル客室内等様々な場所で展開してきました。今のところそれぞれが集客に効果があったり、生活に変化が起こったりと好評を頂いております。短期間でもかなり熱量のこもった制作を心掛けていますので、この機会に是非ご検討ください。
画集に署名をご希望される場合は作品同様のものを落款入りで書かせていただきます。
15,000円以上のご支援を頂いた方には、画集巻末にスペシャルサンクスとしてお名前を記載させていただきます(とくに必要ない場合、NGの場合は掲載しません。)。リターン発送時期は出版が遅れた場合も考慮し、便宜上9月以降とさせていただきますが、出版納品が済み次第リターン作品等と合わせ速やかに発送させていただきます。(オーダー制作や壁画制作の場合は、前もって画集のみ送らせていただきます。)
また、全てのリターンに作者からの礼状を添えさせていただきます。
3,000円 画集1冊+ポストカード集(5枚)
6,000円 画集1冊+ポストカード集+22神像中の1作品のレプリカ(約A4サイズ額装込)
9,000円 画集3冊
15,000円 画集1冊+原画(額装込)5名
18,000円 画集1冊+おまかせ原画(A4サイズ 単色 額装込)
20,000円 画集1冊+原画(額装込)4名
30,000円 画集1冊+原画(額装込)3名
30,000円 画集1冊+おまかせ原画(B4サイズ カラー 額装込)
50,000円 画集1冊+原画(額装込)2名
80,000円 画集2冊+原画(原画のみ)1名
100,000円 画集2冊+原画(パネル貼り原画のみ)1名
100,000円 画集2冊+オーダー制作
(B3サイズのオリジナル神像、もしくはオーダー制作とさせていただきます。額装込)
140,000円 画集3冊+原画(額装、もしくは木枠込)2名
200,000円 画集3冊+原画(原画のみ)1名
200,000円 画集3冊+原画(自作のシンプルな額装込)1名
※以下の壁画制作に関しては画材や壁面の状態、環境により大きく異なります。下記の期間や面積は大まかな基準となりますので、ご希望があった場合メッセージを頂いた後に打ち合わせをさせていただきます。離島や極端な遠方を除き原則現地までの交通費等を含みます。)
250,000円 画集3冊+壁画制作(~5m幅 1週間目安)
500,000円 画集3冊+壁画制作(~10m幅 2週間目安)
1,000,000円 画集5冊+壁画制作(~20m幅 1ヶ月目安)
※参考画像
(6000円リターン、レプリカ額装例 精巧な和紙プリントを予定しています。)
(15000円原画、額装例)
(20000円原画、額装例)
※壁画参考画像
公式facebookページにも多くの壁画作品が掲載されています。
(飲食店内壁画 下地作業有 彩色 幅約3m /制作6日)
(インド小学校教室内壁画 彩色 幅約20m アシスタント有 /制作2週間)
(ホテル客室内・浴室壁画 彩色 土器土偶制作込 幅約12m /制作1ヶ月)
(飲食店内壁画百鬼夜行図 単色 幅約30m /制作5週間)
最後に
(完成した『蔵の22神像』)
長らくご覧いただき感謝致します。
今回準備をすすめるにあたって自分自身も改めて考えを深めることが多くありました。つくることの楽しさを知ることで、ものを大切にする心を育むことができるのではないか。そう考えてきましたが、そこに宿る想いはそれだけにとどまらず、いずれはものを介し人と人とを繋ぐ大きな力になるのではと思います。蔵での制作を通し、Yさんをはじめ多くの方々と繋がりを持つこととなりました。そして今また、この出版へ向けたプロジェクトの中で新たな繋がりを頂ければ幸いです。御興味持たれた方、賛同いただける方がいらっしゃいましたら是非ともご協力をお願い致します。またご支援には至らずとも、何かご質問やメッセージなどいただければまた嬉しく思います。
ご支援を糧に出版に向け頑張っていこうと思います。期間中より出版に至るまで、定期的な状況報告も続けていきますので、そちらもあわせて宜しくお願い致します。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
2017年3月 香川大介
最新の活動報告
もっと見る販売開始。発送のご報告。
2017/08/15 15:38いよいよ本日発売となりました。今後は自店舗吉見屋・吉見屋でのネット受付他数か所での販売を開始いたしますが、詳しくは後日ブログなどでも案内致します。 ようやく準備の整ったリターン作品達です、本日発送となり明日~明後日には各地にお届けできると思っております。 期間後半でも告知しましたが、支援者全員へのお礼として今回色々試行錯誤した結果、小さな版画作品を添付させていただきました。使用した道具は昔懐かしい『謄写版』。通称ガリ版印刷ですが昔は小学校の教室などでも見られたそうです、昔懐かしいと書きながら僕の子供の頃には既に見なくなった古い印刷機械ですが、ネットオークションで安く仕入れた謄写版機材を手直しして使用可能な状態に。 ガリガリといくつか試作しながら、この手法は細かく描き広げるよりはシンプルな線の方が向いているようです。 というわけでこの作品に落ち着きました。 ささやかですが、初めての版画作品となりますのでどうぞ宜しくお願い致します。それでは、今しばらくお待ちください! もっと見る
納品されました。
2017/08/15 15:05長らく待ちに待った『蔵の22神像』が納品されました。応援してくださった皆様、製本に携わっていただいた皆様には感謝しきれません。 これからファンディングリターン分や諸々の準備をすすめていきます。リターンに添付する画集には全て作品同様のサインを書き込んでいきますが、これもかなりの作業です。 発送まで今しばらくお待ちください! もっと見る
ご無沙汰しております、経過報告。大詰めです。
2017/07/14 13:28前回の報告からしばらく経ってしまいました、お久しぶりです。前回6月中の納品と書いていましたが、こちらの段取りがスムーズにいかず遅れてしまっております(-_-;)。 現在まだ入稿まで至ってはいませんが、もう間もなくという段階、来週には入稿され印刷に進むと思われます。今現在の納品予定日は8月上旬となり、お待ちいただいている皆様には大変申し訳ございませんがいましばらくお待ちくださいませ。 しかし納期が延びたおかげでリターン作品の準備は着々と進み、この調子ですとほぼすべての方にリターン原画も添えて発送することができそうです。 また、以前ご支援くださった皆様にはリターン作品の内容(カラー・モノクロお任せ原画の内容、レプリカ作品のラフ画への変更可能案内など。)についてお伺いしていましたが、今現在応答のないものに関しては、とくに希望なしという事で制作をすすめさせていただいております。どうかご了承ください。 6月には無事お店『吉見屋』をオープンすることができました。生活に創作する楽しさを添えられますよう、少しずつですが充実した店づくりを目指していきます。今回出版される「蔵の22神像」がお店に並ぶ日を待ち遠しく思っています。 香川大介 もっと見る
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