2020/06/07 12:26

文庫屋「大関」の田中萌子です。
気づけば、もう本日がクラウドファンディングの最終日となりました。

皆さまのご支援のお陰様をもちまして、目標の1500%までの達成度まで到達しました。
実のところ、目標に決めていた100万円は達成できるかな…とは思っておりましたが、ここまでのご支援額になるとは思っていなかったため、一同とても驚いております。

心より、感謝の気持と御礼をお伝えしたいと思います。
ありがとうございました!!!


工房は、まだまだ時短勤務の日々ですが…

皆さまからご支援頂いた、1500万円分の製作を5月、6月、7月と作りながら、7月~8月にかけてお納めするべく、製作に取り組んでおります。


現在、本社ではいつも文庫屋「大関」が販売している「普通の在庫商品」が、過去にないほどストック中なので…当面は、普通の在庫の品物を職人たちが作れない状況です。

このクラウドファンディングのお仕事を頂けなければ、もうお仕事がなくなってしまっていたね…と、心から仕事を頂けたことに、一同感謝しております。


こちらは、リターンの根付を製作している様子です。
小さな革なので、お財布と同じ柄の密度にはならないので、いつもの文庫革以上に色を加えて可愛くなるように職人たちが塗って・塗って・塗っております♡

▼根付の革に色を足して可愛くしています


いつも販売しないカラーリングで、見ていてとても楽しいですよ♫


お名前を刻印するネームタグは、このクラウドファンディングの為に大急ぎで、試行錯誤して仕様を決め込んだアイテムです。
沢山お申し込み頂いたので、彩色をどんどん進めております!

▼グロッシーハートのネームタグの彩色の様子

ネームの箔押しは「一発勝負」でプレスするので、職人たちは、プレスの練習や、押し位置の
調整に余念なく試行錯誤しております。

そして、この度「数量限定」でご用意していた彩色体験。
実際に、どんなふうにお出迎えやテーブルのセットをするといいのかな?と、職人たちはシュミレーションをしました。

彩色仕事をしたことのない販売のスタッフが、実際に体験をしてみて
「難しい…思ったよりできない汗」などとつぶやきながら、プルプル震えた筆さばきで塗ってみたり(笑)

皆さまに工房へお越しいただいて、彩色体験して頂けるのを楽しみに、お送りするチケットのデザインなども進めております!

そして、本日はもう一つお知らせがあります。

Instagramなどですでにお知らせをさせて頂いておりましたが、またCAMPFIREさんの場をお借りして、第2弾のクラウドファンディング開催を準備しております。

早々に第2弾を行わせて頂く理由は、大きく2つあります。


まず1つ目ですが、今回初めてのプロジェクトの実施で、『追加リターン』などのご対応が行き渡らない結果となってしまい、多くの方々からのご相談、ご要望にお応えできませんでした。そのため、皆さまからリクエスト頂いたアイテムなどの選択肢を増やして、再度プロジェクトの実施をしたいと思っております。

そして2つ目には、職人たちのお仕事が足りない現状が、変わりない…ということです。
全体の販売量が伸びないため、在庫製作もできない現状です。なので、また「受注製作」のお仕事をいただきたく、開催させてください。


この様な時節に、これだけ多くの方々の優しいお気持ちに触れることができ、とても貴重な経験、貴重な心境を体験させていただきました。
皆さまにおかれましても心が穏やかでない時期であったと思います。
そして身近な方がコロナに罹患された方々に於かれては、実質的な疲労や消耗があったことと思います。

そんな最中にも、こうして応援頂けたことに、心の底から感謝しております。

おかげさまで、浅草店、銀座店も営業を再開することができました。
いつか、お店で「クラウドファンディングの限定色なの!」と、みなさまのお手元の品を見せて頂ける日がくることも楽しみです。

職人たちが、心を込めて作ったリターンはお約束の時期にお届けできるように、社内で取り組んで参ります。楽しみにお待ち下さい。


あと11時間と終了が迫りまして、お礼を言い切るにはまだお時間が早めですが、ありがとうございました!