2021/01/29 17:36

前回の活動報告

研究開発型だと古いデータとか整理が結構大変な時もあります。

トラネキサム酸の成分の紹介をしましたが、せっかくなのでシミができる仕組みについてもお伝えしようと思いましたが、

いざ、「仕組みの化学式の図」を…どこにしまったっけ?

ということも当社では少なくありません。(お恥ずかしいことに)


良くわからない化学式だと思いますが、

シミというのは突然シミの物質がぽんっと出来るわけではなく、

シミの元となる物質(Tyrosine)ができて→それが酵素活性や酸化で化学変化起こして→という何段階にも渡る反応を経てメラニンというものになる、のです。


データ整理していて、ふと思い出したのが、一般の方ではその辺を実感というか理解していて、シミの形が変わっていくことや色の変化というものを観察しながら美白製品と付き合いますが

なぜか企業の方で「新商品採用の方では美白商品だから、塗ったらすぐ落ちるかと思いました」とおっしゃっていたことを思い出しました。

汚れではないので、塗ったらすぐ落ちるという美白はないですね。

ちなみに、美白の成分は色々ありますが、その化学式の変化をどこで抑えるかということで

性質の違いがあります。

色が濃くなっていく酵素の活性を抑えるものや、シミの元を作りにくくするものなど。


美白に興味がある方はその成分がどういうアプローチをしているか、ということを知ると

商品選びとお肌の状態がマッチするかもしれませんね。

メラニン細胞


ちなみに画像は水素の医学系研究の論文の数です。世界中で研究され、今では1500報以上とも。こちらも整理が追いつかないですが、頑張ります!