高松MONSTERとの出会いはとある対バンイベントだった。ライブ終了後店長の賢太郎さんがその日のライブのことを異常なほどに褒めてくれてそこから交流が始まった。
当時僕らは全国色んなところで自分たちのイベントをやりたいと思っていた。しかし、いきなり有料のイベントを行ってもまだまだ無名の僕らのイベントにはきてくれる人は少ないのではないかと考え、一人でも多くの人に見てもらいたい僕らはたとえ赤字であっても一度無料でイベントを開こうと結論を出した。
高松でもライブをしたいと考えた僕らは早速賢太郎さんにご連絡したのだが、事情を親身に聞いてくださり、とても心が楽になったことを覚えている。
ほどなくして無料イベントを開催させていただけた。
その後MONSTERで有料のワンマンイベントが決まったのだが、チケットの売れが芳しくなかったので自分が単身高松にチケットを売りにきた時も、賢太郎さんはどうせだったらとその日MONSTERで開催されていたDJイベントに自分を参加させていただいたり、自分がMONSTERでのライブ終わり単身福岡にチケットを売りにいく時もビールを持たしてくださったり、賢太郎さんがパーソナリティのラジオで僕らの曲をオープニング曲にしていただいたりなど、賢太郎さんはその他細かいところでも非常に愛情をくださったお方であった。
中でも驚きつつも非常に嬉しかったのが、MONSTERでもやらせていただいたワンマンツアーのファイナルは地元の大阪で行われたのだが、そのツアーファイナルの前日のリハーサル中に電話が来て誰かと思ったら賢太郎さんだった。「明日いくけ!頑張ってな!」
わざわざ遠くから僕らのライブを見に来てくれる店長がどこにいるだろうか?
まだまだいただいた恩は話きれていないし、自分は自分の気持ちを伝えるのが、ただただ苦手だがつまり何が言いたいかっていうと、こんな良い人が営業されてるあんなにも素晴らしいライブハウスが絶対になくなってほしくない。
まだMONSTERでライブしてないバンドは是非一度MONSTERでライブをしてほしいと心から思う。
そして僕らはこれからも高松に来たらずっとMONSTERを使わせていただきたいと思ってる。
そのためには肉眼で見えないようなあんなちんけなやつらに負けちゃいけない。
絶対に生き抜いてまたあの最高のステージでヤバいライブして、来てくれたお客さんとMONSTERを笑顔にしたい。
僕らも他のバンドも必ずそうしてくれる。
その未来のためにもMONSTERの未来のためにも
どうか少しでもご支援いただけたら幸いです。
心よりよろしくお願いいたします。
ReVision of Sence Ba. 上村