4月15日に公開致しました『GRASSROOTS存続プロジェクト~LAST NIGHT A DJ BAR GRASSROOTS SAVED MY LIFE~』もいよいよ残り2日、15日(金)の23:59までと相成りました。
皆さまの“篤い”を超えた“ド熱い”ご支援のお陰で、当初の予算を大きく上回るご支援頂きましたことにまずは御礼申し上げます。
思えば、自分がGRASSROOTSに足を踏み入れたのは、荻窪に住んでた頃なんで、多分開店1、2年目かと思います。
自分が当時のテクノシーンにちょっと疲れた頃、ふらふらっと引き寄せられ、ハコ番の光君のDJにやられ、そこに集う奇妙な人達の暖かさに触れ、いつしかそこで自分もDJをやるようになっていました。
一時期自分が廻りから浮いていて、自分のやりたい事が周囲に理解されず、もうDJ辞めようかと思うような時に、オーナーのQさんはしっかり聴いてくれて、今日のプレイ良かったって褒めてくれたのをずっと覚えています。
それから幾年月、最早自分にとって実家のような存在になったGRASSROOTSに襲い掛かった新型コロナウイルスの猛威と、都からの休業要請に伴う店舗休業。
よけいなお節介かと思い、若干躊躇しましたが、GRASSROOTSが無くなる事を想像すると居ても立っても居られず、Qさんを説得してのクラウドファンディング開始といった流れになりました。
皆さまからのご支援と熱いメッセージを見るにつけ、自分にとってGRASSROOTSが特別な場所であるように、皆さまにとってもGRASSROOTSは特別な場所であり、それぞれグラスとの物語があるんだなと感じ、胸が熱くなるのを禁じ得ませんでした。
現在GRASSROOTSは休業中ですが、Qさんは毎日店に出て、22年間出来なかった念願の大掃除に精を出してるそうです。
とにかく22年で山のように集まった書籍、レコード、CD、ビデオ、DVD、その他のお宝を、日中Qさんが居る時はドアを開けて解放した店舗に萬屋の如く陳列しているとの事です。
すると、今まで気にはなっていたけど、店には入った事のなかった人達が興味を持って入って来る事もあるそうで、コロナ禍の中、22年目にしてまさかの新しい展開があるかもとの事(笑)
さて、残すところあと2日です!
新型コロナウイルスの収束もまだ見えませんが、仮に収束のフェイズに入ったとしても、この業種の営業再開はいつになるか分かりません。
何卒、今一度お力添えの程、よろしくお願い致します!!
KEIHIN(Prowler)