6/7に落成式を終え、6/10から月・水・金のみひっそりとオープンすることにしました「あらば食堂」。
コロナの影響を考慮して、テイクアウトのみの営業から始めています。
まったくの初めての試み、元々は、テイクアウトは想定していない事業でしたが、この状況下では出来ることをやるしかないと進めることにしました。
そして、6/10、オープンしてみるとまさかのオープンと同時に40食が即完売!
その後もお陰様でご好評頂き、順調に販売を進めております。
外食の習慣があまりない年配の方が多い地域、しかも今は平日のみ、地元での販売は難しいかと考えていたので、配達も必要かと考えていましたが、毎日ご購入くださるお客様やわざわざ秋名まで足を運んで下さるお客様もいらっしゃったり、応援してくださる多くのお客様、そして献身的に取り組んでくれる”おっかん”達のおかげで前に進めています。
お品書きも毎回、試行錯誤しながら内容を変えていますが、その時の旬と暮らしぶりを感じられるようなものをお届けしたいと思って、おっかん達とメニュー検討をしています。
一緒に厨房に入っていて特に驚くのが、丁寧に丁寧にイリコで出汁をとり、酒、醤油、ザラメを中心とした本当にシンプルな味付けで、手間暇かけたシマの家庭料理。
かつてシマの食卓ではこんな風に作られていたのかととても勉強になります。
この厨房にいるだけで、食文化の継承に繋がっているのです。
本来、こういったシマの暮らしぶりを感じられるおっかんの手料理をお店で食べて頂きたいと思って計画を立てていたのですが、これから、コロナの状況を見ながら、店内飲食の出来るだけ早い時期の立ち上げも視野におっかん達とともに引き続き頑張ります!