こんにちは。
『美観堂』の髙羽です。
GW明けの2日間、おつかれさまでした。
コロナの影響で自宅でお仕事をしてらっしゃる方も多いと思いますが、みなさんリモートワークスペースって、どうしてますか?
『美観堂』が現在休業中ということもあり、僕も自宅で仕事をすることがほとんどなのですが、最近少しずつ、自宅を良くしていこうと頑張っています。
ちなみに僕は、会社が借りている美観地区のはずれにある古民家の一軒家に一人暮らしをしています。
会社まで徒歩5分。外に出れば美観地区の町並み。
ええ、最高です。
こちらが僕の自宅の仕事机(Colemanのアウトドアテーブルです)。
そうです、生花です。
ガーベラと、カーネーションと、ライラックです。
僕は今までの人生27年間、好きな女性や家族、友達には贈ったことはありますが、自分に生花を買ったことは一度たりともありませんでした。
そんな27歳独身古民家一軒家ひとり暮らし男の僕が、自宅時間が長すぎて、とうとう生花に手を出しました。
いや、めっちゃいいですね...花って。豊か。
そんな、今までより少し豊かになった仕事机から、今日も美観地区の素敵なお店をご紹介していきます。
今日は、『美観堂』のお隣さんで、かつ姉妹店の『ゲストハウス&カフェ 有鄰庵』です。
スタッフの集合写真は決まって『有鄰庵』の前で撮ります。
昼間はカフェ、夜はゲストハウスと、2つの顔を持ってる『有鄰庵』。
ボリュームが大きくなりそうなので、今日と明日の2本立てでご紹介しようと思います。
今日は、誕生の経緯と、カフェについて。
はじまりは、まだゲストハウスが倉敷になかった2011年
『有鄰庵』の創業は、2011年。
私たち『株式会社有鄰』が運営するお店の中でも1番最初にできたお店です。
当時は、ゲストハウスというタイプの宿がまだ世の中にあまりなかったそう。
そんな中、前代表の『中村功芳』さんが、屋久島でとあるゲストハウスに宿泊し、その居心地の良さとサービスに感動。
「こんな素敵な宿があったのか、倉敷にも作りたい!」
その衝撃的な出会いが『有鄰庵』のスタートでした。
日本のゲストハウスはまだまだ歴史が浅いですが、『有鄰庵』は岡山のゲストハウスの中で、実は結構な古参なんです。
今では、夜のゲストハウスだけでなく、お昼はカフェをしています。
行列ができるカフェの表と裏、見せちゃいます(表)
現在は『有鄰庵』も休業中ですが、普段はありがたいことに、平日休日関係なく、行列ができます。
メニューにはなるべく地元の食材を使い、美観地区に来てくださる世界中のお客さんに喜んでいただくのと同時に、地元の生産者さんにも貢献できることを目指しています。
看板メニューは2つ。
『たまごかけごはん』と『しあわせプリン』です。
まずは『たまごかけごはん』。
お米は映画『奇跡のリンゴ』でも知られる『木村秋則』さんの「木村式自然栽培」で育てられた岡山県産の朝日米。
卵は黄身レベルと餌にもこだわった倉敷産の卵。
お醤油は創業150年の地元のお醤油屋さんとコラボした、有鄰庵オリジナルの黄ニラしょうゆ。
ごはんと卵はおかわり自由で、天かすやふりかけもあるので、いろんな味を楽しんでいただけます。
これが、まじでうまいんです。
弊社のスタッフは、たまごかけごはんを自由に食べることができるんですが、個人的には「これなかなかの福利厚生やで」と思っています。
そう思うくらい美味しいんです。
もう1つの看板メニューがこの『しあわせプリン』。
「食べてから2週間後に倉敷や有鄰庵での楽しかった記憶を思い出すと、幸せなことが起こる」というエピソードが、SNSを中心に話題になり、すっかり倉敷名物になりました。
もちろん味のほうも大好評です。
ほどよい甘さが絶妙で、10個くらいはぺろりといけちゃいます。
(これは僕の場合ですので、普通の人は3つくらいだと思います)
姉妹店『はれもけも』で店長をしているパティシエ『ちゃい』さんが考案したオリジナルのレシピで、毎日専用のキッチンで作っています。
他にも、瀬戸内産の新鮮な鯛をつかった『鯛のおひつごはんランチ』や。
岡山県北部の新見産の猪肉を使った『猪肉のしゃぶしゃぶ丼ランチ』といった、数量限定のランチメニューもあります。
こちらは、岡山の蒜山ジャージー牛乳を使った、濃厚な『パンナコッタ』。
『しあわせプリン』と同じく、パンダの顔は、スタッフが毎日手描きしています。
岡山といえば、の桃ジュースは、岡山県の女性ガラス作家さんが一つ一つ手作りで作っている『ももじりグラス』に入れてご提供しています。
姉妹店スタッフの僕が言うのもなんですが、「そりゃ行列もできるわ」と思ってしまうくらい、どれも納得の美味しさです。
行列ができるカフェの表と裏、見せちゃいます(裏)
「『有鄰庵』で働くのは、スポーツよ」
『有鄰庵』のスタッフの言葉です。笑
開店から閉店まで行列が途絶えないこともしょっちゅうある『有鄰庵』の舞台裏は本当に大忙し。
スタッフ同士の声掛けや連携プレイは、見ていて感動すらします。
そんな大忙しの『有鄰庵』でのお仕事は、10時から忙しなく開店準備を行ったあと、11時の開店前に朝礼を行うのが日課。
各スタッフの持ち場の発表。
その日の来客のスケジュールや、天気予報。
美観地区にどれくらいの人混みが予想されるのか。
その日の売上目標や各スタッフが気をつけること、意気込み。
「美観地区への旅行」というお客様が楽しみにしていた行事の中にある「有鄰庵での食事や休憩」という時間を、少しでもいいものにするために。
こんなことをスタッフみんなで共有します。
そして、朝礼の最後はいつもスタッフひとりひとりとハグをして「よろしくおねがいします」と伝えて、お店をオープンします。
毎日当たり前のように見ていたこの光景をもう1ヵ月近く見ていないのか〜。
と記事を書きながら少しさみしい気持ちになりました。笑
カフェのスタッフが忙しなく超テキパキと働いている姿を見られる日が本当に待ち遠しいです。
ぜひみなさん、コロナが落ち着いたら、岡山の楽しい食を味わいに遊びにいらっしゃってください。
そして、笑顔で接客しているスタッフを見て「裏ではみんなスポーツくらい頑張ってるんだなぁ」と思ってあげてください。笑
リターンは行列のできるお醤油です
今回のクラウドファンディングのリターンは、『有鄰庵』でもメニューに使っているオリジナルのお醤油2本セットです。
お醤油の製造にご協力頂いているのは、『とら醤油株式会社』さん。
150年以上の歴史をもつ、老舗の醤油醸造所です。
まずは『黄ニラしょうゆ』。
岡山県特産の高級野菜・黄ニラをふんだんに使った、贅沢なお醤油です。
「黄ニラ」とは名前の通り、目に鮮やかな黄色のニラ。
甘い香りと独特の風味をもつお野菜です。
明治初期から栽培されている岡山県の代表的な特産品で、生産量は日本一!
現在ではお料理に彩りを添える高級食材として、全国に流通しています。
おすすめの食べ方は、なんといってもたまごかけごはんは絶品&王道です。
食欲をそそる黄ニラの風味とだしの旨味が混ざり合う、ちょっぴり甘めなこのお醤油は、たまごかけごはん以外にも色々使えます。
・刺身醤油の代わりに
・ひややっこに
・野菜炒めの味付け
・餃子のたれとして
・お鍋の味付けとして
色々なお料理に合わせて、ぜひお楽しみください!
もう1本は『燻製だししょうゆ』です。
もともとは、有鄰庵の夏限定のつめたい麺のメニューに使うめんつゆとして考案したもの。
「もっと多くの方に味わってもらいたい!」という想いから、商品化しました。
だしは100%かつお節で、燻製は100%桜チップで。
化学調味料は使っていません。
だから、旨味と薫りが違います。
普段のおかずが燻製のかおりでガラっと変わる、万能調味料です。
使い方としては、まず、卵料理との相性は抜群です。
あとは、めんつゆとして、うどんやそばに使っていただくのはもちろん、オリーブオイルやバターともとても合うので、パスタにもおすすめです。
「燻製」と聞くと、「スモークチーズ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
おつまみ好きな方には、このお醤油をチーズにたらすだけで病みつきになること間違いなしですよ。
ご自宅用にはもちろんですが、とても高級感のあるパッケージなので、父の日など、ちょっとしたギフトにも最適です。
ぜひ、美観地区の行列の味をご自宅で味わってみてください。
今回のクラウドファンディングのページから、美観地区への支援のリターンとしてご購入いただけます。
明日のお知らせ
明日は今日の続き、ゲストハウスとしての『有鄰庵』をご紹介します。
「えんをひろげる古民家」をコンセプトに年間60,000人以上の旅人をお迎えしている『ゲストハウス 有鄰庵』。
ゲストさんの間に交流を生むためのちょっと変わった慣習や、今までに行ったイベントなどをご紹介する予定です。
ぜひ、明日もご覧ください。
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