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「地球にやさしい」をデザインするキャンプチェア「chair1987」

自然と親しむことができる「キャンプ」。大好きなこの活動を未来へ残していくため「地球にやさしく」「かっこよく」「長くずっと使える」キャンプチェアを開発しました。大切にずっと愛せるキャンプチェア「chair1987」を皆様にお届けする為にご支援ください!

現在の支援総額

2,119,000

211%

目標金額は1,000,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/04に募集を開始し、 44人の支援により 2,119,000円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

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「地球にやさしい」をデザインするキャンプチェア「chair1987」

現在の支援総額

2,119,000

211%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数44

このプロジェクトは、2020/07/04に募集を開始し、 44人の支援により 2,119,000円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

自然と親しむことができる「キャンプ」。大好きなこの活動を未来へ残していくため「地球にやさしく」「かっこよく」「長くずっと使える」キャンプチェアを開発しました。大切にずっと愛せるキャンプチェア「chair1987」を皆様にお届けする為にご支援ください!

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ご挨拶

はじめまして

株式会社Wildingoutの代表で

プロダクトデザインをしております寺島壮一と申します。

今回、キャンプ好きの私が、美しい自然やキャンプ文化を守るために新しいアウトドアギアブランドを立ち上げました。それが「Wildingout(ワイルディングアウト)」です。

私たちは「サスティナブルなアウトドアライフをデザインする」ことを目的にプロダクトを開発しております。

「サスティナブル」と言っても単純に「自然環境に良い」ということだけを目指しているのではありません。環境負荷の少ない素材や、倫理的に正しく調達された素材で、正当な労働で生産されたものづくりを目指しています。

今回その第一歩として、金具やプラスチックを一切使わない、布と木を組むだけでできる椅子を開発しましたので、ご紹介したいと思います。


プロダクトの紹介


組み立て式キャンプチェア「chair1987」

「chair1987」は洗練されたデザインとサスティナビリティを持ち合わせたキャンプチェアです。キャンプに行くときは、この椅子を家から持ち出して、アウトドアフィールドで最高のくつろぎ時間を味わうことができます。


「chair1987」の6つの特徴


1.「クラフトマンシップ」


 すべての椅子が家具職人による手作りで生産されています。自然に育てられた“木”をそのまま使っていることから、扱いが難しく職人でないと上手に扱えません。なぜなら”木”は生き物であり、反ったり、ねじれたり、節や割れがあったりします。それらを上手に扱い製品にすることは機械にはできないからです。


2.「上質な素材」

 この椅子の木の部分はすべて国産の「クリ」の木でできています。おいしい実をつける誰もが知っている木ですが、木材としてあまりなじみがないかもしれません。しかし「クリ」の木は白く美しい木目を持っており、一般的に家具に使用される「ナラ」や「ケヤキ」と並ぶ高級な木材として取引されています。

 また布には綿100%の帆布を、紐には日本の伝統的な真田紐を使用しています。どちらも天然素材でありながら、伸びにくく丈夫な素材です。


3.「木の特徴を生かした機能性」

 木部はすべて「クリ」の無垢材でできています。「クリ」は「ナラ」や「ケヤキ」などと同じくらい堅く丈夫な木でありながら、なおかつ軽いという特徴があります。「クリ」を使うことで、約3kgという圧倒的な軽さとインテリアとしての高級感を両立しています。また、収納サイズは約20cm×15cm×60cmとコンパクト、登山用のリュックに収納することも可能です。

「クリ」には「タンニン」といわれる成分が多く含まれているため、水に濡れても腐りにくいという特徴があります。高級家具としての風格を持ち合わせながらアウトドアで使うことを考えると、「クリ」は最適な木材です。


4.「デザイン性」

 この椅子はアウトドアだけでなく、インテリアとして室内でも使えるようにデザインされています。上質な木材と布だけでできていることから、温かみがあり、室内空間にもよく似合います。
 椅子の高さは、ローテーブルでの使用を意識して、キャンプ用のテーブルや、リビングのコーヒーテーブルにちょうどいい高さに設計されています。


 そして椅子として何よりも大事なことが「座り心地」。この椅子は人間工学に基づいて設計されています。ややゆったりとした座り心地は、焚火の前でくつろいだり、家でゆったりとコーヒーを飲むのに最適です。

 この椅子は、工具は不要で簡単に組み立て、分解できるようになっています。使わない時や持ち運びの際はコンパクトに収納でき、外に持ち出すことが可能です。

 身近にあるオイルやワックスなどを使用して、使い手自らがメンテナンスを行えるように、この椅子はあえて塗装していません。また塗装によりオリジナリティを出すこともできます。


5.「サスティナビリティ」


 素材はすべて自然に還るものを使用しました。万が一、椅子を山に忘れて帰っても、100%土に還ります。


金属やプラスチック、ポリエステルを使用しないことで、劣化に対する耐久性を持たせ、長持ちするようにしました。また、なるべく専用の部品を作らないようにシンプルにデザインすることで、壊れた部分を自分で直しながら長く使うことができます。そうして長く使うことでゴミの削減につながります。

 椅子の素材である「クリ」はすべて国産です。これは、不当な森林伐採や発展途上国の労働力によって生産された素材を使わないようにするためです。正当な対価が生産者に、そして価格以上の価値を消費者に届けます。


6.「安全性」

 「chair1987」は、アウトドアチェアとしては異例の日本工業規格「JIS S 1203家具-いす及びスツール-強度と耐久性の試験」を実施しています。厳しい強度試験により認められた数値ですので、耐荷重は100kgとしていますが、安心してお使いいただけます。

(*本試験結果は安全性を保証するものではありません)


製品仕様

〈椅子〉
組み立て時の大きさ 奥行・幅 約570mm
背もたれの高さ 約600mm
座面の高さ 310mm
素材 クリ天然木 帆布(綿100%) 真田紐(綿100%)
表面加工 無塗装

〈携帯用袋〉
素材 帆布 綿100%

【注意事項】

掲載している写真は、試作品です。製造の過程で細部の仕様変更がある可能性があります。
できる限り報告はいたしますが、予告なく変更することがあります。

また本製品は天然木を使用しています。木目や色に差があります。また小さな節があることもあります。以上のことをご理解ください。


支援金の使い道

リターン品「chair1987」の制作費となります


リターン

ご支援いただいた方には、本椅子「chair1987」1脚をお送りさせていただきます。


スケジュール

2020年7月:プロジェクト開始

2020年8月:プロジェクト終了後 製造開始 3か月程度を目安にリターン品を発送予定


最後に

本プロジェクトを最後まで見ていただきありがとうございます。
新型コロナウイルスによって、一時はこのプロジェクトもストップし、どうなることかと思いましたが、このように無事に再開、そして掲載することができ嬉しく思います。今回の新型コロナウイルスによりこれまでの日常生活が一変し、私はより一層「人類」や「自然」との関わり方について深く考えさせられました。ものづくりにおいても、人の関わりや自然と共存していくことの大切さを改めて実感しております。

人々のキャンプライフがより豊かになるよう、一つ一つ心を込めて制作していきますので、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

最新の活動報告

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  • 活動報告①

    2020/09/08 12:34

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • アフターフォローについてお問い合わせを多くいただいております。本文にアフターフォローについての記載がなく申し訳ありません。ここでご購入後のアフターフォローについてお答えさせていただきます。「”chair1987”のアフタフォローについて」”chair1987”は全ての部品がバラバラに分解可能な為、破損した部品を取り換えるだけで修理ができます。その修理用の部品をご購入いただいた方に向けて販売する予定でございます。価格や発売時期については現在検討中です。また、「長く、ずっと使って欲しい」というのがこの”chair1987”の根源にありますので、使い手自らが直せるようなサポート等(身近なものでの修理方法や座面の縫製図面等の公開など)も検討しております。塗装についても手順を示した動画等を作成する予定です。「ずっと使うために弊社ができること」は何でも行っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 もっと見る

  • 皆様こんにちは「地球にやさしい」をデザインするキャンプチェア「chair1987」のプロジェクトオーナーの寺島です。今日は”chair1987"が誕生するまでの経緯をお話ししようと思います。”chair1987" を作ろうと思ったのはちょうど一年前のこの時期でした。その時から、「金具やプラスチックは使わない」「軽量、コンパクト」「最悪の場合、焚火にできる」をコンセプトに設計していました。漠然としたイメージや構造から実物を作ってみることにしました。そこで、最初に出来上がったものがこちらです。構造を確認するためのモックアップ脚を貫という部品でつなぎ、布(写真では紐)で引っ張ることで椅子として成立する形を考えました。実験ではここに体重約90kgの人が、座ることができました。この構造をもとに細部の意匠を考えていくことになります。そして布で制作したものがこちらです。これが第一号のキャンプチェアですが、出来上がってみて本当に酷いと思いました(笑)怪物みたいに生えた肘置き、垂直に切り立った背もたれ、謎の前脚を固定しているプラスチックバックル。おまけに座ると前の貫が太ももにあたって痛いとクレーム続出!何もかも最悪でした。ただこの頃から肘置きの留め方など、”chair1987”でも共通する仕組みが出来上がってきています。そして、ここでの大失敗をもとにまた構造を考え直すことにしました。まず、太ももの痛みをなくす為にはどうすれば良いのかを考えました。問題は布を支えている部分にありました。座面の一番高いところが前の貫である為に、太ももに食い込むということが起きていたのです。そこで、座面を支える位置を正面からみて左右に置く構造を考えました。しかし、今のままの構造では座面が水平になり、座り心地の良い座面の角度が再現できません。なので、思い切って左右の貫を一本ずつ増やしました。こうすることで座面に角度をつけながらも、左右の貫が正面の貫より高くなり太ももに当たらなくなりました。その他にも座面の角度や幅も変更して、さらに背もたれは角度をつけられるような構造を考案。それに伴って後ろの貫も増やし、軽さと引き換えにより頑丈な椅子に。と、細かく話すとキリがないですが、約三か月後、ようやくできあがったものがこちらです。なんとなく”chair1987” に近づいてきました。ここでは構造的な問題はほとんどクリアして、座り心地も抜群いい良くなりました。あとは意匠的な問題と、金具やプラスチックを使用しないことです。この後、肘置きの高さ、角度、背もたれの高さなどを調節し、”chair1987” の特徴的な背ものたれの固定方法を取り入れたものがこちらです。ようやく”chair1987” の面影が出てきました。この後、布の縫製や座面の固定方法などを試行錯誤し、細かな変更をいくつか加え、皆様にお届けする”chair1987” の形になりました。今回はプロジェクト本文では中々書ききれなかったことをご報告させていただきました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。 もっと見る

コメント

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  1. 2020/07/25 20:50

    目標達成おめでとうございます。 楽しみに待っていますよ。


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