2017/05/14 02:42

今日は母の日。クラウドファンディング、最終日。

この一ヶ月、いろんな方のクラウドファンディングを見ながら、それぞれのプロジェクトを作られた方にとってパトロンって何だろう、私にとってパトロンって何だろう、とずっと考えてました

うちのチビさん、前の住まいの役場でも、テストを受けた際に見てくれた心理士さん小児科医さんからも、普通に大きな病院にかかった時も、熱海の役場でも、保育園からも、その他、知識のある子供の教育に関わっている友人数名からも、発達障害の可能性がかなり高い、と言われています。

私も、生まれて数ヶ月から、そうじゃないかな、と思って、たくさん本を読んでました。

来週末、凪の発達診断と、今後の対応方法の統一化に向けた動きが、たくさんの方の協力で進んでいます。

凪は、集中すると、他の子供達ができないような作業ができます。

集中すると、すごく精度の高いことを成し遂げます。

そして、とってもとっても気持ちの優しい、子供です。

でも、集団行動がとても苦手です。

自分で全て考えて動きたい彼にとって、意味もわからず誰かの言葉に従うことや、あるいは意味がわかっても誰かの言葉に従って動くことや、知りたいことを我慢することは、きっと、尋常じゃなく苦痛なんだと思っています。

「一昔前なら、ただのやんちゃな子だよ〜!発達障害なんて名前に振り回されずだよ〜!」と優しい方々は言ってくださいます。

それもまた、ありがたい。

でも、凪の発達障害に対して、動いてくださったり言葉をくださった方々の心の砕き方は、もう、私と同じ。

凪がどうしたら、もっと生きやすいか、もっと笑えるか、もっと楽しめるか、を、ただただ考えてくれている方々です。

私の、薬を使った治療は絶対嫌だという思いもくみながら、ちゃんと見て、感じてくださっていて、この子が笑えるようにと心を砕いてくださっていて、叱るべきときは叱ってくれ、凪の心にちゃんと寄り添おうとしてくださっている方々で、一人で育てている私にとっては、もう、ありがたくて仕方ない存在です。

気持ちに寄り添って、彼の成長を共に喜んでくださって、彼の苦しみを理解しようとしてくださって、それは、私の苦しさを半分持ってくれて、私の喜びを倍にしてくださる、もう本当に、ありがたくって仕方ない存在です。

あ、そうか、って、思いました。

パトロンって、それだ、と。

路地の奥にある縁側で、が、幸せそうであれば一緒に喜んでくれ、苦しそうになっていたら心配してくれ、きっと言いたくないような苦言も呈してくれ、これから先ずっと、共に成長を喜んでくれる、父や母のような存在。それが、パトロンなんだな、と。

まだ生まれる前の子供なのに、たくさんの、共に成長を喜んでくれるお父さんやお母さんに恵まれ、路地奥はすでに幸せな場所です。

みんな、本当に、本当に、ありがとう。

悩みに悩んだ一ヶ月でしたが、こういう結論に至り、クラウドファンディング、本当にやってよかった、と思う今があります。

みんな、本当にありがとう!!!!

この投稿読んで、

うわー、パトロンになんかなるんじゃなかった

と思った方がいませんように(笑)。



昨年の1月25日に、携帯で撮ったのに綺麗すぎる、大好きな熱海の海の写真を添えて

無事たどり着いた故郷滋賀より愛を込め


小口真世