このプロジェクトがスタートして22日
現時点で372名から合計3,003,560円のご支援を頂き、おかげさまで当初の目標金額である300万円を達成することができました!
ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます。
クラウドファンディングでの取り組みが初めてでしたので、準備も手探りで、スタートしてからもどのぐらいの方からご賛同頂けるのか不安でした。
この短期間でたくさんのご支援を頂けてとても心強いですし、これからも困難な状況が続いても介助犬の育成を続けていかないといけない!と改めて実感しました。
さて、今回のこのプロジェクトをするきっかけは、新型コロナウイルス感染症の蔓延により街頭募金ができなくなったことで、介助犬育成事業の運営継続が危ぶまれたことでした。
危機の程度に差はあるでしょうし、他団体の帳簿を見た訳ではないですが、街頭募金や寄付金による収入が減ることで運営が厳しくなっている事業者は、おそらく当会だけではないと思います。
国内には、盲導犬育成事業者は11法人、介助犬は26団体、聴導犬は21団体あります。
これらの盲導犬、介助犬、聴導犬の育成事業者のほとんどが、皆様からの寄付で運営が成り立っています。
新型コロナウイルス新規感染者数の減少により全国的に終息に向かっているとは言え、約3ヶ月にわたって様々な活動の自粛を余儀なくされ、影響は今後も続きます。
これから、秋冬に第二波、第三波と感染症の再拡大とそれによる自粛をせざるをえない状況が続くのであれば、この事業の運営の仕方を考え直さないといけない状況なのかもしれません。
そもそも何故この事業は寄付に頼らないといけないのか、プロジェクト本文に5月18日に追記させて頂きましたが、根本的な解決にも目を向けていかなければなりません。
行政がどのように関わっていくべきなのか。どうすれば、サービス受益者である介助犬ユーザーが安心・安定してサービスを受けられるようになるのか。これからは、育成事業者の運営努力だけでなく、介助犬ユーザーがこの事業の本質的な問題点を当事者の問題として捉える必要が出てきているのだと思います。
また、介助犬だけではありません。
当会以外にも、様々な分野のNPOが、様々な地域で、社会問題を解決しようと取り組んでいす。
中には収益事業で運営されているNPOもありますが、当会と同じように寄付に頼った運営をしているNPOもあります。
皆様のお近くでも、運営の継続が危ぶまれているNPOがあるかもしれません。
NPOをはじめとした社会貢献団体は、寄り添った活動をしている団体ほど、綱渡りの運営になりがちです。
多くのNPOが今回の「コロナ禍」を乗り越えて、また一歩より良い社会に進んでいけるように。
「いまできることをみんなで」の気持ちを忘れずに。
まずは自分たちの役割である「ユーザーのための介助犬育成事業」を続けていきます。
日々の事業を続けながら【NEXT GOAL】の達成に向けて、スタッフ一丸となって取り組みます。
これからも応援よろしくお願いします!!