皆様こんにちは。リンクトゥミャンマーでインターンをしております、伊藤洸太と申します。突然ですが、皆様は最近コンビニやファミレスには行かれましたか。私がよく訪れていたファミレスには多くの在日外国人の方々が働いていました。そのため、彼らの顔をいつの間にか覚えてしまい、店に行く度に、あぁまたいるな~頑張ってるな、とぼんやりと思っていました。しかし、そのファミレスも新型コロナウイルスの影響でしばらく休業となり、私も半年前からその店には行っていません。「いったい彼らはどうなったのだろうか」とぼんやり考えはしますが、彼らと関わりなく、赤の他人である私には想像することしかできません。そんな中、リンクトゥミャンマーでインターンを始めてから、新型コロナウイルスの影響により仕事を失った在日外国人が想像以上に多いことに気が付きました。ファミレスにいた彼らも同じような状況に陥っているかもしれません。当会には緊急事態宣言が解除されてからも、職を失った多くのミャンマー人が助けを求めに来ています。リンクトゥミャンマーのインターン生として、自分が出来ることはなにかを常に模索しながら、彼らの手助けに少しでもなれるよう日々活動しています。当会のクラウドファンディングも終了まで残り僅かとなりましたが、より多くの方々を救うために、皆様のお力が必要です。どうぞご支援のほどよろしくお願い致します。伊藤洸太
コロナウイルス の付いた活動報告
皆様こんにちは。先日、新型コロナウイルスの影響で雇止めにあった、ミャンマー西部ラカイン州出身の20代女性の方とともに新宿労働基準監督署へ同行支援をしました。労働基準監督署にて約1時間半にわたり相談をしていただきながら、企業あてに送る書類を作成いたしました。日本に暮らしているミャンマー人にとっては、こうした複雑な行政手続きを一人で行うのは大変難しいですし、特に日本語が流暢でないミャンマー人にとっては大きな壁です。生活が苦しくて行政の支援が必要なのに、こうした困難な手続きがあるために申請をあきらめてしまう方もいます。こうした方々が、こうした行政サービスを受けるための環境が十分に整ってない現状のなかで、当会が提供する支援は彼らにとって不可欠だと、今回のウイルスの混乱の中で一層感じております。こうした地道な支援を継続させるためにも、皆様の支援が必要です。どうかご支援にご協力ください。よろしくお願いいたします。
こんにちは。今回のプロジェクトは、7月25日現在までに、16名の方々から80000円のご支援を頂きました。ご協力ありがとうございます。新型コロナの影響で職を失ったり、雇い止めを受けたミャンマー人からの相談が今月も相次いでおり、アルバイトの面接同行や労働相談、転職相談、休業相談など多岐にわたる生活支援を提供しております。こうした支援を続けるためにも、皆様からの更なるご支援が必要です。引き続きご協力宜しくお願い致します。さて今回は、今回のプロジェクトを進めるにあたって、支援にご協力いただいた方々のメッセージをご紹介させていただきます。・支援者A様”ストレスの多い日本に住み、苦労して生活する中、更にコロナウィルスの問題が起きて、より苦しい日々を送られていると思いますが、希望は必ずありますので、笑みを忘れずに、”なんとかなる”と焦らずにお過ごしください。” ・支援者B様”ようやく日常にもどれるかなと思ったら、また、感染者が増え、不安な毎日ですね。遠く母国を離れ、ご自分のこと、ご家族のこと、どのくらい心配かと心が痛みます。まずは、ちゃんと食べて、寝られないと健康を保てません、笑えません。日本にいるミャンマーの皆様が、支えあって、この試練を乗り越えられるよう、祈っています。 ”・支援者C様”在住外国人の支援に関心があり、またミャンマーに行った経験があるので、陰ながら支援させて頂きました。応援しています。 ”皆様からの支援にスタッフ一同感謝をしております。引き続き今回のプロジェクトが成功に近づくよう、ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
こんにちは。リンクトゥミャンマーの押田です。先日なんと…!!あの国際交流シェアハウス『ASEAN HOUSE』 様から応援メッセージをいただきました!!以下応援メッセージです。”私たちもミャンマーでの原体験をきっかけに、外国人材と地域が共生できる社会を目指してASEAN HOUSEを創りました。手段は異なりますが、同じような課題を感じて定住支援等の活動をされているリンクトゥミャンマー様を応援しています。頑張って下さい!”信じられないくらいありがたい事です!!ありがとうございます!ASEAN HOUSEは「東南アジアから来て頂いている方々にプライベートだけでもせめていい思い出を持って帰って行って欲しい。日本に親友が出来たら、日本に大切な思い出ができたら、きっといい気持ちで祖国に帰ってくれるはず。」そんな想いから作られた、東南アジア人と日本人が同じ屋根の下で暮らす、国際交流シェアハウスです!(個人的に、とても住みたいな… お金ない…(;´д`)トホホ)月ベースでイベントも開催していて、居住者以外の方も参加できるという事なので、「東南アジアの人と友達になりたい!」「シェアハウスの雰囲気を知りたい!」「一緒に遊びたい!」という方ぜひ参加してみてはいかがでしょう!ASEAN HOUSE様のイベントや詳細は下記のFacebookからチェックしてみて下さい!<https://www.facebook.com/aseanhousejapan/> ちなみにCAMPFIREでクラウドファンディングも実施してるみたいなので、皆さまも応援してみてはいかがでしょうか!!<https://camp-fire.jp/projects/view/254719?fbclid=IwAR1pyNrGUN64h4WYxQFOalVTJjdK_oyxQ9jPpZiHK5g4uEWPEg66Gt-IiGo>日本に来る外国人の方々が安心してして暮らせるような社会づくりを進めていく団体として、リンクトゥミャンマーも、ミャンマー人支援を懸命に継続してまいります!引き続き、新型コロナミャンマー人緊急支援のクラウドファンディングにご協力宜しくお願い致します。
先日7月1日、以前から当会が支援を提供している在日ミャンマー人の方々に、新型コロナ禍の生活状況についてヒアリングを行いました。今回ヒアリングを行ったのは6人のミャンマー人の方々で、7人で1つの家をシェアして生活しています。彼らはミャンマー西部のラカイン州の出身で、長年続いている国軍と民族武装勢力との紛争で故郷を追われた難民です。 彼らは「難民申請者」であり、「難民認定者」ではありません。7人のうち6人が「資格外活動許可」というものを取得し、ほぼ毎日アルバイトをして日々生計を立てています。しかし、1人だけ入国管理局から「資格外活動許可」が認められず、働くことが許されていません。彼は同居している方々に支えられながら生活しています。皆さん、ほとんど休みなく働いているので、娯楽に費やせるとお金の余裕はありません。 そして、実際に新型コロナの影響で生活がどう変わったか質問してみました。 事務局員:「新型コロナの影響で生活は変化しましたか?そうだとしたら、どのように変化しましたか?」 ミャンマー人の方々:「コロナウイルスの影響で、掛け持ちしていたバイトのうち一つはなくなったけど、もう一つの職場では働けています。ここに住んでいる人ほとんどがそういう状況です。生活ができないわけではないが、ミャンマーに住む家族に仕送りするお金や貯金に回せるお金はないですね。ミャンマーもコロナの影響で、稼ぐのは厳しい状況だから、なるべく多く働きたいです。みんな仕事する気は満々だけど、この時期はどこも雇ってくれません。はやくコロナが終わってほしいけど、終わる見込みがないし、今働いているバイト先でシフトを減らされてるから、不安ですね」 しかし、それに加えて… ミャンマー人の方々:「だけどミャンマーに残って生活するよりは全然いいです。故郷を戦争で追われて、他の地域に避難しても仕事がないから生きていけない可能性が高いです。だけど日本は、戦争がない安全な国だし、ミャンマーに比べると仕事はいっぱいある。だけど、今は仕事が少ないから不安です…」 彼らの中には、ミャンマーに奥さんや子供、両親を残して、日本に渡ってきた方もいます。母国にいる家族の生活を支えるために送るお金を稼ぐことができません。しかも、今後の新型コロナがいつ収束するかわからないため、今働いている職場もどうなるのかもわからない状況で、彼らは大きな不安を抱えています。 アルバイトがない貴重な時間を割いて、事務局メンバーの押田と相談員のトン・アウン・キンのために豪華なラカイン料理まで用意して、温かく迎えてくれました。今回のヒアリングにご協力していただいた彼らに深い感謝を申し上げます。 当会はこうした方々を対象にアルバイト紹介や面接同行支援、ビザ申請支援などを提供し、彼らの生活をサポートしております。そして、現在実施しているクラウドファンディングで集めた支援金は、彼らの様に新型コロナの影響で生活に不安を抱えている在日ミャンマー人の支援役立てられます。彼らへの支援を継続するためにも、皆様からの更なるご支援が不可欠です。どうか当会のクラウドファンディングページから支援にご協力下さい。 クラウドファンページ⇒https://camp-fire.jp/projects/view/267781--------------------------------------------------------------------------------------------------~執筆者(押田)の感想~今回初めて、当会の支援対象者である在日ミャンマー人とお会いして、新型コロナ禍の生活状況についてお話を伺ったのですが、一番驚いたことは彼らの「温かい親切心」です。皆さん難民として日本に渡り、ほぼ毎日休まずアルバイトとして働いて、遊びに出かける時間とお金は限られています。毎日働いて稼いだお金は遠い祖国に住む愛する家族のために送り、家族を遠くから支えています。日本に渡ってきた後に子供が誕生して、まだ一度も直接子どもに会えていないという方もいました。こうした境遇にいるにも関わらず、私たちを自宅に招き、豪華な料理をご馳走し、自分の生活について赤裸々に語ってくれる彼らには頭が上がりません。そして、日本が難民認定数が先進国のなかでも少ないことで有名ですが、難民という立場に置かれている彼らも日本政府に対して憤りをあらわにする場面もありました。「なぜ、戦火から逃れてきた人々を積極的に受けいれないのか理解できない。政府の人々は外国人の人権なんてどうでもいいと考えている」と語っていました。彼らの話を聴いてみると、私も彼らの意見に同意せざるをえませんでしたし、難民の方々への対応について考えさせられました。今後も、彼らに寄り添いながら、NPOで働く自分がどう行動することで彼らの生活を守ることができるのか考えていく所存です。