2020/06/04 01:51

こんにちは。
ノエルのためにご支援してくださった皆さま、応援をしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
温かいメッセージもいただき、日々とても励まされています。
今日はノエルと出会った時のお話をさせてください。


ノエルと出会ったのは、昨年12月に我が家の先住猫ミント(♂3歳)の猫砂を買いに行ったペットショップです。

たまたま通りかかった通路沿いのケージの中に1匹の仔猫が見えました。
周りの子よりも少し大きかったので

『なかなか売れないのかな…』と感じました。


誕生日は2019年7月24日と書かれていました。
7月24日は17年前に亡くなった父の誕生日でした。

『はやく優しい飼い主さんが見つかるといいね…』
そう思いながら見ているとその子はゴロンと転がり、ケージ越しに私の手にすり寄って甘えてきました。


家に帰ってもその子のことが無性に気になりました。
次の週、その次の週とその子のことを確かめるためにお店に行きました。

その頃は2匹目の猫をお迎えする予定は全くありませんでした。




もう家族が見つかっていますように
もうお店にいませんように
そう願ってお店に行きましたが、その子はまだ同じ場所にいました。


『この子は、お母さんから離れてここに来るまでにどんな経験をしてきたのかな』
『このまま売れなかったらどうなるのだろう』
と、毎日その子のことばかり考えるようになりました。


今思えば、私はその子に初めて会った日から運命のようなものを感じていたのかもしれません。
父と同じ誕生日のこの子を幸せにしたい
と強く思うようになり、ついにその子を家に迎える決心をしました。
12月に出会ったので、フランス語のクリスマスという意味で『ノエル』と名付けました。


ノエルは少し体が弱かったのか、うちに来た翌日から下痢と嘔吐を繰り返し、それが治ったら今度はくしゃみ、鼻水、外耳炎、と病院通いの日々が続きました。

その後、体調が安定し、ミントと遊んだりケンカしたり、これからもっともっと楽しく賑やかな生活になるだろうと考えていた時に猫伝染性腹膜炎を発症しました。


私は、ペットショップで犬や猫を『商品』として販売することに少し抵抗がありました。
以前行ったペットショップで1歳のワンちゃんが売られているのを見たからです。
遊びたい盛りの仔犬が約1年もの長い期間を狭いケースの中で過ごしているなんて…とやるせない気持ちになりました。


そんな私がショップで買った仔猫の治療費のご支援を皆さまにお願いすることで、ご批判を受けるのではないか…と思いました。

そういった理由から出会いについてなかなかお伝え出来ずにいました。

ご不快に思われましたら本当に申し訳ありません。



ノエルと出会って5ヶ月半が経ち、
今、ノエルと一緒に闘病をしていて思うことは、

やっぱりノエルと出会ったのは運命だった!』ということです。

ノエルはFIPという大変な病気と闘うパートナーとしてうちの家族を選んでくれたんだと思います。
だから私は絶対にノエルを助けたいです。


お薬は順調に終わることができれば残り10日です。

ノエルの体調管理に気をつけて残りの期間がんばります!

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。