はじめに・ご挨拶
はじめまして。
昨年7月に産まれた雄猫(現在9ヶ月)のノエルと暮らしているミキと申します。ノエルは昨年12月に縁あって我が家にやってきました。
ウチでの生活が始まって3ヶ月たった今年3月。
家族にも慣れ、毎日たくさん食べて元気に育っていたノエルが猫伝染性腹膜炎(FIP)に罹患しました。
そして、突然の余命宣告を受けました。
弱っていくノエルのために何か出来る事がないか調べているうちに、FIPに有効な薬があることを知りました。
その薬は日本では未承認のため保険適応外です。
そして原則84日間続けて投与しなくてはなりません。
84日間の投薬を継続するにはかなりの費用がかかります。
ノエルのFIP治療のためにどうかご支援、ご協力をお願いします。
このプロジェクトで実現したいこと
◎病気を克服し、ノエルに1歳の誕生日を迎えさせてあげたい
FIPと告げられた日。
ノエルに残された時間は残りわずかなのだと知り絶望しました。
ノエルは時々お腹を壊すことがありましたが、それ以外は食欲旺盛で元気な子だったので、当然のように “これからずっと一緒にいられる” と考えていました。
…ウチに来たことで何かストレスがあってFIPを発症してしまったのかもしれない。
…なんでもっとたくさんノエルと遊んであげなかったのだろう。
…なんでもっと1日1日を大切にしなかったのだろう。
急速に症状が重くなるノエルに何もしてあげることが出来ず、最初はそんな事ばかり考えていました。
ですが、食べられないのに一生懸命食べようとするノエルの姿を見て、泣いたり後悔したりしている場合ではないと考え直しました。
“ノエルが残りの時間を出来るだけ楽に過ごせるように” という思いで情報をさがしました。
そんな時に、日本では承認されていない薬を使った治療で元気になっている猫さんがいる…という情報を得ることができました。
その薬は84日間(12週間)連続で投与します。
その後84日間の経過観察期間を経て、FIPの症状がなくなれば『寛解』ということになります。
84日間の投薬を無事に成し遂げ、寛解することが目標です。
そして同じ病気で苦しむ猫さんとご家族の希望になることができればと願っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
猫伝染性腹膜炎(FIP)は発症すると数日~数週間でほぼ100%死に至る非常に致死率の高い病気です。
FIPにはウエットタイプ(腹水や胸水がたまる)とドライタイプ(内蔵に肉芽腫ができる)があります。
ノエルは進行の早いウエットタイプです。
◇3月16日
軟便と山吹色の尿が出たことで病院を受診しました。
熱(39.7℃)があり、お腹をエコーで調べてもらうと腹水がたまっていました。
すぐに血液と腹水の採取、レントゲン、内臓のエコー検査をしていただきました。
FIPの可能性があるという説明を受けました。
この頃はごはんを食べることが出来ていたので、まさかそんな恐ろしい病気だとは思ってもいませんでした。
(ですが、その後FIPと確定されるまでの5日間で急激に弱っていきました)
◇3月18日
外注の検査結果を待っていられないほど急速にノエルの病状が悪化したので病院に行きました。
FIPの対症療法としてステロイド薬を使用することを提案して頂きました。
この日はまだ『FIPではないかもしれない』と少しの希望を持っていました。
◇3月21日
腹水の遺伝子検査の結果、FIP陽性であることが確定されました。
『採取した腹水から猫コロナウイルスが検出されたので、FIPを発症していると確定されました』と説明を受けました。
FIPではないかもしれない…というわずかな望みは消えました。
この日にはほとんど動かなくなり、水を飲む事も難しくなっていました。
◇3月22日
未承認薬での治療を開始しました。
治療開始から2日後の3月24日には、自分で歩いて水を飲みに行くことができました。
ノエルは小さな体で頑張っていました。
食べる量は少しずつ増えていき、投薬開始から2週間経つ頃には腹水で大きくなっていたお腹もすっきりしてきました。
◇このまま順調に回復していくことが出来れば6月13日に投薬が終了する予定です。(症状により投薬を延長することがあります)
◇投薬終了後は定期的に検査を続けながら、84日間の経過観察をする期間になります。
その間にFIP再発の兆候が見られると再度投薬することもあります。
新型コロナウイルスの影響で、昨年7月に開店した家族で経営する飲食店は現在営業を自粛しています。
今後いつ営業を再開できるかわからない不安な状況の中、病気の治療には想像以上の費用がかかることで悩みました。
ですが、日々元気になっているノエルを見ているとあの時あきらめなくて本当に良かった❕と感じます。
どうかノエルのFIP治療継続のため皆様のお力をお貸しください。
これまでの活動
3月16日の検査結果
◇ノエルは治療開始時はごはんが食べられない状態だったので5日分の未承認薬の注射液を処方していただきました。
注射薬の効果で食べられるようになったので、6日目から経口でのカプセル投与に移行しました。
◇薬の投薬量は体重と症状によって決まります。
ノエルの場合は(治療開始時の体重2.8kg)1日300mgのカプセル投与になります。
※100mgあたり2640円です。
※4月24日~体重が400g増え3.2㎏になったので、薬を350mgに増量しました。
※全期間の薬の購入にかかる費用は現在の体重と症状を考慮した試算でおよそ80万円です。
資金の使い道
支援していただいた資金はすべてノエルのFIP治療のための薬の購入費として大切に使わせていただきます。
こちらの「活動報告」で治療の経過と支出の明細をご報告致します。
リターンについて
心ばかりですが、感謝の気持ちをこめたメールやお手紙、ノエルのポストカード、缶バッジ、キーホルダー、マウスパッドなどのオリジナルグッズを制作してお送りします。
実施スケジュール
・3月16日 初診・検査
・3月21日 FIP確定
・3月22日 未承認薬での治療開始
・4月6日 投薬開始2週間目の検査
血液検査の結果は良好でした。
次回の検査は5月7日頃を予定しています。
・6月13日 投薬終了(予定)
その後84日間の経過観察(予定)
最後に
ここまでご覧いただいてありがとうございます。昨今の新型コロナウイルス感染拡大のため皆様大変な状況の中、このようなお願いをすることを心苦しく思っております。どうかお許しください。
ノエルは現在治療開始から37日が経過し、FIP発症前と同じように毎日たくさん食べて寝て元気に走り回っています。
この薬での治療を始めていなければ、今こうしてノエルと一緒にいることは叶わなかったと思います。
FIPという病気に罹ったことで、今まであたりまえに感じていた事は本当はとても幸せなことだったのだと気が付くことができました。
これからもずっとこの幸せそうな姿を見ていたいです。
温かいご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します。
本はAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします
コメント
もっと見る