はじめに・ご挨拶
こんにちは。CARINO代表の本間です。フェアトレードの素朴で美しい手づくり商品、企画、生産・販売をしております。
プロジェクトの内容
本体も手織りのシルク100%の素材に、とても細かい刺し子の刺繍を施した美しいスカーフです。
インドでは刺し子をカンタステッチといい、女性が家でよくやる作業の一つだそうです。
この品は手慣れた職人さんたちに作っていただいています。
フェアトレードについて
フェアトレードとは、直訳すると「公正な取引」という意味ですが、私たちは途上国や第三世界の国々の伝統的な手工業や、女性の生活の自立を支援するシステムの一つと捉えています。業務内容としては途上国や第三世界の生活が途上と思われる人々が作ったものを、公正な商取引で買い取り、販路の拡充を計り、取引を継続できるように手助けをします。そして、製品を作った人々が正当な賃金を受け取れるように現地の担当者とやり取りします。前述のことが可能になってくることにより、生産者のやる気を喚起し、生活の自立を促進することができたらいいと思っています。
多くの途上国や第三世界の国々では、女性が軽くあしらわれる傾向があり、さらに現金収入を得る全うな仕事が不足しています。
また、教育を受ける機会に恵まれていない生産者らは販路についての知識不足等や、仲買人の囲い込みにより、不当な賃金での労働を課せられる現状が多々あるようです。
このような現状を踏まえて、フェアトレード(公正な取引)で生産者の商品を購入して販売し、さらに販路を拡充することによって、生産者側にも正当性の高い取引に対する理解が深まります。
またこのような、収入の安定と雇用の創出に貢献し得るだけではなく、手工業製品である事から、環境にも不可が少なく、生産者の地元地域の文化を他国に広める(知らせる)機会もまた創出できるのではないかと思っています。
これまでの活動について
長年機械化された工業製品を扱ってきて最先端の工場を見ながら過ごして来ました。
そういった機械を使って作り出す製品は見た目も美しく、価格も抑えられ、消費者の方々には扱いも便利なのですが、手作りのものとは対局にあります。
私は工業製品も技術を追求した人間の努力の賜物であり、決して否定したくはありませんし、生活には不可欠なものだと思います。
ただ、その片隅に工業化されていない家内工業の製品や、生活に苦しい女性の自立を助ける団体が作る素朴な商品もひっそりと存在していて、それらはある人々のこころを少し、和ませる事ができるのかもしれません。
ただ、販売していかないと、続ける事も不可能になってしまうので、ひっそりとはしておりますが細く長く続けていけることを願って、今回は皆さんにご協力いただけたらという思いで参加いたしました。
今、世界規模で大変な事態がおこっておりますが、それでもどうにかして人間は今の生活のために活動を続けていかねばなりません。
私も淡々と(なるべく)落ち着いて、やれる事をこれからも続く限りは続けていくつもりです。
今回のプロジェクトで集まる資金の使い道
現地生産者を支援するフェアトレード事業を続ける為に、使わせていただきたいと思います。
リターンについて
今回おとどけするリターン商品は、
A) 本体も手織りのシルク100%の素材に、とても細かい刺し子の刺繍を施した美しいスカーフです。
時間をかけて一針一針丁寧に刺し子をしたスカーフの模様と色合いは芸術品のようです。
伝統的な柄を使いやすいサイズにアレンジしたスカーフです。
色はベーシックな生成りとブラックです。
ゴージャスなのでお呼ばれなどや、ちょっとしたお出かけのアクセントとして是非ご活用ください。
1)生成り 31cm×154cm
2)ブラック 31cm×154cm
B)こちらのジュエリーロールはシルクの生地のうえに、ジプシーの人たちが手刺繍したものです。
刺繍は伝統的な柄で、彼らの民族衣装などに採用されているものです。
色あいも柄いきもとても細かくて可愛らしい刺繍です。
内側には大きなポケットとその半分のポケット、ジュエリーを留めておくバーがあります。
ご旅行、外出の際に大切な物をまとめて収納してみてはいかがでしょうか。
在庫が少なくなりましたので、半額の3990円にてご提供致します。
サイズ
最後に
インドでは刺し子をカンタステッチといい、女性が家でよくやる作業の一つだそうです。
この品は手慣れた職人さんたちに作っていただいています。とても細かい刺繍の作業はとても時間がかかりますが、ゆったりとした時間のなか、丁寧に一針づつ進めて徐々に完成していく商品はひとつひとつが作品といっていいと思います。
しかし、素晴らしい手仕事の家内工業的に生産している人たちは、時とともに廃業していっています。
それは昔、世界一の絹の生産地であった日本と同じ道を辿っており、素晴らしい手工芸品が姿を消して行く様を見るのは言葉では言い表せない切ない気持ちになります。
生産者を支えるという考えよりも、芸術品のような手工芸品も存在する地球にしていかないと人間のイマジネーションはどんどん均一化され、やがて同じような工業製品ばかりの味気ない世界になってしまうかもしれません。
ある中国人のお客様がおっしゃいました。
私たちの地元の農家の台所はとても広い。なぜかというと、ある時期には作物が不作の家もあるから、その人たちのために豊作だった家は食事を多く作ってふるまうために広い台所が必要だと。
こんな時代だからこそ横のつながりを大切に、他人への思いやりを示していかないと私たちは滅びてしまうかもしれませんね。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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